色々な犬種がいすぎて、どの犬種が自分に合ってるかわからないなー...
何を基準に犬種を選べばいいんだろう?
誰か詳しく教えてー!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- これから初めてイヌを飼うことを検討している
- どの犬種をお迎えすればいいかか迷っている
- イヌを初めて飼う人でも飼いやすい犬種を知りたい
文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
【犬初心者の悩み完全解決!】犬初心者でも飼いやすい犬種TOP6を徹底解説!
『飼いやすい犬種』
これは、これからワンちゃんをお迎えする方が、必ずぶち当たる大きな問題ですよね。
私は8年以上ペット業界にいますが、こんな質問をお腹いっぱいになるほどされてきました。
- 「チワワが飼いやすいって聞いたんですけどどうですか?」
- 「周りがトイプードルが飼いやすいって言ってるんですけど本当ですか?」
- 「飼い主が1番飼いやすい犬種ってどれですかね?」
この記事を見ているあなたも、似たような疑問を持たれたことがあるんではないでしょうか?
確かに、これから自分の人生を10〜20年共にするワンちゃんをお迎えするなら「飼いやすさ」は、かなり大きなポイントになりますよね。
そこで、今回はこれからあなたがワンちゃんをお迎えするときに、どの犬種をお迎えするか迷わないよう徹底的に解説していきます。
ただし、飼いやすいポイントだけを説明して「この犬種は絶対飼いやすいんだ!」と勘違いして欲しくないので、飼いにくいポイントも合わせて解説していきます。
それぞれの犬種のメリット・デメリットを理解した上で、参考にしてもらえればと思います。
では、この後の内容がわかりやすいように早速結論をお伝えします。
結論
<飼いやすい犬種TOP6>
6位キャバリアキングチャールズスパニエル
5位シーズー
4位トイプードル
3位ヨークシャーテリア
2位チワワ
1位マルチーズ
イヌ初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
6位:キャバリアキングチャールズスパニエル
名前が長くて、一回で覚えるのがなかなか難しいワンちゃんですね。
よく「キャバリア」とか「キャバ」と略されて呼ばれることが多いので、こっちの方が聞き馴染みがあるかもしれません。
飼いやすいポイント:「圧倒的に性格がいい子が多い」
私はペット業界に結構長くいますが、今まで出会ったキャバの飼い主さんで「キャバリアが飼いにくい!」って言った方は、本当に出会ったことがないですね。
他の犬種と比べても性格がかなり穏やかでマイペースなので、小さいお子さんとの相性もバッチリですし、飼い主の言うことも素直に聞いてくれるお利口さんが多いです。
なので「しつけに自信なくて心配…」と思っている犬初心者の方でも、心にしっかりと余裕を持って向き合える犬種だと思います。
また、他のワンちゃんや他人に対しても「歯剥き出しで喧嘩を売る子」も見たことがないですし、「永遠と吠えまくっている子」の話もほとんど聞いたことがないですね。
ですので「愛犬が他のワンちゃんや他人に対してケガさせたらどうしよう…」と心配されている方にもオススメできる犬種ですよ。
飼いにくいポイント①「毛がメチャクチャ抜ける」
キャバリアの抜け毛の量は本当に多いです。
「少し毛が抜ける」ではなく、あえて「メチャクチャ毛が抜ける」と言わせてもらいます。
「抜け毛に対して抵抗がある人」にはキャバリアはオススメできません。
「あんまり毛が抜けないだろう!」と思って、キャバリアを飼うと抜け毛の多さに驚愕すると思うので、そこは覚悟が必要ですよ。
飼いにくいポイント②「地味に大きくなる」
キャバリアは体重が成犬で5~8kgが理想とされていますが、私の体感では体重が9kg前後のキャバちゃんが多い印象があります。
キャバは太りやすい犬種でもあるので、体重が10kgを超える大きめなキャバちゃんを見ることも少なくないですね。
確かに、体が大きいとカワイイのはわかるのですが、犬初心者にとって「体重が10kgのキャバリア」と「3kgのチワワ」どちらが扱いやすそうでしょうか?
おそらく、体重が軽い方が何をするにも楽なイメージがありませんか?
ですので「体重が10kgになるワンちゃんはちょっと難しいかな…」と感じる人には、あまりキャバリアをオススメできませんね。
5位:シーズー
「鼻ペチャな顔」と「大きな目」が特徴的なワンちゃんですね。
ブサカワな顔がなんともいえない可愛さを出していて、コアな愛犬家も多いです。
飼いやすいポイント:「圧倒的に吠えない子が多い」
これまで多くのシーズーを見てきましたが、他の犬や他人に対してすぐに吠えたり威嚇する子をほとんど見たことがないですね。
確かに、シーズーは頑固な一面があるので、自分の譲れないものがあると抗おうとしますが、その時も「吠える」ではなく「唸る」ことが多いです。
ただし、本当に嫌だといきなり「噛む」こともありますけどね。(笑)
しかし逆に、自分がどうでもいいことに関しては、心が広くあまり気にしない性格をしている子が多いです。
なので、ちょっとのことでは動じないメンタルを持っており、不必要に吠えないので、犬初心者でも飼いやすい一面を持っています。
また、毛が抜けにくいのも犬初心者の方に人気の理由の1つですね。
ちなみに、シーズーってご年配のおじいちゃんやおばあちゃんが飼っているイメージってありませんか?
シーズーは運動量がそこまで多く必要ではなく、ワチャワチャ動き回る犬種でもないので、高齢の犬初心者でもオススメしやすい犬種ですよ。
飼いにくいポイント①「顔まわりのニオイが独特」
シーズーは顔まわりのニオイがかなりクセがあります。
例えて言うなら「ツンと鼻につく発酵したニオイ」が1番近いでしょうか。
人によっては、かなり不快に感じるニオイだと思います。
ただし、シーズー好きの方は「そのニオイが逆にいい!」と言うので、くさやと同じで好きな人はとことん好きです。
ですので、シーズーの顔のニオイが苦手な方には、飼いにくいポイントになるかなと思います。
飼いにくいポイント②「地味に大きくなる」
先ほどのキャバリアと同じで、シーズーも地味に大きくなります。
体が小さい子は体重が5kg程度なのですが、体が大きいと8kgまで大きくなる子もいます。
年齢が若い方ならまだしも、高齢の方が体重8kgのワンちゃんを抱っこするのは、結構しんどく感じるかもしれません。
なので、体重が8kgになる犬を飼うことに不安を感じる環境の方は、シーズーは飼いにくい可能性がありますよ。
4位:トイプードル
犬に詳しくない方でも、1度は聞いたことがある名前だと思います。
飼いやすい犬種の代表としてトイプードルちゃんは有名ですよね。
ここで「トイプードルは1位でしょ!」と思った方も結構いたんではないでしょうか。
飼いやすいポイント:「聞き分けがいい子が多い」
「トイプードルは頭がいい」と聞いたことがある人は多いと思いますが、実際その通りだと私も感じています。
「おすわり」などの指示も理解したり、怒られたときに「これはダメ」など、理解して反省するのが早いと感じることが結構ありますね。
頭がいいぶん、周囲の空気を読んでその場にあった行動をすることが得意なので、犬初心者の方でもしつけがやりやすく感じる犬種だと思います。
また、良くも悪くも、飼い主が指示したときのリアクションが分かりやすく見える子が多いですね。
例えば「嬉しい時はメチャクチャ分かりやすくテンションが上がる」とか「怒られた時はメチャクチャ申し訳なさそうに落ち込む」とかですね。
目に見えて反応がわかるところも飼いやすさを感じるポイントかもしれません。
他にも「毛が抜けにくい」「体臭が少ない」など、犬初心者の方に自信を持ってオススメできる犬種ですよ。
飼いにくいポイント①「飼いやすいと思われすぎている」
正直、私はここがトイプードルを飼う上での1番の落とし穴だと思っています。
確かに、私もトイプードルは飼いやすいと思いますし犬初心者の方にオススメできますが、飼いやすいと思い過ぎるのは危険です。
なぜなら、飼いやすいと思いすぎていると「飼いやすいんだからお世話はラクだよね!」「飼いやすいんだからしつけもなんとなくで大丈夫だよね!」と考える人が出てくるからです。
そうすると、トイプードルを飼った後に「思ってたのと違った…」なんてことになりかねません。
なので、トイプードルを検討しているなら、まずは「飼いやすい」という先入観をなくすようにしましょう。
飼いにくいポイント②「ズル賢い」
先ほども少し触れましたが、トイプードルは頭がいいと言われている犬種です。
ただ、頭がいいぶん飼い主を観察して、飼い主をうまく使おうとする子が多いのも事実です。
例えば、「飼い主に構ってもらうためにあえてトイレを失敗する」「飼い主がおやつをくれるまで限界まで粘る」などの行動をしてきます。
まあ、見方によってはカワイイですけどね。(笑)
なので、ワンちゃんを甘やかす人だと、トイプードルの都合のいいように動かされてしまうことが結構あります。
ですので、トイプードルが飼い主を利用してるなと感じたら、それに屈せず鬼の心でしつけをするようにしてくださいね。
3位:ヨークシャーテリア
よく「ヨーキー」と略されて呼ばれることが多いですね。
毛色が特徴的な色をしており「動く宝石」と呼ばれたりもします。
飼いやすいポイント:「体が小さく忠誠心が高い」
まず、ヨーキーは比較的小柄な子が多いです。
トイプードルだと「体重が5kgを超えちゃいました笑」と言う話は結構聞きますが、ヨーキーで体重が5kgを超える子はほとんど聞いたことがないです。
もちろん個体差はありますが、私の体感だとヨーキーは3~4kg程で成長が止まる子が多いので、犬初心者の方でも扱いやすい大きさだと思います。
また、ヨーキーは元々ネズミを狩るために作られた狩猟犬です。
つまり「飼い主の言うことを聞いて行動するのが当たり前」の犬種でもあります。
ですので、飼い主の行動やしつけを吸収しやすいので「忠誠心が高い犬種」ともいえますね。
ただ、他にも元々猟犬で忠誠心が高い犬種はいるはいます。しかし、どの犬種も基本的に体が大きめなワンちゃんが多いです。
例えば「ミニチュアシュナウザー」や「ジャックラッセルテリア」などがいるのですが、体重が10kg近くになる子が多いです。
個人的に体重が10kgのワンちゃんを犬初心者の方がコントロールするのは、少しハードルが高いかなと思います。
ですので「体が小さく忠誠心が高い」ヨーキーは犬初心者の方にもオススメですね。
飼いにくいポイント①「元々ネズミを狩る犬」
先ほども少し触れましたが、ヨーキーは元々ネズミを狩るための狩猟犬です。
私の体感では、ミニチュアダックスフンドやミニチュアシュナウザーよりも、狩猟犬らしい活発さや運動量は控えめな印象はありますが、「狩猟犬は狩猟犬」です。
ただの愛玩犬としての認識だけでいると、ときおり見せる狩猟犬らしい一面を見て「イメージと違った…」なんて言うこともあり得ます。
ですので、ヨーキーは元々ネズミを狩る犬だったと言うことは覚えておいてくださいね。
飼いにくいポイント②「体が華奢な子が多い」
ヨーキーは他の狩猟犬と比べると、体が細く華奢な子が多いです。
元々狩猟犬の犬種は、筋肉質で骨が太い子が多いのですが、ヨーキーは真逆な子が結構いますね。
そのため、家で興奮した時に「ソファーからとび降りて骨折」「段差につまづいて捻挫」などのリスクが高いので注意が必要です。
元々狩猟犬だからといって安心しすぎず、普段の生活でのケガに気をつけるようにしてくださいね。
2位:チワワ
飼いやすい犬種の中に必ずと言っていいほど出てくる犬種でもありますね。
正直、個人的にチワワが1番好きなので、1位にしたかったのですが、総合的に見て2位にさせてもらいました。
飼いやすいポイント:「犬初心者が飼いやすい要素が揃っている」
例えば、チワワは「世界一小さい犬種」としてギネスブックにも載るぐらい、体が小さい子が多いです。
私の体感的には、成犬になっても2~3kgほどのチワワちゃんが多い印象ですね。
では、体が小さいと何が飼いやすいか?というと「犬初心者の方が不安になるポイントを解決できる要素が多く揃っている」と言うことでもあるんです。
例えばこんな感じですね。
体が小さいと飼いやすい要素
- 運動量も多くなく散歩が少なめでいい
- どこへ連れて行くにもラク
- しつけをしやすい
- 飼育費用がかかりづらい
- 高齢犬になっても介護をするのがラク
極端な話、体重が30kgを超える大型犬と比較したらどうでしょうか?
体重が2~3kgのチワワちゃんの方が「お散歩」「通院」などがラクなイメージが湧きませんか?
ですので、初めてワンちゃんを検討している方なら、私は迷いなくチワワをオススメしますよ。
まあ、私が個人的に好きなので、チワワ仲間を増やしたいってのもありますけどね。(笑)
飼いにくいポイント①「過保護になりがち」
見た目が小さくてか弱く見えるチワワは過保護になる飼い主さんが続出します。
確かに、あの大きなウルウルな目で見つめられたら、過保護になる気持ちはめちゃくちゃわかるのですが、そうするとチワワちゃんの思う壺です。
過保護になると外ではビビリだけど家では強気な『内弁慶』になってしまいがちです。
なので、褒めるときは褒める、叱るときは叱る、のメリハリのあるしつけを意識しましょう。
飼いにくいポイント②「子供と遊ぶときは要注意」
体が小さいチワワちゃんは他の犬種と比べて骨が細くケガなどをしやすいです。
なので、まだワンちゃんの扱いに慣れてない小さなお子さんがいらっしゃるお家は、保護者の方がしっかり付き添うようにしましょう。
とくに、0歳の子犬のうちは体ができておらず、ケガのリスクが高い時期なので、より注意が必要です。
小さいお子さんが、抱っこをするときや追いかけっこをするときは、目を離さないようにしてあげてくださいね。
1位:マルチーズ
真っ白な毛色が特徴的なワンちゃんですね。
真っ白い毛の中にある「黒いお目目」と「黒いお鼻」が何ともいえない可愛らしさを醸し出してますよね。
飼いやすいポイント:「全てが80点以上のオールラウンダー犬種」
今回のランキングを作るにあたって、私なりにマルチーズを徹底的に分析したのですが、やはりマルチーズが1番飼いやすい犬種だと改めて感じました。
犬初心者の方が初めてワンちゃんを飼う時に心配や不安なことって結構あるのですが、マルチーズは悩みをほとんど解決できる特徴を持っているんです。
例えばこんな感じですね。
心配を解決できる特徴
- 平均体重が3~4kgぐらいなので扱うのにちょうどいい大きさ
- 毛が抜けにくいので抜け毛が心配な方でも安心
- 体臭が少ないので犬クサさが比較的少ない
- 愛玩犬なので運動量がそこまで多くない
- 自立心がある子が多いので飼い主との距離感がちょうどいい
もちろん個体差はあるので「全部が絶対この通り!」とは言えないのですが、これらの要素を持ってる犬種は他にいないんじゃないかなーと思います。
なので、犬初心者の方がどの犬種を飼うか迷われているなら、まずはマルチーズちゃんを検討してみるといいと思いますよ。
「毛の抜けにくさ」「体の大きさ」など、さまざまな面から総合的に見ても、犬初心者の方に強くオススメできる犬種です。
飼いにくいポイント①「毛の汚れが目立ちやすい」
マルチーズは毛色が白色の子しかいません。ですので、毛が汚れたときに、汚れなどがかなり目立ちます。
とくに多いケースが「うんちやおしっこがお尻周りの毛につく」「お散歩後に足回りの毛に汚れがつく」パターンですね。
また、目の周りが赤茶色に変色する「涙やけ」にもなりやすいです。
放っておくと、衛生的にも良くないですし、見た目もかわいそうなので、他の犬種に比べると「毛のお手入れ」を丁寧に向き合う必要がありますよ。
飼いにくいポイント②「自分の芯を持ってる子が多い」
マルチーズは、他の犬種に比べて自分をしっかり持ってる子が多い印象があります。
例えば「気に入らなければフードを維持でも食べない」「吠えるときは徹底的に吠える」など、所々で自分のこだわりを出す子が多いですね。
しかも、そのこだわりを中々ブラさなかったりするので、変に頑固なところがあったりします。
そのため、しつけを甘やかしてしまうと、こだわりがエスカレートしてしまい、飼い主の言うことをとことん聞かないリスクがあります。
ですので、マルチーズの言いなりにならないように、徹底してしつけをするように心がけましょう。
【犬初心者の悩み完全解決!】犬初心者でも飼いやすい犬種TOP6まとめ
今回のまとめはこちらです。
結論
<飼いやすい犬種TOP6>
6位キャバリアキングチャールズスパニエル
5位シーズー
4位トイプードル
3位ヨークシャーテリア
2位チワワ
1位マルチーズ
今回も私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!