【犬初心者向け】犬の「しつけ」が上手く行かない原因はあなたです！

悩む女性

「犬のしつけ」って大変そうだけど実際どうなんだろう？

犬を初めて飼うから不安だなー...

詳しく教えてー！

そんな疑問を解決していきます！

こんな方におすすめの記事

「犬のしつけ」の必要性が知りたい
「犬のしつけ」のポイントを知りたい
「犬のしつけ」に対する考え方を知りたい

文章が面倒ならYouTubeでどうぞ！

犬の「しつけ」が上手く行かない原因を徹底解説！

犬を初めて飼う人が必ず悩む問題といえば「しつけ」です。

「しつけが上手くできるか心配」と思い、犬を飼うことを躊躇している方もいらっしゃるんではないでしょうか？

私は6年以上ペット業界にいますが、実際に「犬のしつけ」で悩まれている方は本当に多いです。

「トイレ」「吠え」「散歩」「留守番」「食事管理」など、ワンちゃんによって様々なしつけの悩みがあります。

しかし、それは全部ワンちゃんのせいではありません。

結論から言ってしまうと、しつけが上手くいかないのは飼い主に原因があるんです。

そこで、これから犬を飼う人がしつけを失敗しないための知識や考え方を解説していきます。

「犬のしつけが心配」「犬のしつけの方法がわからない」方に向けて解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね！

執筆者紹介

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よっしー（@yosy_blog）

こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します！

犬のしつけの必要性

「言われなくても犬のしつけは必要だ！」と思っている方は多いと思いますが、具体的になぜ必要なのかわかりますか？

結論から言うと、犬のしつけが必要な理由は2つです。

犬のしつけが必要な理由

他人に迷惑をかけないため
犬が健康に過ごすため

順番に解説していきます！

他人に迷惑をかけないため

例えば、あなたはこんなワンちゃんを見たことがないでしょうか？

・散歩中に他人や他の犬に吠え続ける
・犬が一日中家の中で吠えている
・他人や他の犬に本気で噛み付く
・犬が飼い主のいうことを聞いてない

どうでしょうか？

もし、あなたの周りに、こんなワンちゃんがいたら嫌な気持ちになりませんか？

少なくとも気持ちがいいことではありませんよね。

しかも、あまりにもひどい場合は「吠え声」で騒音トラブルになったり、「噛み付き」で取り返しのつかない事故につながる可能性もあります。

人間社会で生きていく以上、犬を飼うなら他人や他の犬と接することは必ずあります。

これから犬を飼う人は、まず「他人に迷惑をかけない」ことを心がけましょう。

犬が健康に過ごすため

私は6年以上ペット業界にいますが、「これは本当に大丈夫かなー...」と感じるワンちゃんが結構います。

例えばこんなケースです。

・犬が痩せすぎ・太りすぎている
・トイレを家中でしてしまう
・外に出ると怖くて歩けなくなる

こちらに関しては誰にも迷惑はかけていないですが、ワンちゃんの健康に大きな悪影響を与えてしまう可能性がありますね。

例えば、犬が太りすぎていれば見た目は可愛いかもしれませんが、糖尿病や心臓の負担などが増えて寿命が短くなる可能性があります。

また、散歩に行けなければ十分な運動ができず、ストレスが溜まって物を破壊したり、イタズラなどの問題行動につながるリスクがあります。

そうすると、病院での治療費が余計にかかったり、家具などを頻繁に買い替えるなんてこともありますよね。

犬のしつけは、ワンちゃんのためにするイメージがあると思いますが「犬だけでなく飼い主を守るため」にも必要なんです。

犬を初めて飼う方は、愛犬を最後まで健康に過ごせるように、改めて考えを改めるようにしましょう！

よっしー

犬のしつけは、犬を飼う上で飼い主が必ず向き合わなければいけません！

犬に期待しすぎない

とくに犬を飼うのが初めての方にお伝えしたいのですが「犬に期待をしすぎない」ことがオススメです。

これも結構勘違いされている方が多いんですが、なぜか「犬はしつけをしたらすぐに覚える」と思っている人がかなりいるんです。

お客さんからよく言われるのはこんなケースです。

・3日がんばったけどお手を覚えない
・2週間しつけたけどトイレができない
・家に来て1ヶ月経つけど言うことを聞かないに

正直、私から言わせて貰えばこれらはできなくて当たり前です。

そんな簡単にしつけを覚えるなら「しつけ教室」や「ドッグトレーナー」は入りません！

確かに、お家に来ていろいろしつけをして覚えさせたい気持ちはわかりますが、焦る必要はありません。

すぐに何でもできると思わず、2～3ヶ月はかかるぐらいの気持ちでしつけをするようにしましょう。

実際、私のお客様の中にはトイレなどをすぐ覚える子もいましたが、私の経験上そう言う子は全体の1～2割ぐらいの印象です。

例外もありますが、基本的に「しつけは時間がかかるもの」と覚えておいてください。

私がなぜこんなことを言うのかというと、犬に期待しすぎると、しつけが上手くいかなったときに、犬に八つ当たりをする飼い主が一定数いるからです。

実際、お客様の話を聞いていると、そういう飼い主さんがいらっしゃいました。

「自分の期待通りに犬がしつけをできないから八つ当たりする」

あなたは、こんな悲しいことをする飼い主には絶対にならないでください。

ですので「犬に期待しすぎること」をやめましょう。

そうすれば、しつけが上手く行かないからと言ってイライラせずに、余裕をもってしつけをすることができるはずですよ。

よっしー

犬に期待するのは、ほどほどにしましょう！

飼い主がしつけに責任を持つ

「そんなこと当たり前じゃん！」と言われそうですが、実はできてない飼い主さんが多いんです。

言葉で言うのは簡単ですが、実際にやってみると難しいのが「しつけに責任を持つ」と言うことです。

私がペット業界にいて、こんなケースがありました。

・「この子が太ったのは何でも食べるからだ！」
・「うちの子が吠えるのはバカだからだ！」
・「この子は気が強いから私の言うことを聞かない！」
・「うちの子はビビリだから散歩に行けない！」
・「この子は覚えが悪いからどこでもウンチをする！」

あなたはこれを見て気づくことがありますか？

そうです。

これらはすべて飼い主の責任ではなく「犬の責任にしている」んです。

大事なのでもう一度言います。

飼い主の責任ではなく「犬の責任にしている」んです。

どれも実際に、自分がワンちゃんを飼ったら、思わず言ってしまいそうな言葉ですよね。

先ほども少し触れましたが「犬に期待をしすぎている」と言うのも1つの原因です。

犬が何でもできると期待値が高いほど、できなかった時のダメージも大きいですからね。

ただ正直、これを言ってしまう飼い主さんの気持ちもわかります。

犬のしつけって実際にやってみると難しいですし、甘やかしたくなりますしね。

ただ、厳しいことを言いますが、しつけを「犬の責任」にする以上しつけが上手くいくことはほとんどないと思ってください。

たまに、「うちの子はしつけしなくてもいい子だよ！」と言う飼い主さんがいますが、たまたまその犬がいい子だった可能性が高いです。

次に別の犬を飼ったら、同じ方法でしつけが上手く行かないかもしれません。

しつけが上手く行かないことを「犬の責任」にするのはとても簡単です。

しかし、この記事を見ていただいている皆さんだけでも、それはやめてください。

飼い主が「しつけの責任」を持つことが、犬のしつけが上手くいく第1歩です。

まずは、自分が犬の飼い主であることをしっかりと自覚しましょう！

よっしー

飼い主が「しつけの責任」をもたない限り、犬を飼う資格はありません！

犬のしつけは楽しい

ここまで、「しつけの必要性」や「しつけの責任」などを詳しく解説してきました。

中にはこんなふうに思った方もいらっしゃると思います。

「やっぱりしつけは難しそうだな…」
「本当に自分にできるか心配…」

しかし、安心してください！

「犬のしつけはすごく楽しいこと」なんです。

例えば、自分の愛犬がお散歩中にいろんな人に「いい子だねー」「ちゃんとしつけられてるんだねー」と言われたらどうですか？

ワンちゃんはもちろん嬉しいですし、飼い主さんも誇らしいですよね。

他にも「おすわり」や「待て」など、今までできなかったことが少しづつできるようになっていくのは、飼い主とワンちゃんの達成感につながりますし、信頼関係も深まります。

もしかしたら最初は上手く行かないかもしれません。

しかし、飼い主さんが諦めずワンちゃんと向き合い続ければ、しつけは必ず良くなります。

「犬のしつけ＝ネガティブで大変なもの」と捉えるのではなく、「しつけ＝犬とのコミュニケーション」と思いながらポジティブに取り組んでみてください。

そうすれば、愛犬とのしつけの時間がきっと楽しくなるはずですよ！

よっしー

「犬のしつけ」は犬を飼わないとできない最高の醍醐味です！