でも結局オスとメスどっちが飼いやすいんだろう?
詳しく知りたーい!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- これから犬を飼いたいけど「オス」か「メス」か迷っている
- 自分には「オス」と「メス」どっちが合ってるか知りたい
- 「オス」と「メス」のオススメポイントを知りたい
文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
犬はオスとメスどっちが飼いやすいのかを徹底解説!
実はこの質問、私がペット業界にいてめちゃくちゃ聞かれることが多い質問なんです。
多くの方はこんなイメージを持たれていますね。
「イメージ的にメスが飼いやすそうだけど実際どうなの?」
「男の子はマーキングをするから大変そう…」
私はこれまで何千人のお客さんと話していますが、体感的に「メスの方が飼いやすい!」と思われている方が多い印象があります。
あなたも何となく「メスの方が飼いやすい」と思われているんではないでしょうか?
では、実際のところどうなんでしょうか?
早速、結論からお伝えします。
結論
オスもメスもそれぞれ飼いやすいところがある。あなたが「どう飼いたいか」でオスかメスを選べばいい!
ただ「性格」や「体の大きさ」は犬によって個体差がある!
犬初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
オスの飼いやすいポイント3選
まず初めにオスの飼いやすいポイントから解説していきます。
私が思うオスが飼いやすいポイントはこんな感じです。
オスが飼いやすいポイント3選
- 甘えん坊な子が多い
- 体が大きい子が多い
- 生理がない
順番に説明していきます!
オスの飼いやすいポイント①甘えん坊な子が多い
これは、いろんな飼い主さんから聞いてすごく思うのですが、男の子は甘えん坊な子が本当に多い印象があります。
例えばこんな感じです。
甘えん坊な仕草
- 常に飼い主にぴったりくっつく
- 自分から積極的に他人や他の犬に向かっていく
- 構ってあげないと嫉妬する
とくに感じるのは「飼い主さん大好き!」な子が多いですね。
「飼い主と一緒に布団で寝たり」「無理やり人の隙間に入り込んできたり」なども男の子の方が多いです。なんか可愛いですよね(笑)
では、甘えん坊だとなぜ飼いやすいのか?というと「飼い主の言うことを聞きやすいから」です。
なぜなら飼い主が大好きなので、飼い主が喜ぶことを何でもしたがっちゃうからですね。
ただ、ここで甘やかしすぎると「飼い主に過剰に依存」「トイレをわざと失敗する」などの行動につながるので、甘やかしすぎは気をつけるようにしましょう。
オスの飼いやすいポイント②体が大きい子が多い
「いやいや体が大きいと飼いにくいでしょ!」と思った方もいらっしゃると思いますが、実は必ずしもそうとは限りません。
体が大きいとこんな飼いやすさがあります。
体が大きいメリット
- 子供と遊びやすい
- ケガをしにくい
- 安心感がある
とくに「小さいお子さんがいらっしゃるご家庭」なら体が大きいワンちゃんは飼いやすいと言えます。
極端な話、体重が2Kgしかないワンちゃんと10Kgもあるワンちゃん、どっちが安心してお子さんと遊ばせられると思いますか?
おそらくほとんどの方が10Kgのワンちゃんと答えると思います。
さらに体が大きい方が骨格もガッチリしてる子が多いのでお母さんたちも比較的安心して見守れますよね。
ですので「体が大きい方が安心できる!」方はオスを選ぶのも1つの選択肢ですよ。
オスの飼いやすいポイント③生理がない
実はメスのワンちゃんにも、人と同じで「生理」があります。
逆にオスのワンちゃんには生理がないので、それが飼いやすくてオスを選ぶ方もいらっしゃいます。
ちなみに犬の生理はこんなことを気にする必要があります。
犬の生理のポイント
- 1年に1~2回ある
- 1回の生理は約1~2週間かかる
- 生理中は専用のパンツなどをつける
- 生理中はドッグランなどの公共の場に制限がかかる
生理中は何かと気にすることが多いのですがオスはそれが一切ありません。
しかも、生理は少なからず血が出てくるので、血に抵抗がある方は少し大変に感じるかもしれません。
ですので、「ちょっと大変そうだな…」と思う方は、オスの方が合っているかもしれませんね。
オスがオススメな人
以上から、個人的に私が思うオスがオススメな人はこんな人たちです。
オスがオススメな人
- 犬に積極的にかまって欲しい人
- 子供と思いっきり遊ばせたい人
-
生理のお世話が大変そうに感じる人
やはり、オスの方が愛情表現がわかりやすい子が多いので、「犬とのコミュニケーションを重視したい人」はオスの方が楽しく飼えるかもしれませんね。
また、お子さんと遊ばせるのも、オスの方が積極的な子が多いので「外で遊んだりアクティブにワンちゃんを飼いたい人」にもオスがいいと思います。
もちろん個体差はありますが、上記の特徴に当てはまった人はオスを検討してみるのがオススメですよ。
メスの飼いやすいポイント3選
では、続いて「メスの飼いやすいポイント」を解説していきます。
私が思うメスが飼いやすいポイントはこんな感じです。
メスが飼いやすいポイント3選
- 自立心がある子が多い
- 体が小さい子が多い
- マーキングをする子が少ない
順番に見ていきましょう!
メスの飼いやすいポイント①自立心がある子が多い
これも、たくさんのワンちゃんを見てきて思うのですが「本当に多いなー」と感じます。
ネコほどツンデレではないけど犬にしては、時々ちょっと距離感を感じることがあるかもしれません。
例えばこんな感じです。
自立心がある仕草
- お出迎えはしてくれるがすぐにどっかに行く
- おもちゃで一緒に遊んでもすぐヤメる
- 飼い主にベッタリというより程よい距離感で甘える
ちなみに、これを見て「ちょっと寂しいな…」って感じる方はオスの方が合ってるかもしれません。
逆に「これぐらいの距離感がちょうどいいな!」と思った方はメスがいいかもしれませんね!
ちなみになぜ、自立心があると飼いやすいのかと言うと「1人でいても気にしないから」です。
例えば「お留守番」「ホテルに預けるとき」など1人の時間を過ごすときに、飼い主がいなくても案外気にしなかったりします。
なので、もしお留守番などの機会が多いなら、メスの方がしつけをしやすかったりするので、メスを検討してみてもいいかもしれませんね。
メスの飼いやすいポイント②体が小さい子が多い
人間でもそうですが、犬も「オス」より「メス」の方が体が小さい傾向があります。
「体が小さくて飼いやすい」のは何となくイメージしやすいんではないでしょうか?
例えばですが極端な話、体重が10Kgのワンちゃんと体重が2Kgのワンちゃんなら、体重が2Kgの子の方が飼いやすそうですよね。
ちなみに、体が小さいことでこんな飼いやすいポイントがあります。
体が小さいメリット
- どこにでも連れていきやすい
- 子供でも扱いやすい
- 維持費がかかりにくい
とくに、私が飼いやすいと思うポイントは「どこにでも連れていきやすい」ことです。
なぜなら、ワンちゃんを飼ったら「外出をすることが一気に増えるから」です。
「お散歩」「病院」「トリミングサロン 」「ドッグラン」などいろいろありますが、その度に車に乗せたり抱っこをする機会も増えます。
その際に、10Kgの米俵よりも、2ℓのペットボトルの方が女性やお子さんでも抱っこしやすいですよね。
同じ犬種でここまで体重差が出ることはそんなにないですが体が小さい方が融通が効きやすいのは確かです。体の大きさを気にするならメスの方が飼いやすかったりしますよ。
メスの飼いやすいポイント③マーキングをする子が少ない
先ほど「メス」は生理があると解説しましたが、逆に「オス」はマーキングをする子が多いです。
ちなみに、マーキングはこんなことを気にする必要があります。
マーキングのポイント
- 家具や寝具を汚される
- 床や壁におしっこの匂いが染みつく
- マーキングのために外に行く必要がある
- マナーベルトをつける可能性がある
実際お客さんで多いのは「家の中でマーキングをされるのが絶対嫌です!」と言って「メス」を飼いたい方が多いですね。
確かに、飼い主さんにとって「マーキングを許せるか許せないか」は、結構大きなポイントになります。
必ずしもすべてのオスがマーキングをするわけではないですが「飼った後にマーキングがどうしても心配…」と言う方はメスの方が安心できるかもしれませんね。
ただ、気をつけて欲しいのが「メス」でもマーキングをする子がたまにいます。
割合で言ったら「メス」の方が少ないですが、「メス」だから「マーキングを必ずしない」わけではないので覚えておきましょう!
メスがオススメな人
以上のことから、私が思うメスがオススメな人はこんな人たちです。
メスがオススメな人
- 犬を程よい距離感で飼いたい人
- お世話のメインを女性や子供にしたい人
-
マーキングが絶対イヤな人
とくに「体が小さい」ことは、これからワンちゃんを10 年以上飼っていく上で非常に重要なポイントです。
犬が歳をとって介護が必要になることなど、将来を見据えて考えると体が小さい方が楽に感じることは圧倒的に多くなるはずですよ。
また、ワンちゃんに家の中でマーキングをされて「絶対イライラしてしまう!」と飼う前からわかっている人は、あらかじめ「メス」を飼うと決めておくといいです。
犬を飼った後に「こんなはずではなかった...」とならないためにどこまでマーキングを許せるかを考えておくのがオススメです。
性格や体の大きさは犬によって違う
ここまで「オスが飼いやすいポイント」と「メスが飼いやすいポイント」をお話ししてきましたが、これから犬を飼おうと思っているあなたに覚えておいて欲しいことがあります。
それは「性格や体の大きさに絶対はない」ことです。
例えば、こんなケースがあります。
犬それぞれの個性
- オスでも体が小さい
- オスでもツンデレな性格
- メスでもめちゃくちゃ甘えん坊な性格
- メスでもマーキングをする
犬も人と同じで、その子その子で必ず「個体差」があります。
あくまで、私がこれまで解説してきた内容は「こういう傾向があるんだな」ぐらいで覚えておいてください。
正直いうと「性格」や「体の大きさ」は飼育環境に影響されやすいものでもあります。
極端な話、飼い主さんの飼い方次第でワンちゃんを「飼い主に依存するぐらい甘えん坊」にも「体を大きく肥満にする」こともできます。
性格や体の大きさはワンちゃんの個体差によるところが大きいですが、飼い主さんの飼い方がいい意味でも悪い意味でもワンちゃんに影響を与えるということは忘れないでくださいね。
【現役ペットショップ店長解説】結局犬はオスとメスどっちが飼いやすいの?まとめ
今回のまとめはこちらです。
オスが飼いやすいポイント3選
- 甘えん坊な子が多い
- 体が大きい子が多い
- 生理がない
メスが飼いやすいポイント3選
- 自立心がある子が多い
- 体が小さい子が多い
- マーキングをする子が少ない
まとめ
- オスでもメスでも飼いやすいポイントがある
- 自分が「どう飼っていきたいか?」で性別を選ぶ
- 「性格」「体の大きさ」は個体差がある
私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!