でもお留守番のときは「ケージ」と「放し飼い」どっちがいいんだろう?
詳しく知りたーい!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
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文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
犬の留守番中はケージと放し飼いどっちがいいのかを徹底解説!
「犬の留守番」と聞くと、必ずといっていいほど出てくるのが「ケージ」か「放し飼い」問題です。
それぞれどっちがいいかの言い分が違いますが、主な意見はこんな感じですね。
「犬を留守番中ケージの中に入れるのはかわいそう」
「放し飼いは留守番中にもし何かあったときに心配」
どちらの主張も言いたいことはよくわかります。両方ともワンちゃんのためを思っての考えですよね。
私はこれまで何千人のお客さんと話していますが、やはり留守番が不安でワンちゃんを飼えないという方がかなりいらっしゃいました。
そんな方のために、今回はこれから犬を飼う人が悩まない留守番の方法を徹底解説していきます。
では、早速結論から言っちゃいましょう。
結論
留守番はケージの中がオススメ。
放し飼いの留守番でもいいが何が起きても犬の責任には絶対しない。
犬初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
「ケージ」と「サークル」の違い
「ケージ」の中で留守番をオススメする理由の前に「ケージ」がわからない方のために「ケージ」について簡単に説明しておくと、見た目はこんな感じのやつです。
似たようなものに「サークル」がありますがそれはこんな感じです。
違いは屋根の部分が囲まれているかどうかですね。
ただ「サークル」でも屋根付きの商品もありますし、屋根が別売で取り付けられるものもあるので、呼び方はそんなに気にしなくてもいいかなと思います。
「ケージ」の中で留守番をオススメする理由
個人的に私がケージの中で留守番をオススメする理由はこんな感じです。
ケージで留守番をオススメする理由
- 犬は狭い場所が落ち着く
- 家が排泄物で汚れるのを予防できる
- 事故やケガを予防できる
順番に見ていきましょう!
犬は狭い場所が落ち着く
これは、結構勘違いされている人が多い印象がありますね。
ときどき、こんな方がいらっしゃいます。
「犬を狭い場所に閉じ込めておくなんてかわいそうだ!」
「狭い場所に入れつづけるなんて虐待だ!」
ただ、実は犬の習性や本能の点から見ると犬は狭い場所の方が落ち着きます。
なぜなら、犬の祖先と言われているオオカミが狭い巣穴の中で生活していたため、その名残が犬にも残っているからですね。
ワンちゃんからしても、いつ敵が来るかわからない場所よりも、自分の周りが守られていた方が安心できますよね。
実際、隙間があれば潜り込んでくるワンちゃんは結構多いですし、広い場所よりも狭い場所を好む子の方が多かったりします。
例えば、いつの間にか家具と家具の隙間に入り込んでたり「そこで寝る!?」っていう狭い場所で寝てたりとかですね。(笑)
ワンちゃんの想定外の行動は見てて本当に面白いです。
ですので、まずは大前提として犬は狭い場所が落ち着くということを覚えておきましょう!
家が排泄物で汚れるのを予防できる
いきなりですが、あなたは家の中がワンちゃんの「ウンチ」「おしっこ」で汚れたらどんな気分でしょうか?
おそらく嬉しい人はいないでしょう。
「まあ、しょうがないか...」と割り切れても少なくとも気持ちがいい人はいないと思います。
正直、僕は絶対嫌です(笑)
しかし、当然ですがワンちゃんはお家にお迎えしたばかりの時は、どこで「トイレ」をすればいいかわかりません。
ですが、その状態でワンちゃんを放し飼いで留守番させたらどうでしょうか?
まだ犬を飼ってないあなたでも簡単に想像できますよね。
そうです。
家の中が「おしっこ」「ウンチ」だらけの地獄状態になっちゃいます。
とくに、子犬の場合は成犬に比べて「おしっこ」「ウンチ」をする回数も多いので、さらに悲惨な状態になってしまうでしょう。
ですので、ワンちゃんは「ケージ」の中に「トイレトレー」を置いて留守番させましょう。
そうすれば、家の中が排泄物だらけになることは、まずありません。
とくに、これはお家にお迎えしたばかりの子犬に効果的なので、ぜひやってみてください。
事故やケガを予防できる
正直、これが私があなたに1番「ケージ」の中で留守番をさせるオススメの理由です。
なぜなら「ケージ」の中の留守番は、放し飼いで留守番させている際のケガや事故のリスクをほぼ0にできるからです。
例えばこんなケースです。
予防できるケガや事故
- ソファーなどから降りた際に骨折する
- 床に落ちているものなどを誤飲する
- 地震が起きたときに落下物が犬に当たる
しかし、ときどきこんなことを言う方がいらっしゃいます。
「うちの子は絶対大丈夫だよ!」
「家は常にきれいだから問題ない!」
なぜか謎の自信を持っている方もいますが本当に何も起きない可能性は0%でしょうか?
留守番中はワンちゃんに何かあっても、飼い主がすぐに対応できない状況です。
もし、あなたが家に帰って愛犬が誤飲事故を起こしていたらどうでしょうか?
誤飲事故は、飲み込んだものによって最悪命を落とします。
もし、そうなった場合「ケージの中で留守番させてたらこんなことにならなかったのに...」と飼い主は必ず後悔するでしょう。
もちろん必ず何か事故が起きるわけではありません。むしろ何も起きない可能性の方が高いでしょう。
しかし、事故やケガに100%はありません。
とくに、子犬のうちは何もわかってないことが多いので、ケガや事故のリスクは成犬に比べて高いです。
ですので、そう言ったリスクを最小限にするため「ケージ」の中での留守番を検討して見てくださいね。
留守番中の「放し飼い」は絶対ダメではない
ここまで、留守番は「ケージ」の中がオススメという話をしてきました。
しかし、必ずしも放し飼いの留守番が絶対ダメなわけではありません。
実際に飼い主さんの中でも「留守番中は放し飼いにしてます!」っていう方も結構いらっしゃいます。
では、どんなワンちゃんが「放し飼い」で留守番をしているかというとこんな感じです。
放し飼いで留守番しているワンちゃん
- 放し飼いでもいたずらをしない
- 放し飼いでもトイレを失敗しない
- 放し飼いでもストレスを感じない
これを見てなんとなく想像がつく方もいらっしゃると思いますが、正直子犬で「放し飼いの留守番」をするのは難しいです。
個人的にも子犬での「放し飼いの留守番」はオススメしていません。
今紹介した犬が「いたずらをしない」「トイレを失敗しない」「ストレスを感じない」は、ある程度成犬になってから身につけるワンちゃんが多いです。
ちょっとイメージして欲しいのですが、あなたがお迎えしたばかりの生後2ヶ月の子犬を留守番中に放し飼いにしたらどうなると思いますか?
飼い主がいない不安をストレスに感じて、いたずらをしたり、トイレをあちこちにしている姿が想像できるんではないでしょうか?
ただ、それは全くおかしいことではありません。むしろ当たり前のことです。
なぜなら、子犬の時期は何もわからないので、トイレも失敗しますし、成犬の時と比べてストレスも感じやすいからです。
ですので、もしあなたが留守番中の「放し飼い」をしたいなら、子犬のときに家の環境に慣れさせ、ある程度しつけを覚えた成犬になってからにしましょう。
そうすれば、留守番中の「放し飼い」のリスクを最小限にできるので「放し飼い」をさせたい方は検討して見てください。
最終的にどちらに決めるかは飼い主自身
ここまで、留守番中は「ケージ」と「放し飼い」どっちがいいのかをお話ししてきました。
正直ここまで話を聞いても「どっちにしようか迷うな…」という方もいらっしゃると思います。
そんなあなたに絶対に覚えておいて欲しいことを最後お伝えします。
それは周りがなんと言おうと最終的に飼い方を決めるのは飼い主さん自身だということです。
なぜかというと、私がお客さんとお話ししているとこういう方がいらっしゃいます。
「近所の人が放し飼いがいいよって言うからそうした」
「昔おじいちゃんが放し飼いで飼っていたから放し飼いにした」
もちろん、近所の人もおじいちゃんも悪気があって言っているわけではないですし、実際にそれで上手く飼えてたのかもしれません。
しかし、あなたが実際に周りからオススメされた飼い方をして、しつけを失敗したり、愛犬が大きな事故にあってしまったらどうでしょうか?
あなたは他人の責任にしないと言いきれますか?
私は別の記事でも言っていますがどんな飼い方でも犬を飼う飼い主が責任を持って欲しいと思っています。
周りの飼い方や意見を参考にすることはとても大切なことですし、私もそこは賛成です。
しかし、全ての意見は鵜呑みにするべきではありません。
「自分がどうやってワンちゃんと過ごしたいのか?」
「自分がワンちゃんをどう育てていきたいのか?」
あなたがどのように犬を飼っていきたいのかを考えた上で、自分の飼い方を決めてください。
あなたが飼うワンちゃんは「近所の人が飼っていた犬」でもなく「おじいちゃんが飼っていた犬」でもありません。
「あなただけのワンちゃん」を飼うんです。
そしてその子は世界に1匹しかいません。
飼い方は自由ですが、あなたの愛犬にあった飼い方を見直してみてくださいね。
ちなみに、私が個人的におすすめな「犬用サークル」「犬用ケージ」を下の記事で紹介しているので、これから「犬用サークルを買おう」と思っている方は参考にしてみてくださいね!
犬の留守番中はケージと放し飼いどっちがいいの?まとめ
今回のポイントはこちらです。
まとめ
- 「ケージ」と「サークル」の違いはあいまい
- 個人的には「ケージ」の留守番がオススメ
- 「放し飼い」でもいいがリスクを把握して
- 犬の飼い方は自由だが犬や他人の責任にしない
- 愛犬にあった飼い方をしてあげて
私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!