でも、先住犬と新しいワンちゃんが一緒に仲良くできるか心配だなー...
もし、お迎えした後に犬同士の「相性」が合わなかったらどうしよう...
誰か詳しく教えてー!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- これからイヌの「多頭飼い」を検討している
- 「多頭飼い」で何に気をつければいいか知りたい
- 「多頭飼い」のコツを知りたい
文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
【その考え方危険です!】犬を多頭飼いするときの「相性」を徹底解説!
ワンちゃんを「多頭飼い」するときに、必ずと言っていいほど出てくる悩みが「犬同士の相性」です。
「多頭飼い」を検討されている方は、こんな悩みを持っている方が多いと思います。
- 先住犬のお友達が欲しいけど相性が心配…
- もし、多頭飼いをして相性が合わなかったらどうしよう…
私は8年以上ペット業界にいますが「犬同士の相性」に関しての悩みは、星の数ほど聞いてきました。
そこで、今回はあなたが「多頭飼い」をするとき、イヌ同士の相性で悩まないように、本質的な内容も交えながら徹底的に解説していきます。
では、この後の内容がわかりやすいように早速結論をお伝えします。
結論
犬の「相性」は間違いなくある。
しかし、イヌの相性をイヌの責任にしてしまうと「多頭飼い」はうまくいかない
<多頭飼いのコツ3選>
- できるだけ子犬を迎える
- 先住犬の生活ペースを極力変えない
- すぐに仲良くなると思わない
イヌ初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
そもそもイヌの相性ってあるの?
「イヌ同士の相性」の話をすると必ずこう言う方が出てきます。
- イヌ同士の相性って言うけど本当にそんなのあるのかなー?
- うちの愛犬はどの子とも相性いいけどなー?
確かに、そう言う方の意見もわかります。
しかし、私は8年以上ペット業界にいますが、考え方が少し違います。
では、私なりの結論を早速お伝えします。
結論
「イヌ同士の相性」は間違いなくある!
これは、ワンちゃんを飼っている方の大多数が「うんうん!」と頷いてくれると思います。
私自身「イヌ同士の相性」を感じる場面をよく見かけます。例えばこんなケースですね。
イヌの相性を感じるケース
- Aさんのチワワとは仲いいけど、Bさんのチワワとはすぐに喧嘩する
- トイプードルとは仲良いけど、柴犬には本気で怒る
- メスだと一緒に遊べるけど、オスとは取っ組み合いになる
- 自分のペースで遊べる子は仲いいけど、積極的にくる子はすぐに唸る
- 年齢が近い子とは仲良いけど、年齢が離れていると吠えてしまう
あなたの愛犬にも、当てはまっている項目が1つはあったんではないでしょうか?
確かに、どんなワンちゃんとも相性のいいこのお話は聞いたことはありますが、かなり少数の印象があります。
ほとんどの飼い主さんは、愛犬の相性を実感する場面に遭遇したことがあると思います。
これは、人間で例えるとわかりやすいかなと思います。
例えば、あなたはどんな人でも「相性」は関係ないから仲良くできると断言できますか?
「性別」「性格」「年齢」「容姿」など一切関係なしに、相性がないと言い切れますか?
おそらく多くの方は「NO」だと思います。
ちなみに、興味ないと思いますが、私は積極的にくるイケイケな男性が得意ではありません。
自分が消極的になってしまいペースが乱されてしまうからですね。
ただ、それと同じようなことが、ワンちゃんでもあると言うことです。
では、ここでこのように思った方もいらっしゃると思います。
- やっぱり相性はイヌの性格によるからイヌ次第だよね!
- イヌの相性はイヌ同士のことだから仕方ないよね!」
実は、これと少しでも似たようなことを考えられた飼い主さんは、非常に危険です。
もし、この考えを持った飼い主さんが「多頭飼い」を検討されているなら、多頭飼いを失敗してしまうリスクがかなり高いです。
「えっ?どう言うこと?」となっている方も多いと思うので、次の項目で詳しく解説していきますね。
多頭飼いで絶対にやってはいけない考え方
先ほどイヌ同士の相性について、このような考え方をする飼い主は、多頭飼いを失敗してしまう危険が高いという話をしました。
- やっぱり相性はイヌの性格によるからイヌ次第だよね!
- イヌの相性はイヌ同士のことだから仕方ないよね!
では「なぜ危険なのか?」というと、こちらも早速結論からお伝えします。
結論
イヌの相性をイヌの責任にしているから!
私はこれまで「多頭飼い」を悩まれている方のお話を多く聞いてきましたが、一定数こう言う方がいらっしゃいました。
多頭飼いの悩み
- うちの子はビビリで他の子と仲良くできないから多頭飼いはできないの!
- うちの子は他の犬にすぐに吠えるから多頭飼いは無理です!
- うちの子の性格が激しくて他の子を襲っちゃうから多頭飼いできないよ!
確かに、そもそも「多頭飼い」を本気で考えてない方は、建前でおっしゃる方もいるので、そう言う方は全然問題ないです。
ぶっちゃけ、多頭飼いをすることだけがワンちゃんの幸せとは限りません。
「1頭飼い」の方が幸せに過ごせるワンちゃんもたくさんいます。
しかし、多頭飼いを本気で考えている方は「イヌの相性をイヌの責任にすること」を絶対にやめた方がいいです。
なぜなら「イヌ同士の相性は愛犬の性格などの責任で飼い主自身に責任がないと思っている」からです。
さらに厳しい言葉で言うと「多頭飼いをしてイヌ同士の相性がうまくいかなかったら、愛犬の責任にして自分は悪くない」と言ってしまう飼い主の可能性が高いと言うことですね。
確かに、ワンちゃんが生まれ持った性格などもあるので「100%飼い主だけが悪い!」とは言えません。
しかし、ワンちゃんの性格は飼い主の飼い方で影響されることが多くあることを、ベースの考え方として持っておいた方がいいです。
その考え方があれば、このように考えることができます。
多頭飼いをできる考え方
- うちの子はビビリだけど、どうやったらビビらないように多頭飼いできるかな?
- うちの子はすぐに吠えるけど、どうやったら吠えないように仲良くできるかな?
つまり、「多頭飼いをするための具体的な対策」を考えることができるんです。
正直、「多頭飼い」をするときはこの考え方ができないと、現実的に多頭飼いのイメージができないと思います。
なので、多頭飼いを本気で検討しているなら「イヌの相性をイヌの責任にする」ことをやめるようにしましょう。
多頭飼いのコツ3選
「多頭飼いの考え方はわかったけど、具体的に何に気をつければいいの?」となっている方も多いと思うので、多頭飼いのコツをわかりやすく3つ紹介していきます。
ご紹介するコツは以下の通りです。
多頭飼いのコツ3選
- できるだけ子犬を迎える
- 先住犬の生活ペースを極力変えない
- すぐに仲良くなると思わない
順番に見ていきましょう。
できるだけ子犬を迎える
成犬の子をお迎えするよりも、子犬をお迎えした方が多頭飼いが馴染みやすい傾向があります。
なぜなら、こんな理由があるからですね。
子犬がオススメな理由
- 子犬は成犬より小さいので、先住犬が主導権を握りやすい
- 子犬はこだわりが少ないので、先住犬の生活に合わせやすい
- 子犬は生活習慣ができてないので、多頭飼いの環境に馴染みやすい
成犬の場合「自分のこだわり」や「今まで生活してきた生活習慣」をしっかり持っているケースが多いです。
そのため、お互いのこだわりや譲れない習慣がぶつかると、大きなケンカにつながるリスクがあります。
しかも、成犬だと体もしっかりしている子が多いので、本気のケンカになったとき飼い主さんもかなり心配になりますよね。
しかし、子犬だと話が大きく変わってきます。
子犬は良くも悪くも、まだ何にも染まっていない真っ白な状態でお家に迎えられます。
しかも、子犬は体がまだ小さいので先住犬も飼い主も余裕を持って接することができます。
つまり、子犬は先住犬の生活スタイルに合わせやすく、飼い主もしつけがしやすいと言うことですね。
ですので、子犬の方が、先住犬も比較的馴染みやすく、飼い主さんもコントロールしやいので、できるだけ子犬を迎えるのがオススメですよ。
先住犬の生活ペースを極力変えない
これは簡単なように聞こえますが、実際にやってみると結構難しかったりします。
なぜなら、初めて多頭飼いする飼い主はこんなふうになりやすいからです。
多頭飼いでやりがちな飼い方
- 新しく迎えるイヌに意識が集中してしまう
- 新しく迎えるイヌを優先してしまう
- 新しく迎えるイヌをチヤホヤする
どうしても新しく迎えるワンちゃんは、子犬だったり体が小さい子が多いので、飼い主の意識が向くことが多いです。
すると、先住犬よりも新しく迎えたワンちゃんの生活ペースの方を優先しがちになってしまいます。
その結果、先住犬の生活ペースが乱れるだけでなく、飼い主が先住犬に向き合う回数も減ってしまうので、先住犬にストレスがかかってしまい多頭飼いが上手くいかないなんてことになってしまいます。
ですので、そうならないように多頭飼いをする際は、先住犬の生活ペースを極力変えないように意識しましょう。
わかりやすいイメージとしては「新しく迎えるワンちゃんが先住犬の生活の一部になるイメージ」ですかね。
ですので、先住犬のフードをあげるタイミングも遊び方も変える必要はありません。
基本的には、飼い主さんが「先住犬ファースト」を心がけて接すれば、自然と多頭飼いがうまくいったりしますよ。
なので、あなたが「多頭飼い」をする際はぜひ意識してやってみてくださいね。
すぐに仲良くなると思わない
これも結構ありがちなのですが、先住犬と新しいワンちゃんがすぐに仲良くなると思って、こんなふうに顔合わせをしてしまう方がかなり多いです。
多頭飼いでやりがちな顔合わせ
- 飼い主が急に新しいワンちゃんを先住犬の目の前に連れていく
- サークルや仕切りを使わず急に2頭で遊ばせる
- 飼い主が全く介入せず犬同士の自由にさせる
もちろん、これらの方法でわんちゃん同士が仲良くなることもあるので、100%間違ってるとは言いません。
しかし、先住犬がビビリの子やケンカっ早い子ならどうでしょうか?
先住犬のストレスはかなり大きくなりそうですし、新しく迎えるワンちゃんも大きなケガをしないとは言い切れませんよね?
ちなみに、多頭飼いをする際はこんなイメージを持っておくといいかなと思います。
多頭飼いの顔合わせのイメージ
- サークなどの仕切り越しで顔合わせする
- 先住犬が自ら新しいイヌに近づくのを待つ
- 仲良くなるには3ヶ月かかると思っておく
まずは、基本的に「多頭飼いはすぐに仲良くならない!」と胸に刻みこんでおきましょう。
「すぐに仲良くなったらラッキー!」ぐらいに思っておくといいです。
そうすれば、多頭飼いに対する向き合い方が少し楽になるはずですよ。
【その考え方危険です!】犬を多頭飼いするときの「相性」を徹底解説!まとめ
今回のまとめはこちらです。
結論
犬の「相性」は間違いなくある。
しかし、イヌの相性をイヌの責任にしてしまうと「多頭飼い」はうまくいかない
<多頭飼いのコツ3選>
- できるだけ子犬を迎える
- 先住犬の生活ペースを極力変えない
- すぐに仲良くなると思わない
今回も私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!