
イヌを飼いたい気持ちはあるけど、気持ちだけで飼っていいのかな?
イヌを飼ってはいけない人の基準があれば分かりやすいのに...
誰か詳しく教えてー!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- これから初めてイヌを飼うことを検討している
- イヌを飼うことに自信がわかない
- イヌを飼ってはいけない人の特徴を知りたい
文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
イヌを飼うのをヤメた方がいい人の特徴を徹底解説!
私は9年以上ペット業界にいますが、ありがたいことに様々なお客様とお話をする機会があります。
その中には、これからの家族とワンちゃんの未来を真剣に考え、本気で悩んでいただく方がたくさんいらっしゃいました。私も、そのご家族の姿を見て安心してワンちゃんたちをお願いすることができました。
しかし、逆に「この人はイヌを飼うべきではないな…」と思ったこともたくさんありましたね。
ぶっちゃけ言ってしまうと「なんでその環境でイヌを飼えると思ったの?」とか「イヌを飼うことを舐めてるのかな?」とか思ってしまうこともありました。
しかも、そう言うお客様の話を聞いてくと、怖いことに無意識で悪気がなく本気でワンちゃんを飼えると思っているんです。だから、本人は自分で自分がイヌを飼っていいかどうかがわかっていないんです。
つまり、もしかしたらこの記事を見ているあなたも無意識のうちに「イヌを飼うべきではない人」になっているかもしれません。
そこで今回は、あなたが「イヌを飼うべきでない人の特徴」に当てはまっているかどうか、わかるように徹底的に解説していきます。
では、この後の内容がわかりやすいように早速結論をお伝えします。
結論
<イヌを飼うべきでない人の特徴>
- 経済的余裕がない人
- 自分中心の生活をしたい人
- 感情的になりやすい人
- 他責思考の人
- 未来を想像できない人
イヌ初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
特徴①経済的余裕がない人
正直、当たり前のことすぎて記事に入れようかどうか迷ったのですが、ワンちゃんをお迎えする上で最も大切なことなので解説していきます。
結論を言うと、経済的な余裕がない人はイヌを絶対に飼わないでください。
「そんな、当たり前のこと今更言われなくてもわかってるわ!」と言う声が聞こえてきそうですね。そうですよね。当たり前のことだと思いますよね。私も本当にそう思います。
ただ、そんな当たり前のことを無意識に気付けない方もいらっしゃるんです。
ですので、改めておさらいしていきたいと思います。
では、まずどれぐらいの経済的余裕があればいいか、結論から言うとペット保険会社アニコムさんの調査によると、ワンちゃんの1年間にかかる費用は約34万円と言うデータが出ています。つまり、月で約3万円の飼育費用がかかるということですね。
なので、この数字を見て「これなら全然大丈夫!」と思える人なら経済的余裕があると思うので、お迎えしてもいいかなと思います。
逆に、ほんのちょっとでも「えっ、こんな高いの…」「自分だと心配だな…」と思った方は、今ワンちゃんを飼うのをやめた方がいいでしょう。
ここで、お金に余裕がないのに無理をしてワンちゃんを飼ってしまうと、こんな未来が待っています。
お金がない未来
- 飼い主の精神的余裕がなくなる
- 飼い主の生活に支障が出る
- 犬にかけられるお金が少ない
- 病気の治療の選択肢がない
みてもらうとわかると思いますが、経済的な余裕がないと飼い主もワンちゃんも不幸になってしまうリスクが非常に高いんです。
「イヌを飼って幸せだ!」と思うのは最初だけで、お金がないことは時間が経つにつれてジワジワと毒のように影響が広がっていきます。
ワンちゃんは、あなたの生活を全部犠牲にしてまで飼うものではありません。まずは、あなたの生活が安定するのが第一です。
「経済的な余裕」はワンちゃんを飼う上で必須なので、必ず自分はワンちゃんを飼っていけるのかをチェックするようにしましょう。

※参考文献:2023最新版ペットにかける年間支出調査
特徴②自分中心の生活をしたい人
これもイヌを飼うのをやめた方がいい人ですね。
自分中心の生活をしたい人は、ワンちゃんを飼うとシンドく感じる場面が多いです。
例えばこんなケースですね。
イヌを飼うとシンドいケース
- 気軽に旅行に行けない
- 24時間家を空けられない
- イヌを飼える物件に限定される
- 部屋の家具などイヌ中心で構成される
- イヌの世話が日常生活に組み込まれる
これは、結構意見が分かれるんじゃないですかね。
自分の時間とお金を犠牲にしてまでワンちゃんを飼いたいかどうかは、価値観が分かれるところだと思います。
ちなみに、私は旅行が好きなので、ちょっとモヤっとするのですが、皆さんはどうですか?
ワンちゃんを飼うと、良くも悪くもイヌが中心の生活になります。そのため、あなたの日常生活のほとんどにワンちゃんが関わってきます。
なので、自分だけだと今まで当たり前にできていたことが、イヌを飼うとビックリするぐらいできなくなります。
つまり、わかりやすくいうと「自己犠牲」の精神がない人は、イヌを飼うとメッチャシンドいですね。
それに対してストレスを感じず「むしろ、世話が焼けてかわいいな!」と思える自分がイメージできるなら、ワンちゃんを飼うのに向いている人だと思います。
逆に「自分の生活を大きく変えたくない…」「犬との生活を想像すると胸がモヤモヤする…」と思った方は、イヌを飼うのはやめましょう。
何度でも言いますが、あくまで飼い主さんの生活が安定していることが、ワンちゃんを飼う上で大前提です。
イヌがいることで、あなたの生活が不安定になることが想像できるならイヌを飼うべきではないので、そこは理解しておきましょう。

特徴③感情的になりやすい人
これも、犬を飼うべきでない人の大きな特徴ですね。
私のイメージだと、女性に当てはまる方が多い印象があります。
感情的になっても自分をコントロールできる方ならいいのですが、私が恐れているのは「モノ」や「ヒト」に八つ当たりしてしまう人です。
「いやいや、私は絶対大丈夫!」「ヒトとイヌは違うから関係ないよ!」という方もいらっしゃると思います。しかし、こんな場合でも同じことが言えるでしょうか?
イヌを飼うとよくあるケース
- イヌがお気に入りの服を破く
- イヌが寝具の上でおしっこをする
- イヌが何度もおしっこを失敗する
- イヌが散歩で汚れた足で部屋を歩き回る
- イヌがうんちを踏んだ足で部屋を汚す
どうでしょう?
これらは、決して珍しいケースではなく、多くの飼い主さんが経験している日常茶飯事の出来事です。
さあ、あなたは感情的にならず冷静に対処することができますか?
間違っても、ワンちゃんに手を出したり、ゴミ箱を蹴飛ばしたりなんかしないですよね?
正直、気持ちはメチャクチャわかります。
ワンちゃんに悪気がないとはいえ、お気に入りの服なんか破られたりなんかしたら、カッとなってしまいますよね。
そんな時にオススメな考え方を伝授します。
それは「まぁいっか作戦」です。
お気に入りの服を破かれても「まぁいっか!また買えばいいし。」と思い、部屋を汚されても「まぁいっか!どうせ掃除すればいいし。」と思うようにしましょう。
「まぁいっか」ということで、感情的になるのを強制的に防ぎ、冷静になることができるので、かなりオススメです。
実際に私も使っていて効果抜群なので、よかったら使ってみてくださいね。
逆に「やっぱり私には難しそう…」と思う方は、イヌを飼うべきではないです。
わざわざイヌを飼って、自分からイライラする原因を作りにいく必要はまったくないので、素直に諦めることも大切ですよ。

特徴④他責思考の人
これは本当に皆さんに気をつけてほしいです。
ぶっちゃけ、この特徴を持っている人はメチャクチャ多い印象がありますね。
「他責思考」とは、簡単にいうと自分以外の人に責任をなすりつけることです。
あなたの職場やお友達でもいませんか?
何かあっても全部人の責任にして「自分は絶対に悪くない!」という人です。
もしかしたら、今「ギクっ!?」てなった方もいるんじゃないでしょうか?
厳しいことを言いますが、私は他責思考の人はイヌを飼うべきでないと心の底から思っています。
なぜなら、他責思考の人がワンちゃんを飼うとこんなことを言い出すからです。
他責思考の人が使う言葉
- うちの子全然しつけを覚えないんですよー
- うちの子全然いうことを聞かないんですよー
- うちの子本当にバカなんですよー
もう、はっきり言っちゃいます。
イヌではなく飼い主さんがバカなんです!
こんなことを言う人は、イヌを絶対に飼ってはいけません。
もしくは、「イヌを飼ったらこの言葉を言ってしまいそうだ...」と思う人は、イヌを飼うことを諦めてほしいです。
そもそも、イヌを飼うと決めたのはあなた自身のはずです。イヌの方から「あなたに飼ってくれ!」とお願いしたわけではないです。
つまり、「あなたの責任」でイヌを飼ったんです。
それにもかかわらず、自分がしつけを上手くできないことを棚に上げて、イヌの責任にするのはあまりにも虫がよすぎます。
ですので、他責思考の人は、まず全てのことを自分の責任と捉えるようにしましょう。
すると「自分のしつけが上手くないからイヌが覚えられなかった。」「自分の飼い方が悪かったからイヌに悪いことしたな。」と言った考えになります。
そうすれば、飼い主の飼い方がどんどん改善されていくので、結果的に飼い主も愛犬も充実したペットライフになっていきます。
他責思考になれば、お互いの幸福度がドンドン上がっていくので、実践されてみてくださいね。

特徴⑤未来を想像できない人
これは、ワンちゃんをお迎えするときに何がなんでも考えてほしいことです。
イヌと自分の生活の未来が想像できないなら、イヌを絶対に飼わないでください。
実際に私が対応したお客様でこんなケースがありました。
実際にあったケース
- 家族からお金を借りてイヌを飼おうとする
- お金がないのに無理にローンを組んでイヌを飼おうとする
- 収入が明らかに少ないのに無理やりイヌを飼おうとする
このケースを見て、皆さんは何か気づくことがありますか?
そうです。これらのケースは、自分にお金がないのにイヌを購入する金額のためだけに、強引に契約をしようとしているんです。
つまり何が言いたいかというと、「イヌを飼うことがゴール」になってしまっているんです。これは、非常に危険な考えです。
イヌは飼ったらそれで終わりではありません。イヌを飼ったら約15年は共に生活していくことになります。
ですので、イヌをお迎えする際は必ずこの未来を考えてください。
イヌを飼う前に必ず考える未来
- 15年後は犬を飼える年齢か?
- 15年以内に引っ越しの際イヌを連れて行けるか?
- 15年以内に一人暮らしになる可能性があるか?
- 15年以内にサポートしてくれる人はいるか?
- 15年間イヌを養えるお金を確保できるか?
- 15年後に病院に連れて行ける環境はあるか?
- 15年後にイヌの介護をできる体力はあるか?
- 15年以内にイヌの引き取り先はあるか?
この未来を想像して「まったく問題なくイヌを飼える!」と自信満々で言えるなら、あなたはイヌを飼っても大丈夫です。
逆に、1つでも未来が想像できないならイヌを飼うべきではありません。
かなり細かいですが、イヌを飼うということ「未来を考える」と言うことでもあります。
あなたと愛犬が幸せなペットライフを過ごすため、目先のことだけでなく、長い目で見ることを絶対に忘れないでくださいね。

イヌを飼うのをヤメた方がいい人の特徴5選まとめ
今回のまとめはこちらです。
結論
<イヌを飼うべきでない人の特徴>
- 経済的余裕がない人
- 自分中心の生活をしたい人
- 感情的になりやすい人
- 他責思考の人
- 未来を想像できない人
今回も私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!