でも自分がワンちゃんを最後まで幸せにできるかな?
ワンちゃんを不幸にさせないために何をすればいいんだろう?
詳しく教えてー!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- これから初めて犬を飼おうと思っている
- 自分が犬を幸せにできるか知りたい
- 犬を不幸にする人の特徴を知りたい
文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
犬を不幸にする飼い主に当てはまる特徴5選を徹底解説!
私は現在8年以上ペット業界にいますが、これまで400頭以上のワンちゃん達をお客様にお迎えしてもらってきました。
ありがたいことに、これまで数千人以上のお客様の声を聞く機会がありました。
そして、お客様の中には沢山こんな方がいらっしゃいました。
「本当にワンちゃんのことを真剣に考えているんだな!」
「この人だったら安心してワンちゃんをお願いできる!」
中には、お客様のワンちゃんを思う気持ちが強すぎて、私が感動してしまうことが何度もあったぐらいです。
しかし、私が接してきたお客様の中には、悲しいことにこんな方もいらっしゃいました。
「この人は本当にワンちゃんを飼っても大丈夫かな?」
「ワンちゃんを飼うことを舐めてるのかな?」
厳しい言葉を使いますが「ワンちゃんを不幸にしてしまう考え」を持っている方です。
しかも、そういうお客様と話してて怖いなと思うのは、お客さん自身も無意識で悪気がなくワンちゃんを不幸にしてしまう考えや発言をしているところですね。
そこで、今回はワンちゃんを不幸にしてしまう人の特徴5選をペットショップ店長の目線で解説していきます。
もしかしたら、あなた自身に悪気がなくても無意識にワンちゃんを不幸に導いてしまう特徴に当てはまっているかもしれません。
もし、特徴に当てはまっていたとしても、解決策も一緒に解説していくのであなたの考え方を見直す機会になれば嬉しいです!
では、この後の内容がわかりやすいように早速結論をお伝えします。
結論
- 経済的余裕がない
- 自己中心的
- 自分の考えがすべて正しい
- 本気で犬を怒れない
- 犬に期待しすぎる
犬初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
特徴①経済的余裕がない
これは、改めて言うまでもないですね。
あなたも何となく「経済的余裕がない人」が犬を不幸にしてしまうイメージがつきやすいんではないでしょうか?
具体的にどのように犬を不幸にしてしまうかというとこんな感じですね。
犬を不幸にしてしまう理由
- 飼い主の精神的余裕がなくなる
- 犬にかけられるお金が少ない
- 病気の治療の選択肢がない
例えば、年収が「200万円の飼い主」と「1000万円の飼い主」では、どちらがワンちゃんを幸せにできそうでしょうか?
年収1000万円の飼い主の方が「より質の高いフード」「より高水準なトリミング」など愛犬にかけられるお金が多いですよね。
もちろん年収200万円の飼い主が必ず犬を不幸にすると言うわけではないですが、ワンちゃんの幸せのためにできる選択肢が限られてきます。
とくに、その差が大きく出るのが「病気の治療」です。
経済的余裕があれば治療できた病気でもお金に余裕がないことで治療できずに「安楽死」の選択をするしかないなんてこともあり得ます。
もちろん、延命することがその子の幸せかどうかはわかりませんが、少なくとも「自分のお金のせいでこの子を助けられなかった…」という後悔は無くすことができますよね。
ですので、ある程度の「経済的余裕」がなければ、ワンちゃんだけでなく飼い主自身も不幸になってしまうことも十分あり得ます。
では、どれぐらいの経済的余裕があればいいかと言うと、ペット保険会社アニコムさんの調査によると、ワンちゃんの1年間にかかる費用は約36万円というデータが出ています。
個人的には、この数字を見ても「これなら全然大丈夫!」と思える人なら経済的余裕があると思います。
逆に、ほんのちょっとでも「高いな…」「ちょっと心配だな…」と思った方は、今ワンちゃんを飼うのをやめた方がいいでしょう。
犬を不幸にしてしまう可能性が高いです。
経済的な余裕はワンちゃんを飼う上で必須なので、必ずチェックするようにしましょう!
特徴②自己中心的
その言葉の通りで「物事を自分中心で考えてしまう人」のことですね。
「自分が楽しければ周りはどうなったっていい!」「周りが自分をどう思うが関係ない!」と考えてしまう方です。
例えば、自己中心的な人がワンちゃんを飼うとこんなふうに考える方が多いです。
自己中な人の考え
- ペット不可の家だけどバレないから犬を飼おう!
- 公園で犬を思いっきり遊ばせたいからリードをつけずに遊ばせよう!
- 犬がメッチャ人に吠えたり噛みつこうとするけど仕方ないよね!
正直、周りの人に迷惑をかけなければ自己中でも全然問題ないのですが、ワンちゃんを飼うとなると話が違ってきます。
人間社会でワンちゃんを飼う以上、必ず他の人とのお付き合いがあります。
例えば、犬が苦手な人が公園でいきなりワンちゃんに近寄られたらトラウマになるぐらい怖い思いをするかもしれません。
そして、その人に重度の犬アレルギーがあった場合はどうでしょうか?最悪命に関わることもあり得ます。
しかも、それで飼い主が批判されるだけならまだしも、「その飼い主に飼われたワンちゃんも悪い!」と言われることになります。
ワンちゃんの責任は「0」なのに、飼い主の自己中心的なせいでワンちゃんを不幸にしてしまう可能性が十分あり得るんです。
もし、自分に自己中心的な特徴が当てはまってしまっているなと感じた人は「自分が集団の中にいて様々な価値観を持っている人がいること」を意識してみてください。
例えば「今ペット不可の家で犬を飼うと誰が困るんだろう?」「今犬のリードを離すと誰に迷惑がかかるかな?」など、自分以外の人の視点に合わせ物事を考えてみてください。
最初は難しいかもしれませんが、ワンちゃんの幸せのためにぜひチャレンジしてみてくださいね!
特徴③自分の考えがすべて正しい
これは、一度ワンちゃんを飼ったことがある高齢の方に多い傾向があります。
例えば、こんなことを言う方が結構いらっしゃいます。
- 前飼ってた犬が人間の食べ物好きだったから犬には人間の食べ物をあげても問題ない!
- 昔は外で犬を飼ってたのに家の中で犬を飼うなんてもってのほかだ!
確かに一昔前は、ワンちゃんを屋外の犬小屋で飼うことが当たり前でしたし、人間のご飯と味噌汁を混ぜたものをあげても何も言われませんでした。
しかし、今はワンちゃんは「ペット」より「家族の一員」としての存在が大きくなっています。
あなたは家族の一員に「一日中外にいろ!」と言ったり、栄養バランスを全く考えていないご飯をあげるでしょうか?
おそらく多くの人がしないはずです。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、すべてのワンちゃんを「そうしろ!」と言うわけではありません。
お家の環境次第では外でワンちゃんを飼ったり、手作りフードをあげなければいけないワンちゃんもいるでしょう。
ここで覚えておいて欲しいのは「様々な選択肢がある中で自分でベストな選択を選んだ」と言うことが重要です。
例えば、AとBの選択肢があるとします。
と考える人は、進める道が一つしかなく道を選ぶことすらできません。
しかし
と考えられる人は、ワンちゃんにとってのベストな選択をできます。
つまりワンちゃんを幸せにできる可能性が上がると言うことです。
もちろん自分の考えが正しい場合もありますが、躍起になりすぎると思わぬところでワンちゃんを不幸にすることもあるので気をつけてくださいね!
特徴④本気で犬を怒れない
この特徴は、非常に多くの方に当てはまっていると思います。
ワンちゃんに対して「優しすぎる」方が多いですね。
一見聞こえはいいですが、逆を言えばワンちゃんに「甘すぎる」とも言い換えられます。
例えばワンちゃんを飼ったらこんなことをしてしまう方です。
犬に甘すぎる人
- 愛犬が見つめてくるから、ついおやつをあげちゃうんです…
- イタズラをしても可愛いから許しちゃってます…
- 愛犬が吠えるたびに構ってしまいます….
もちろん「イタズラされるのが楽しいから全然気にしてません!」とか「犬が吠える度に構ってあげるのが幸せです!」と言う方は全然そのままで問題ありません。
飼い主さんもワンちゃんも幸せと思えるならそれ以上はないですからね。
しかし「イタズラ」や「吠え」にネガティブに思っているなら、本気で犬を怒れないと犬を不幸にしてしまいます。
例えば、イタズラをしても許してしまうなら、イタズラがエスカレートして「誤飲事故」や「骨折」などの大きな事故になり命に関わってしまうかもしれません。
ですので、犬を不幸にしないためにも、ときには「本気で犬を怒る」ことも大切です。
本気で犬を怒れない人は「犬の言いなり」になってしまっている方が本当に多いです。
愛犬の幸せのためにも「本気で犬を怒る」ことも意識してみてくださいね!
特徴⑤犬に期待しすぎる
「犬に期待しすぎるってどう言うこと?」って思った方も多いはずなので具体的にみていきましょう。
例えばワンちゃんを飼ったらこんなことを言ってしまう方です。
犬に期待しすぎる人の特徴
- 何でおすわりがすぐにできないのよ!
- 何で飼い主の言うことがわからないのよ!
- 何で何回もトイレ失敗するのよ!
ここで超重要なことを1つお伝えします。
「犬はどこまで行っても犬です。」
もう一度言います。
「犬はどこまで行っても犬です。」
なぜか飼い主の多くの方は、「おすわりが1回できたからもうおすわりは完璧ね!」とか「ワンちゃんは賢いから人の言っていることがすぐわかる!」と過大評価をしすぎている方が多いです。
確かに、それができるワンちゃんもいるので全ては否定しませんが、ワンちゃんに何でも期待しすぎてしまっていると、飼い主の期待通りに行かなかったとき、ワンちゃんがかわいそうです。
期待することは構いませんが、飼い主の思い通りにいかなかったからと言って、ガッカリするのはやめてください。
ワンちゃんは人間ほど賢くはありません。
ですので、おすわりやトイレなどは、1〜2回ですぐ覚えると思うのをやめましょう。
ワンちゃんによっては2〜3ヶ月、もしくはもっと時間がかかると覚悟しておきましょう。
そうすれば、飼い主さんも余裕を持って愛犬と向き合えますし、ワンちゃんも変に不幸な思いをさせずに済みます。
犬に期待をしすぎず、愛犬のペースに合わせたしつけを意識してみてくださいね!
犬を不幸にする飼い主に当てはまる特徴5選まとめ
今回のまとめはこちらです。
犬を不幸にする人の特徴
- 経済的余裕がない
- 自己中心的
- 自分の考えがすべて正しい
- 本気で犬を怒れない
- 犬に期待しすぎる
私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!