チワワを飼いたいけど吠えやすいと大変そうだなー...
吠えやすい理由がわかればなんとかなりそうなのに...
詳しく教えてー!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- これからチワワを買おうと思っている
- チワワが吠えやすい理由を知りたい
- 自分にチワワが飼っていけるか知りたい
文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
なぜチワワが吠えやすいと言われる本当の理由3選を徹底解説!
いきなりですが、あなたはチワワにどんなイメージを持っていますか?
「体が小さい」「目が大きい」「可愛い」などいろんな回答があると思います。
しかし、私は7年以上ペット業界にいますが、お客さんたちがダントツで多いイメージを持っているものが一つありました。
それは「吠えやすい」です。
「チワワってキャンキャンうるさいでしょ?」
「近所のチワワはみんな吠えてます!」
このようにチワワが「吠えやすい」と思っている方が圧倒的に多かったです。
あなたも何となく「吠えやすいイメージ」をチワワに持っているんではないでしょうか?
では、なぜチワワは吠えやすいのでしょうか?
その理由についてはあまり深く考えたことないですよね。
そこで今回は、チワワが吠えやすいと言われる本当の理由3選を現役ペットショップ店長の目線で徹底解説していきます。
では、この後の内容がわかりやすいように早速結論をお伝えします。
結論
チワワが吠えやすい理由3選
①体が小さいから
②飼い主が過保護になりやすいから
③しつけが簡単だと思っているから
犬初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
吠えやすい理由①体が小さいから
チワワは、ギネスブックにも「世界最小の犬」として登録されるぐらい小さな犬種です。
平均体重は約2~3kgほどで2ℓペットボトル一本半ぐらいの重さですね。
そう考えると、かなり小さい犬種だということが分かりますよね。
では、体が小さいと「吠えやすい」にどんな関係があるのでしょうか?
具体的な例で見てみましょう。
例えば、あなたが体重20kgの小学一年生で1人で道を歩いているとします。
すると反対側から体重100kgの大男がゆっくりと近づいてきます。
さあ、ここであなたはどんな気持ちでしょうか?
多くの方はこんなふうに思いませんか?
「ちょっと怖いなー…」
「何かされるんじゃないかな…」
少なからず「警戒心」や「恐怖心」が出てくるはずです。
おそらく「平常心」でいられる人は少ないんじゃないかと思います。
では、逆にあなたが体重100kgの大男の立場だったらどうでしょうか?
おそらくこんなふうに思うんではないでしょうか?
「あー、小さい子が歩いてくるなー」
「ちっちゃくてカワイイなー(笑)」
少なくとも「警戒心」よりは「安心感」や「守ってあげたい気持ち」が出てくるんではないでしょうか?
では、これがさらに体が小さいチワワちゃんの場合はどうでしょうか?
人間以上に体格差が激しいチワワなら、こっちに近寄って欲しくない「警戒心」、やられたら怖いという「恐怖心」を私たちが思っている以上に強く感じてしまいやすいです。
確かに、自分の体重が3kgなのに、体重が30kgの犬が向かってきたら、そりゃ警戒しますし怖いですよね。
私も、チワワの立場だったら同じようになってしまう自信があります。(笑)
なので、体が小さいチワワは体が大きい犬と比べて「警戒心」や「恐怖心」を感じやすく「吠えやすい」というわけです。
吠えやすい理由②飼い主が過保護になりやすいから
「ゲッ、私のことだ…」と思った方も多いんではないでしょうか?
私の経験上ですが、チワワを飼っている飼い主さんは「過保護」になっている方がかなり多いと感じています。
「トイプードル」「ダックスフンド」を飼っている飼い主さんにも、もちろん過保護な方はいらっしゃいました。
しかし、その中でもチワワの飼い主さんはとくに多い印象がありますね。
例えばこんな感じです。
飼い主の過保護な行動
- イタズラをしても全て許しちゃう
- 必要のない食べ物やおやつを与えてしまう
- 犬の言うことをすべてきいている
今「チワワ」を飼っている方は、当てはまるものがありませんでしたか?
もしくは、これから「チワワ」を飼おうと思っている方は、これをしない自信はありますか?
一見、これらはチワワが「吠えやすい」ことと関係ないように見えますが犬が自分の欲求を満たそうとする「欲求吠え」に大きな影響を与えます。
ただ正直、こうなってしまう飼い主さんの気持ちも分からなくはないです。
過保護になる大きな理由は、やはり「チワワの見た目」でしょう。
過保護になってしまう主な理由はこんな感じです。
過保護になる理由
- 骨が細い
- 目がウルウルしている
- 体が小さい
- 体をプルプルさせる
- 全体的に弱々しい
確かに、こんな見た目のチワワは厳しく叱れず「過保護」にしたくなっちゃいますよね。
しかし愛犬を過保護にしてしまうことで後悔するのは飼い主さん自身です。
「何でもかんでも吠えまくるチワワ」「誰がきても静かにしているチワワ」なら、あなたはどちらに育ててあげたいですか?
犬を「可愛がる」ことと「甘やかす」ことは似てるようで全く違います。
「チワワって吠えやすいよね!」と言われないようにするために、この記事を見ているあなただけでも「過保護」になるのをやめるようにしていきましょう。
吠えやすい理由③しつけが簡単だと思っているから
これは今回の記事で最も覚えておいてもらいたいポイントです。
なぜなら、チワワのしつけが簡単だと思い過ぎている方がメチャクチャ多いからですね。
私もよくないと思うのですが、ペットショップの店員も「チワワのしつけは簡単ですよ!」って良いことだけを言う店員が結構多いんですよ。
「デメリット」も言わずにいいことだけ言うのは、絶対やめてもらいたいです。
確かに、チワワは中型犬や大型犬と比べれば「しつけ」が簡単なところも間違いなくあります。
私も「抱っこがラク」「散歩の量も少なくて済む」「お子さんや女性の方でも扱いやすい」犬種だと思っています。
しかし、だからと言って「しつけが簡単!」と思いすぎるのは危険です。
その先入観を持ち過ぎてしまうから「しつけ」が上手く行かず「チワワが吠えやすい」と言われてしまう原因になっています。
例えば、しつけが上手くいっていない飼い主さんはこんな方が多いです。
しつけが上手くいかない特徴
- 犬の言いなりになっている
- 犬が何をしても許している
- 主導権が完全に犬になっている
「ギクっ!これも私のことじゃん…」と思った方も多いんではないでしょうか?
しつけが簡単だと思っていると、飼い主が真剣にしつけに向き合おうとしない傾向があります。
その結果、犬に下に見られ「犬が家族で1番順位が上です!」なんて言う構図になりかねません。
私の経験上、とくに「チワワ」を飼ってる飼い主で、この構図になっている方が多いですね。
先ほどもふれましたが「体が小さい」と「飼い主が過保護になりやすい」も相乗効果になっていると感じます。
ですので、チワワを飼うならまず「しつけが簡単だ」と言う先入観は捨てましょう。
そして、個人的にチワワを飼う上で心得てほしいポイントはこんな感じです。
気をつけてほしいポイント
- 心を鬼にしてしつけをする
- 絶対に主導権は飼い主にする
- 何が1番犬のためになるか考える
とくに、心を鬼にしてしつけをするは「私にはできない!」と思う方も多いと思います。
しかし、上記の3つのポイントを抑えられれば「しつけに対しても真剣に向き合える」し「吠えないしつけをするベース」ができるはずです。
まずは、あなたがチワワを飼ったときに、吠えないようにするため「しつけが簡単」という先入観から捨てるようにしてみてくださいね。
なぜチワワが吠えやすいと言われるのか?本当の理由3選まとめ
今回のまとめはこちらです。
まとめ
- 体が小さいから
- 過保護になりやすいから
- しつけが簡単だと思っているから
やはり、どこまでいっても「飼い主の飼い方」が犬に与える影響が大きいということが、今回のポイントです。
「チワワが吠えやすい!」と言われないためにも飼い主さんの意識から少しづつ変えていきたいですね。
私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!