でも、犬を飼って亡くした後が心配だな...
「ペットロス」になったって人もよく聞くし...
どんな対策をしておけばいいんだろう?
誰か詳しく教えてー!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- これからイヌを飼おうと思っている
- ペットロスが心配で犬を飼えない
- 犬を飼う前にできるペットロス対策を知りたい
文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
イヌを飼う前に絶対に知っておくべきペットロス対策3選を徹底解説!
あなたは「ペットロス」という言葉を聞いたことがありますか?
こんな方も多いと思います。
- 「うっすら聞いたことあるけど何だっけ?」
- 「そんなの一度も聞いたことないよ!」
ワンちゃんを飼ったことがない方は、聞き馴染みないかもしれませんね。
実は、ワンちゃんを飼う上で、この「ペットロス」が非常に厄介なんです。
人によっては「ペットロス」が原因で、地獄のどん底に落とされるようなツラい経験をする方もいらっしゃいます。
そこで、今回はあなたがツラい経験をしないために、ワンちゃんを飼う前に知っておいてほしいペットロス対策を3つ解説していきます。
絶対に押さえて欲しいポイントを盛り込んだので参考にしてもらえると嬉しいです。
では、この後の内容がわかりやすいように早速結論をお伝えします。
結論
<犬を飼う前にできるペットロス対策>
- 相談相手を作っておく
- 多頭飼いをする
- 後悔しない飼い方を選べるようにする
イヌ初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
ペットロスって何?
まず始めに、ペットロスの意味を知らない方もいらっしゃると思うので「ペットロスとは何か」について解説します。
「ペットロス」とはその名の通りで【pet loss=ペットを失う】という意味です。
ワンちゃんやネコちゃんなどを亡くしてしまった時は、よく「ペットロス」という言葉が使われます。
そして「ペットロス」が原因で深い悲しみや喪失感に襲われることがあります。
それが大きなストレスになり身体に様々な不調が現れることを「ペットロス症候群」といいます。
「ペットロス症候群」の症状は様々ですが、こんな症状があります。
ペットロス症候群の症状
- 気分がすぐに落ち込む
- 考えすぎて眠れなくなる
- 仕事や趣味に積極的に取り組めない
- ペットを亡くしたことに強い罪悪感を感じる
- 亡くしたペットを考えると涙が止まらない
私もこれまで、多くのお客様と話してきましたが「ペットロス症候群」になってしまった方をたくさん見て来ました。
中には、ワンちゃんを抱っこした瞬間涙を流してしまう方もいらっしゃいましたね。
ひどい方は、鬱になってしまい生活に大きな支障が出ている方も少数ですがいらっしゃいました。
もちろんワンちゃんを飼うことで、あなたの生活は今より間違いなく楽しくなりますし、幸せと感じることも増えるでしょう。
しかし、逆に言うとワンちゃんを飼うことは「ワンちゃんの最後を看取る」ということでもあります。
つまり、ワンちゃんを飼う人なら誰もが「ペットロス症候群」になる可能性があると言うことです。
さらに「ペットロス症候群」になると、これまで人生で感じたことがないツラい経験をするかもしれません。
- 「だったら、ワンちゃん飼わないほうがいいじゃん!」
- 「そんな思いをするぐらいなら犬は飼わない!」
こんなことを言う方もいらっしゃると思います。
確かにその気持ちもめちゃくちゃ分かります。
ただ、そもそも犬を飼うことを本気で考えていない方なら別にそれでも問題ないと思います。
しかし本気で犬を飼うことを考えられている方なら「犬を飼わない選択」をするのではなく「それでもどうやったら犬を飼えるのか」と考えて欲しいんです。
じゃなきゃ「イヌを飼うことを一生諦める」ことになってしまいますよね。
なので、あなたが出来るだけ「ペットロス症候群」にならないために、これから対策をご紹介していきます!
対策①相談相手を作っておく
相談できる相手がいない方は、誰にも自分の気持ちを吐き出すことができず、1人で抱え込んでしまう方が多いです。
その結果自分の中で感情が爆発してしまい「ペットロス」になってしまうと言うわけですね。
これは、大きな失恋をした時と同じかもしれませんね。
みなさんも、失恋して気持ちがグチャグチャになった時に、友達とかに相談したらスッキリした経験とかありませんか?
あの感覚と近いですね。
しかし、だからと言って誰でも相談すればいいかと言ったらそう言うわけではありません。
大切なのは「ペットロスに理解のある相手」に相談することです。
仮に、理解のない人に相談したらこんな心無い言葉を言われる可能性があります。
- 「へーえ、大変そうだね」
- 「だったら、新しいイヌ飼えばいいじゃん」
こんな言葉を言われたら、さらに傷ついて立ち直れなくなってしまいますよね。
なので、相談する相手はできるだけ「ペットロスに理解のある人」がおすすめです。
例えばこんな人ですね。
ペットロスに理解のある人
- イヌを飼ってるご近所さん
- イヌを亡くした経験がある家族
- ドッグランで交流した飼い主
- SNSで繋がった飼い主
- なんでも相談できる親友
やはり、ペットロスの相談をするなら、ワンちゃんを飼ったことがある方や亡くした経験がある方がベストです。
話を真剣に聞いてくれやすいですし、メチャクチャ共感もしてくれるはずです。
イヌを亡くした飼い主側からしたら、そんな相談相手がいてくれると涙が出るほど嬉しいはずですよ。
自分の気持ちを我慢せずに吐き出すことは「ペットロス」にならないための強力な薬です。
そのためには、普段から飼い主さん同士のつながりを持っておくことも大切だったりします。
まずは、自分の周りの人でイヌを飼ったことがある方やペットロスを経験したことがある人の話を聞いてみてください。
きっと、あなたのタメになるはずですよ!
対策②多頭飼いをする
多頭飼いとは「ワンちゃんを2匹以上で飼うこと」を言います。
あなたの周りにも多頭飼いをしている飼い主さんは多いんじゃないでしょうか?
では、なぜペットロス対策で多頭飼いがオススメかと言うと「ペットロス」になる方の多くがワンちゃんを亡くした後の喪失感でなってしまうことが多いからです。
ワンちゃんを飼ったことがない方はイメージしづらいと思うので、具体的に見ていきましょう。
例えば、あなたがワンちゃんを飼って10年、20年近く一緒に過ごしていたとします。
愛犬はいつも太陽のような存在で、楽しいときも苦しいときも側にいてくれて、たくさん元気をもらいました。
あなたにとって、この世にたった1人の最高の家族です。
そんな愛犬が突然亡くなってしまって、もう2度と会うことができなくなりました。
愛犬がいつもお気に入りだった場所には何もいません。愛犬が使っていた「サークル」や「おもちゃ」も二度と使うことはありません。
家の中が、急にポッカリ穴が空いたような感覚がずっと続く状態になってしまいました。
では、ここであなたは愛犬が亡くなった翌日から普段通り元気に日常を過ごすことができるでしょうか?
おそらく多くの方は「NO」ですよね。
頭の中は亡くなってしまった愛犬でいっぱいになってしまい、ツラすぎて仕事や学校にいく気力がなくなると思います。
そして、ひどい方はノイローゼや鬱になってしまい「ペットロス症候群」を発症してしまうんです。
そこでペットロス対策で検討してほしいのが「多頭飼い」です。
ワンちゃんが2頭いることで「ペットロス」を大幅に軽減することができます。
先ほどの例で考えると、イメージが湧きやすいかと思います。
愛犬を亡くして絶望を感じるぐらいツラい状況の中で、あなたの側にもう一頭ワンちゃんがいてくれたらどうでしょうか?
こんな気持ちになるのではないでしょうか?
- 「この子がいてくれるから頑張れる!」
- 「この子のためにもずっと泣いてられないよね!」
もちろん亡くした愛犬の代わりは絶対にいません。
しかし飼い主さんは愛犬が亡くなった事実をいつかは受け入れなければいけません。
そしていつかは立ち直らなければいけない時が来るんです。
そのきっかけになってくれるのが、2頭目のワンちゃんなんです。
私の経験上ほぼ間違いなく、多頭飼いをしている飼い主さんはペットロスになる確率がグーンと下がっています。
それぐらい、2頭目のワンちゃんの存在はあなたの心の支えになるはずです。
ただ、大前提ですが「多頭飼い」は多頭飼いできる環境が整っていることが絶対条件です。
何も考えず多頭飼いをしてしまうと、逆にワンちゃんを不幸にすることになるので注意してくださいね!
対策③後悔しない飼い方を選べるようにする
個人的に「後悔しない飼い方を選べるようにする」はペットロス対策で1番大事だと思っています。
なぜなら、ペットロスになる方のほとんどの飼い主さんがこう言うからです。
- 「もっと、あの子に出来ることがあったんじゃないか?」
- 「もっと私がちゃんとしてればまだ生きてたんじゃないか?」
- 「私があの子を飼わないほうがよかったんじゃないか?」
私の経験上「ペットロス」になる方の多くは自分の飼い方を後悔するような発言をよくされます。
「自分に責任がある」「自分が悪い」と感じてしまう心の優しい方が、ペットロスに陥りやすい傾向がありますね。
そういう方は、愛犬を亡くした後に「ワンちゃんを飼ったこと自体を後悔してしまう」ことがよくあります。
けれど、それでは飼い主さんもツラいですし飼い主さんと一緒に過ごしてきたワンちゃんを否定してしまうことになります。
なので、そうならないように「後悔しない飼い方を選べるようにする」ことはペットロスにならないための1番の対策になるんです。
では「後悔しない飼い方はどんな飼い方か?」というとこんな飼い方です。
後悔しない飼い方
- 愛犬とたくさん思い出を作る
- 愛犬と真剣に向き合う
- 愛犬の幸せは何かを考える
愛犬とたくさん思い出を作れれば、ワンちゃんが亡くなった後に振り返れば自然と笑顔が出てくるはずです。
愛犬と真剣に向き合った飼い方ができれば、「自分のできることは全部できた!」と自信がつくはずです。
愛犬の幸せは何かを考えられれば、後悔の気持ちを限りなく減らすことができるはずです。
正直、これらの飼い方をしても「100%後悔しない飼い方ができるか?」と言われると絶対とは言えません。
しかし、間違いなくあなたがペットロスになる確率をグッと下げられるはずです。
1番大切なのは「仮に今愛犬が亡くなっても後悔しない飼い方ができているか?」を自問自答することです。
そうすれば、きっとあなたも「後悔しない飼い方」を選べるようになるはずですよ!
イヌを飼う前に絶対に知っておくべきペットロス対策3選まとめ
今回のまとめはこちらです。
イヌを飼う前にできるペットロス対策
- 相談相手を作っておく
- 多頭飼いをする
- 後悔しない飼い方を選べるようにする
私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!