治療費を節約する予防法や対策はあるのかな?
詳しく知りたーい!
そんな疑問を解決していきます!
【犬の治療費は高額!】治療費を節約する予防法や対策を徹底解説!
ワンちゃんを飼うと様々な維持費がかかりますが、その中でも代表する維持費が「治療費」です。
「ワンちゃんを飼うお金や食費もかかるのに治療費もかかるのか...」と心配されている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
実際に私は5年以上ペットショップに勤めていますが、こんなことを言うお客様を何百人もみてきました。
- 初めて犬を飼うから犬をケガさせそうで怖い...
- 犬が病気をしたら高額な治療費を払えるか心配...
- ワンちゃんの最後まで治療費を払ってあげられるか不安...
でも安心してください!
確かに、ワンちゃんの治療費は高額になる場合や生涯でかなりの維持費がかかることもあります。
しかし、高額な治療費を節約する予防法や対策は多くあります。
この記事を読めば、あなたが犬の治療費で悩むことなくワンちゃんをお迎えできるように詳しく解説していきますので、最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
実際に犬の治療費はどれぐらいかかるの?
始めに、実際に犬の治療費がどれくらいかかるのか見てみましょう。
ペット保険会社のアニコムさんのデータがわかりやすいので、下の表をご覧ください。
項目 小型犬 中型犬 大型犬 病気やケガの治療費 64,628
79,722
54,943
フード・おやつ 42,925
87,114
138,977
サプリメント 10,744
12,547
22,577
しつけ・トレーニング料 7,266
16,058
28,832
シャンプー・カット・トリミング料 47,976
40,175
49,383
ペット保険料 47,604
54,795
53,573
ワクチン・健康診断等の予防費 33,186
37,575
39,494
ペットホテル・ペットシッター 3,972
3,928
3,655
日用品 13,729
13,212
16,380
洋服 11,618
7,659
6,359
ドッグランなど遊べる施設 3,187
3,618
8,352
首輪・リード 5,958
6,857
11,006
防災用品 852
298
920
交通費 12,806
5,732
23,154
光熱費(飼育に伴う追加分) 13,798
13,983
21,412
合計(円) 320,250
383,273
479,020
回答数 2,007
315
177
どうぶつの平均年齢(歳) 5.3
5.6
4.9
これは、犬にどんな維持費が年間でいくらかかるのかを詳しくまとめたデータです。
注目して欲しいのは、表の1番上の「病気やケガの治療費」の項目です。
犬のサイズによって金額は違いますが、1番ポピュラーな小型犬では年間で64,628円の治療費がかかっています。
つまり、1ヶ月で約5,400円の治療費がかかる計算になりますね。
ただし、今回のデータではワンちゃんの平均年齢が約5歳です。
高齢になれば病気やケガのリスクが高くなるため、治療費はさらに上がる可能性が高いでしょう。
加えて「骨折」「脱臼」「ヘルニア」などの手術になると、手術費などで10万円以上かかることも珍しくはないです。
犬を飼うと、思いもしなかった多額の治療費がかかる可能性があります。
今の生活で上記の治療費を負担できる余裕があるのか、必ずイメージをしてみてくださいね。
犬の治療費は節約できません
では、高額な治療費をどうやって節約するかを解説していきます。
結論から言うと「治療費」は節約できません。
「いやいや、言っていることが矛盾している!」
「治療費を節約するために、この記事を見たのに!」
こんな声が聞こえてきそうですね。
具体的に言うと、「治療費」自体の節約ができないと言うことです。
例えば、あなたは愛犬の体調が悪いときやケガをしたときに、そのまま放っておけますか?
「これぐらいなら治療しなくていいや」
「放っておけば治るでしょ」
「もっと症状が悪化したら病院に行こう」
こんなふうに言えますか?
愛犬の命を守るためには、獣医師の判断による適切な治療が必要です。
「治療費」自体はかかるときはかかるものなので、そこは割り切るようにしましょう。
では、どうやって「治療費」を節約するか?
病気やケガをしないように予防をしてあげることです。
気をつけていても病気やケガは、なるときはなってしまいます。
つまり、病気やケガをしないような飼い方や工夫をして、リスクを1%でも減らすことが「治療費」の最大の節約になるんです。
次の項目では具体的な予防法を解説していきますね!
犬の治療費を節約する予防法3選
続いて、犬の治療費を節約するための予防法を3つご紹介します。
具体的にはこんな方法です。
どれも「治療費」を節約するための大切なポイントですので、参考にしてください。
では、1つ1つ詳しく解説していきます!
病気・ケガをさせない環境を作る
「治療費」は愛犬が病気やケガをするからかかるものです。
ですので、病気やケガをしない環境を作れば「治療費」を大きく節約することができます。
例えばこんな環境です。
- 床がフローリングなら、ペット用のマットなどを敷く
→骨折や脱臼などの予防 - 留守番中はサークルの中に入れておく
→誤飲事故やケガなどの予防 - 毎日ブラッシングをする
→皮膚病や毛玉などの予防 - 定期的に耳掃除をする
→外耳炎や耳ダニなどの予防 - 質の良いフードをあげる
→下痢やアレルギーなどの予防
他にもありますが、ほとんどの環境は飼い主さんが作ることができます。
もちろん病気やケガをしないような環境を作っても、100%予防することは不可能です。
しかし、予防を徹底すれば病気やケガの可能性を大幅に減らすことができます。
「あのときちゃんとやっておけば、ケガをしなかったのに...」
「ああしておけば、治療費を払うこともなかったのに...」
こんな後悔しないためにも、飼い主さんが責任を持って環境を整えてあげてくださいね。
体調が悪そうならすぐに病院へ行く
愛犬の体調が悪そうならすぐに病院へ行くことも大切です。
たまにこんな方がいらっしゃいます。
「これぐらいの症状なら様子見でもいいかな」
「ちょっと痛がってるけど、時間がたてば大丈夫でしょ」
確かに、様子見でも大丈夫なことはありますが、あまりオススメはしません。
とくに子犬や老犬は、免疫力が弱かったり体力も少ないため、短時間で一気に体調が悪くなることがあります。
すると、こんなデメリットがあります。
早く病院に行かないデメリット
- 治療が長くなる
- 薬の種類が多くなる
- 手術が必要になる
- 様々な検査や治療を受ける必要がある
- 病気が重症化して愛犬が亡くなる
つまり、「治療費」が多くかかる可能性が高くなります。
それどころか、重症化して愛犬が命を落としてしまうリスクもあります。
基本的には早めに病院へ行った方が軽い治療で済むことが多いので、治療費も安く済みます。
逆に重症化すると治療の期間は長いですし、そのぶん多額の治療費がかかります。
何より、重症化すると飼い主さんだけでなく愛犬にも負担が大きくかかります。
病気やケガを早く見つけて早く治療してあげるのが「治療費」の最大の節約になりますよ。
ペット保険に入る
ペット保険に入るのも「治療費」を節約するための予防法です。
人間と同じで、ワンちゃんにも保険があります。
ペット保険に入っておくとこんなメリットがあります。
ペット保険のメリット
- 治療費を安く済ませられる
- 病院に行きやすくなる
- 手術費や入院費などの高額な治療費の負担を大きく減らせる
- 飼い主さんの気持ちが楽になる
「ペット保険に入っていたから助かりました!」
「ペット保険のおかげで安心できます!」
「ペット保険がなければ最後まで飼えませんでした!」
こんなお客さんは、たくさんいらっしゃいました。
保険に入れば、必ず「治療費」を節約できるわけではないですが、万が一大きいケガをした場合の高額な治療費や飼い主の精神的な負担を大きく減らすことができます。
とくに、子犬のうちやシニア犬になってくるとケガや病気のリスクが高いので、その時期は保険に入っておくことを強くオススメします。
ペット保険は多くの会社が出しており、それぞれ規約が違います。
愛犬に1番あった保険を選んで上手く「治療費」を節約してくださいね。
【犬の治療費は高額!】治療費を節約する予防法や対策を徹底解説!まとめ
以上が、「【犬の治療費は高額!】治療費を節約する予防法や対策を徹底解説!」の内容です。
犬のケガや病気はいくら気をつけていても、なるときはなってしまいます。
犬を飼うなら「治療費」は絶対にかかるものだと、受け入れてください。
しかし、治療に必要な「治療費」を節約するのは違います。
あなたが「治療費」を節約するためにすべきことは、愛犬がケガや病気をしないような環境を作ることです。
ケガや病気をしないような環境は「治療費」の節約だけでなく、愛犬にとっても過ごしやすい環境になります。
ぜひ、これを機に今の環境を見直してみてはどうでしょうか?
この記事をご覧になって、「治療費」の節約方法を少しでもわかってもらえたら嬉しいです。
あなたが、ワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせますように