見た目は可愛いし愛犬が乗ってたら絶対可愛いだろうなー
でも、本当に必要かどうか微妙だし実際のところどうなんだろう?
誰か詳しく教えてー!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- イヌ用カートを買おうか迷っている
- イヌ用カートが本当に必要なのか知りたい
- イヌ用カートのメリット・デメリットを知りたい
現役ペットショップ店長が選ぶイヌ用ペットカートおすすめ6選を徹底解説!
あなたも1度は「ワンちゃんが『ペットカート』に乗って散歩している姿」を見たことがあるんではないでしょうか?
ワンちゃんが人間の赤ちゃんと同じようにベビーカーに乗って、顔をひょっこり出している姿は見ているだけで顔がニヤけちゃいますよね。
しかし、そんな「ペットカート」ですが、こんな声をよく聞きます。
- カートに入れずに普通に歩けばいいんじゃないの?
- 飼い主の自己満足で無理やりカートに入れてるんじゃないの?
- そもそもカートに入れている理由が分からない...
確かに、言いたいことはよくわかります。
実際にペットカートがなくても散歩はできるし「何でわざわざカートに入れなきゃいけないの?」って思いますよね。
しかし、実は「ペットカート」にはペットカートにしかない「メリット」もたくさんあるんです。
しかも、それは「愛犬の命」や「愛犬の健康」を守ために必要なことでもあったりします。
そこで本記事では「ペットカートの必要性」「ペットカートのメリット・デメリット」などを詳しく解説していきますので、最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
そもそもイヌ用ペットカートは必要なの?
さっそく結論から言うとこれです。
結論
飼い主全員が必要ではないが、人によってはメチャクチャ重宝する!
ちなみにですが、あなたは「イヌ用ペットカート」にどんなイメージがありますか?
おそらく多くの人はこう感じていると思います。
「イヌ用ペットカートを持ってなくても犬は飼えるでしょ!」
確かに、おっしゃる通りで「ペットカート」を持ってなくてもイヌは飼えます。
むしろ「どこでペットカートを使うの?」って思ってる方も結構いらっしゃるんではないでしょうか?
しかし、一見必要ないように見える「ペットカート」ですが、飼い主や愛犬によって「絶対にないと困るもの」になる場合もあるんです。
なぜなら「ペットカート」にしかできない重要な役割があるからなんですね。
次は、その重要な役割を詳しく見ていきましょう!
イヌ用ペットカートのメリット
では続いて「イヌ用ペットカート」のメリットを見ていきましょう。
私が思うメリットはこんな感じです。
ペットカートのメリット
- 体の弱い子や高齢犬でも安心して散歩ができる
- 行動範囲が広がる
- 2頭以上のお出かけに便利
- 暑さや熱中症を防げる
- 他の犬や他人とのトラブルを防げる
つまり上記のメリットを見て「ペットカートってめっちゃ必要じゃん!」と思った方は「ペットカート」を検討した方がいい人です。
さらに「ペットカート」を買うイメージがしやすいように、それぞれのメリットを詳しく解説していきますね。
体の弱い子や高齢犬でも安心して散歩ができる
個人的に「ペットカート」を使う1番のメリットだと思っています。
具体的に言うと、こんなワンちゃんは「ペットカート」が重宝すると思います。
- もともと足腰が弱くて思うように散歩ができない
- 高齢で体力が少なくなり長時間の散歩ができない
- 疾患を持っていて硬い地面を歩いて散歩ができない
確かに「体力のある若いイヌ」や「健康に問題がないイヌ」なら「ペットカート」は必要ないかもしれません。
しかし「ペットカート」は散歩をしたくてもできない愛犬にとっては欠かせないアイテムです。
しかも、飼い主と愛犬の距離も近いので、愛犬に声をかけやすく安心しやすい環境が作りやすいです。
また、愛犬を抱っこをする必要がないので重さを感じることもなく、のんびりとマイペースに散歩ができるのもグッドですね。
行動範囲が広がる
「ペットカート」を使うことで、いろいろな意味で行動範囲が広がります。
例えばこんな感じですね。
- イヌを抱えなくていいので、ゆったり一緒に出かけられる
- イヌをカートに入れるので、犬が安心しやすく出かけやすくなる
- 普段一緒に行かないショッピング施設などに行きやすくなる
1番ラクなのは「イヌを抱えなくてもいい」ことですね。
イヌを抱っこしたり「キャリーケース」などで運ぶと、どうしても手が塞がったり、犬の重さをダイレクトに感じてしまいます。
それだけで、遠出をするのがイヤになっちゃいますよね。
しかし「ペットカート」なら、その悩みがほとんどなくなるので、飼い主の気持ちに「ゆとり」が生まれます。
その結果「今度ちょっと遠いところ行ってみよっか!」や「いつもと違うところに行ってみようよ!」などの気持ちが出てきて、行動範囲が広がるはずですよ。
2頭以上のお出かけにも便利
ワンちゃんを2頭以上飼っている飼い主さんも「ペットカート」は役立ちます。
例えばこんなシチュエーションですね。
- 2頭同時に動物病院に行く
- 2頭同時にトリミングサロンに行く
- 2頭同時に散歩に行く
- 2頭同時に遠くへ出かける
ワンちゃんを1頭しか飼ってない方はイメージしづらいと思いますが、2頭以上飼っている方は「うんうん」とうなずいていると思います。
実は、2頭同時に何かをする場面って意外と結構あるんです。
しかも、1回何かをするたびに地味に体力と手間がかかります。
なので「今後イヌを2頭以上で買おうと思っている」「現在イヌを2頭以上飼っている」飼い主は、「ペットカート」のメリットを強く感じると思いますよ。
暑さや熱中症を防げる
「ペットカート」は愛犬の健康を守るためにも役立ったりします。
とくに、夏場での散歩やお出かけの際は「暑さ」や「熱中症」対策になります。
例えばこんな感じですね。
- 地面から離れているので、地面の暑さを感じにくい
- 地面に足がつかないので、肉球がヤケドしない
- カートに日除けがついているので、日差しの影響を受けにくい
- カートに暑さ対策グッズをつけれるので、暑さ対策をしやすい
こうやって見ると「ペットカート」を使うだけで「暑さ」や「熱中症」を予防できそうな感じがしますよね。
実際、真夏は人間でも外に出れば命の危険を感じるほど過酷な環境です。
つまり、体の小さいワンちゃんにとっては「地獄のような暑さ」を感じる環境ということです。
少しでも愛犬を「暑さ」のリスクから減らしたいなら「ペットカート」はオススメですよ。
他の犬や他人とのトラブルを防げる
これも「ペットカート」を使う大きなメリットの1つです。
「ペットカート」が他の犬や他人とのトラブルを予防できたりします。
例えばこんな感じですね。
- カートの中にいるので、他のイヌや人と接触しづらい
- カートで囲まれてるので、イヌが安心しやすい
- カートに屋根がついているので、ある程度視界を隠せる
このように「ペットカート」は愛犬を守るための環境を手軽に作ることができます。
リードをつけたまま出かけることは多いですが、どうしても他の犬や人に接触しやすいです。
しかし「ペットカート」は常に飼い主の手元にあるので、物理的に接触を防ぎやすく、怖がりな愛犬でも安心して使えたりします。
とくにイヌや人がたくさん集まりやすい「公園」「ドッグラン」「ペット入場可の商業施設」などでは、大活躍するかもしれませんね。
イヌ用ペットカートのデメリット
ここまで「ペットカート」のメリットを見てきましたが、もちろんデメリットもあります。
ちなみに、私が思うデメリットはこんな感じです。
ペットカートのデメリット
- 場所によっては使いづらい
- 転倒するとかなり危険
- イヌが自力で歩くことをイヤがる
デメリットを理解しておかないと、ペットカートを飼った後に「こんなはずではなかったのに...」と後悔してしまう可能性があります。
しっかりとデメリットを把握しておきましょう。
では、順番に詳しく解説していきます。
場所によっては使いづらい
「ペットカート」は手で押しながら使うので、どうしても地面や段差の影響などを受けやすいです。
なので、使う場所によってはかなり使いづらかったりします。
例えばこんな場所ですね。
- 階段がある場所
- 地面が舗装されてない場所
- 道幅が狭い場所
場所によっては、いちいちカートを折り畳まないといけなかったり、カートからイヌを出す必要があったりします。
その作業が結構面倒くさかったりするんですよね。
そうすると「せっかくペットカートを買ったのに全然意味ないじゃん!」なんてことになりかねません。
なのであなたの散歩コースや外出先で「ペットカート」が問題なく使えるかどうかは、購入前に確認しておくといいですよ。
転倒するとかなり危険
「ペットカート」は、ワンちゃんが硬いものに守られておらず、むき出しの状態になるので、転倒するとかなり危険です。
転倒する状況としては、こんな場合があります。
- イヌが驚いてカートから飛び出る
- カートの耐荷重以上の物を乗せる
- 重い荷物をハンドル部分に乗せる
- タイヤの空気圧が不十分
- 地面に足元を取られる
「ペットカート」はカゴと地面との距離が、人の腰の高さくらいまであります。
骨が細い「トイプードル」や「チワワ」なら、『捻挫』や『骨折』などの大ケガになるリスクはかなり高いです。
最悪、頭から落ちたら命に関わる可能性も十分考えられます。
ですので「ペットカート」を使用する際は、転倒しないように細心の注意を払うようにしましょう。
イヌが自力で歩くことをイヤがる
「ペットカート」に慣れ過ぎてしまうと、散歩の際にワンちゃんが自力で歩かなくなってしまう可能性があります。
なんとなくイメージできると思いますが「ペットカート」はワンちゃんが歩かなくてもいいので「楽だから」ですね。
ちなみに、さらに悪化すると、こんなことになるかもしれません。
- イヌがワガママを通そうとしてくる
- 飼い主の言うことを聞かなくなる
- イヌが飼い主を下に見てくる
「ペットカート」を使うのはいいですが「使う目的」をしっかりと持っておきましょう。
1番よくないのは「愛犬を甘やかすため」に「ペットカート」を使ってしまうことです。
そうすると、上記のようになりかねません。
何のために「ペットカート」が必要かは、購入前にハッキリさせておくといいですよ。
イヌ用ペットカートおすすめ6選
では、個人的にオススメな「ペット用カート」を紹介していきます。
ワンちゃんを飼うのが初めての方でも使いやすいものをピックアップしたので、よかったら参考にしてくださいね!
Pandaloli 『2WAY多機能ペットカート』
これ1つでOK!どこでも使える万能型ペットカート!
このカートのおすすめポイントは、飼い主が欲しい機能をカユいところまで全部盛り込んだところです。
「コット取り外し可能」「車載用バッグ可能」「防水加工」「ワンタッチ折りたたみ可能」「ブレーキ付き後輪」など、外出先で「これはあると嬉しい!」と言う機能がたくさんついています。
さらに、高いカートだと”50,000円”以上するものもありますが、そんなに変わらない機能で値段も”15,000円”前後なのでお買い求めしやすいのもグッドです。(2023年11月現在)
また、耐荷重も約20kgなので、愛犬が「成犬」になって大きくなったからと言って、買い換える必要もほとんどないのも嬉しいですね。
「安すぎず高すぎず、どこでも万能に使えるカートが欲しい!」という方にはオススメですよ。
本体の重量 | 約7.3kg |
耐荷重 | 約20kg |
折りたたみ可能 | ○ |
コット(カゴ部分)取り外し可能 | ○ |
アイリスプラザ 『折り畳みミニペットカート』
ダントツの安さ!簡単なお出かけにもってこいのペットカート!
1番のおすすめポイントは、なんと言っても「値段の安さ」です。
「ペットカート」の中ではトップクラスに値段が安いですね。
値段は安くても「ブレーキ付き後輪」「折りたたみ可能」「飛び出し防止リード付き」など、普通に「ペットカート」として使用することは可能です。
しかも、本体重量が”3.8kg”で抜群の軽さなので、女性の方でも持ち運びが相当ラクに感じるはずです。
ただし値段が安い分「コットの取り外しができない」「カートの作りが心もとない」などのデメリットもあるので、メリットと天秤にかけて選ぶ必要があります。
「最低限の機能が使えて、とにかく安いペットカートが欲しい!」という方にはオススメですよ。
本体の重量 | 約3.8kg |
耐荷重 | 約8kg |
折りたたみ可能 | ○ |
コット(カゴ部分)取り外し可能 | × |
Pandaloli 『両用ペットカート 折り畳み式』
機能も見た目も◎!お出かけ気分爆上がりペットカート!
「作りの丈夫さ」と「見た目の可愛さ」はダントツでおすすめです。
フレーム部分とカゴ部分には「高強度アルミニウム」が使用されているので、他の安いカートと比べると「見た目の安定感」が全然違います。
さらに「高強度アルミニウム」によって、カゴ部分がしっかりと「ドーム状」になってるので見た目がかわいく、お出かけするのも楽しくなっちゃうカートですね。
また、ワンタッチで折り畳みが可能な上に「自立」もするので、お出かけや収納の際にも使い勝手抜群です。
「見た目も機能もこだわりたくて、ワンランク上のペットカートが欲しい!」という方にはオススメですよ。
本体の重量 | 約8.4kg |
耐荷重 | 約20kg |
折りたたみ可能 | ○ |
コット(カゴ部分)取り外し可能 | ○ |
Totoro ball 『アルミフレームペットカート 』
安定感バッチリ!中型犬・多頭飼いでも安心なペットカート!
このカートは、他のペットカートと比較すると「作りの安定感」が抜群です。
値段が比較的安くて、耐荷重が”30kg”もあるペットカートはそんなに数は多くないです。ちなみに、一般的な耐荷重は8〜15kgぐらいです。
安定感の理由は、重い体重を支えるためにフレーム、カゴ部分には「高強度アルミニウム」が使用されているところですね。
耐荷重が”30kg”もあるので、小型犬なら2〜3頭カートに入っても問題なく使用できちゃいます。
また、中型犬でも余裕を持って入れちゃうので、大きめな愛犬でも安心して使えるところは◎です。
コットが取り外しできない分「安定感」に力を入れたカートですね。
「小型犬の多頭飼いや中型犬を飼っていて、安定感のあるしっかりしたペットカートが欲しい!」という方にはオススメですよ。
本体の重量 | 7kg |
耐荷重 | 約30kg |
折りたたみ可能 | ○ |
コット(カゴ部分)取り外し可能 | × |
HRKING 『分離型ペットカート 』
コスパ抜群!初めての飼い主にもってこいのペットカート!
このカートのおすすめポイントは、「値段が安いのに機能性が高い」ところです。
値段が安いカートは、「カート」と「コット」部分が取り外しができず、「キャリーケース」として使用できないものが多いです。
しかし、このカートは値段が”10,000円”を切るにも関わらず、「キャリーケース」や「車載用バッグ」としても使えちゃいます。(2023年11月現在)
また「カート」と「コット」は、どちらもコンパクトに折り畳むことができるので、使わないときは収納しやすく使い勝手もいいです。
ただ、高いカートと比べると、カートの作りがどうしても心もとなく見えるので、そこは割り切る必要があります。
「とりあえず、ペットカートがどんなものか試しに使ってみたい!」という方にはオススメですよ。
本体の重量 | 5.3kg |
耐荷重 | 約15kg |
折りたたみ可能 | ○ |
コット(カゴ部分)取り外し可能 | ○ |
Aikenn 『折り畳みペットカート 』
カラバリ豊富!見た目もスマートなペットカート!
個人的に1番のおすすめポイントは、「カラーバリエーションが豊富」なところです。
「牛柄」「ベージュ」「グリーン」など5色を展開をしており、愛犬にマッチしたカラーを選べるはずですよ。
だからと言って「見た目が安っぽいか?」と言われると、そんなことはありません。
コットの生地は「オックスフォード生地」を使っているので、見た目もしっかりしていて丈夫な作りになっています。
「見た目や色にこだわったペットカートが欲しい!」という方にはオススメですよ。
本体の重量 | 約4.8kg |
耐荷重 | 約15kg |
折りたたみ可能 | ○ |
コット(カゴ部分)取り外し可能 | × |
現役ペットショップ店長が選ぶイヌ用ペットカートおすすめ6選まとめ
ここまで、さまざまな「ペットカート」をご紹介してきました。
飼い主によっては「機能性」「値段」「見た目」など、選ぶポイントは様々だと思います。
愛犬の性格や特徴などを踏まえた上で、飼い主がベストな「ペットカート」を選んであげてくださいね。
私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!