散歩に行かなくてもいいって聞いたこともあるけどどうなんだろう?
詳しく知りたーい!
そんな疑問を解決していきます!
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犬が散歩に行くべき理由3選を徹底解説!
あなたはペットショップなどでこんなことを言われたことはありませんか?
「小型犬なら散歩に行かなくていいですよ!」
「散歩はワンちゃんに必要ないですよ!」
結論から言います。
それはウソです!
店員が無理やり犬を売ろうとするために言っている、デタラメです。
そんなペットショップは2度と行かないようにしましょう!
とくに、これから初めてワンちゃんを飼う方は、犬を散歩に連れて行かないと間違いなく愛犬を不幸にします。
私は6年以上ペット業界にいますが、実際に散歩がうまくできず後悔している方をたくさん見てきました。
そこで、今回は「【犬の散歩は必要?】犬の散歩に行かないと犬が不幸になる理由3選」について紹介していきます。
「犬の散歩の必要性がわからない」「これから犬を飼いたい」方に向けて解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
散歩に行くべき理由①:散歩の必要性とメリット
私はこれまで、数千人のお客様とお話ししてきましたが、なぜかこんなふうに思っている方が多くいらっしゃいます。
「トイプードルなら散歩はいらないんですよね」
「家の中で運動するなら散歩は必要ないですよね」
結論から言います。
「犬を飼うならどの犬種でも散歩は必要不可欠」です。
なぜなら、散歩に行くことで犬だけでなく飼い主にもメリットが多いからです。
例えばこんなメリットです。
散歩に行くメリット
- 本能的欲求を満たせる
- ストレス解消になる
- 運動不足解消になる
- 社会化の勉強になる
- 問題行動を減らせる
よく「散歩は犬を運動させるため」と思っている方が多いですが、決してそれだけではありません。
散歩で他のワンちゃんと出会ったり、外の匂いや音などの刺激に触れたりなど散歩に行くことでしか学べないことがたくさんあるんです。
つまり、散歩は「犬が飼い主と共存していくために必要なメリット」が多くあるということです。
逆に言うと、散歩に行かないとこれらのメリットを十分に得られません。
その結果「もっと早く散歩に行っておけばよかった...」と後で後悔することになります。
散歩の必要性やメリットをしっかり理解した上で、散歩に行く習慣をつけるようにしましょう。
散歩に行くべき理由②:散歩に行かないと起こる問題行動
「散歩は犬にとって必要なもの」とお話ししましたが、散歩に行かないと問題行動が起きることがあります。
しかも、散歩中に起こる問題だけでなく普段の生活の問題行動につながることもあります。
例えばこんな問題行動です。
問題行動
- 犬や人に吠えるようになる
- 外が怖くて歩けなくなる
- 犬と遊ぶのが苦手になる
- 家の中のものを壊す
- 肥満になりやすい
もちろん、これらすべての原因が「散歩に行かない」ことだけではありませんが、原因の一つには十分なります。
当然ですよね。
散歩に行かなければ、家族以外の人間や他の犬と接する機会がほぼなくなります。
その結果、他人に怖くて吠えたり、他の犬と遊べなくなるのは当たり前のことです。
しかも、ずっと家の中に拘束されるので、生活もマンネリ化しがちです。
すると、刺激を求めて家の物を壊すようになったり、運動量も減るので太りやすくなります。
つまり、散歩に行かないということは「犬にとってのメリットがほとんどなく犬の生活の質を劇的に落とす行為」なんです。
さらに言うと「犬を不幸」にしています!
ですので、散歩に行かないことでの「デメリット」や「問題行動」を考えた上で、散歩に行くか行かないかを判断してくださいね。
散歩に行くべき理由③:散歩は人と暮らしていくために必要なしつけ
いきなりですが、あなたに質問です。
あなたはどちらのワンちゃんの方が可愛がられると思いますか?
A、家族以外の人や外で会う犬に牙を向けて吠えて、噛みつこうとする犬
B、どんな人や犬でも自分から近づいて「なでて!」とアピールしてくる犬
おそらく、ほとんどの人が「B」と答えるのではないでしょうか。
犬を飼うということは、人間社会で犬と生活していくことになります。
しかし、外出するたびに愛犬が吠えたり噛みつこうとすれば、周囲に迷惑をかけたりご近所トラブルになる可能性もあります。
最悪の場合、他人を巻き込む大きな事故につながりかねません。
そこで、散歩に行くことでしつけをしながら事故などのリスクを減らす必要があるんです。
普通に考えれば、「あの犬はしつけがなってない!」と飼い主だけでなく愛犬までバカにされるより、「この犬は本当にいい子だね!」と褒められる方が絶対に嬉しいですよね。
もちろん、散歩に行けば必ずしも「B」のようになるわけではありません。
しかし、散歩に行けば犬が人間の社会で生活していく上で、必要な「スキル」や「基礎」が間違いなく多く身につきます。
そうすれば、他の人に「いい子だね!」と可愛がってもらえるし、飼い主も安心していろんな場所に連れて行けます。
散歩は「犬が人と上手く暮らしていくために必要なしつけ」なので必ず行くようにしましょう。
犬の散歩の時間と注意点
結論から言うと、犬の散歩の時間は「犬種」や「年齢」によって異なります。
例えば、小型犬の「トイプードル」と大型犬の「ゴールデンレトリバー」では体力が違います。
また、0歳の「子犬」と15歳の「老犬」では運動量も違いますよね。
それも踏まえて、大体の散歩の目安はこんな感じです。
・小型犬 約20分 週に3~5回
・中型犬 約40分 できれば毎日
・大型犬 約1時間 できれば毎日
「絶対に○分の散歩に行かなきゃ行けない!」と言う決まりはないので、愛犬の体調や年齢と相談しながら、散歩の時間や頻度は調整してください。
散歩の注意点
散歩に行く際に注意して欲しいポイントがあります。
それは散歩に行く時間を決めすぎることです。
散歩に行く時間を決め過ぎると、後で後悔する可能性があるからです。
例えば、飼い主が毎日朝の7時に散歩に行くようにします。
すると、犬は飼い主が起きてからの準備や日の出の時間などを覚えて、散歩に行くタイミングを覚えます。
その結果、犬は「朝の7時に散歩に行く」と言う習慣がつきます。
一見問題ないようにみえますが、習慣化しすぎると散歩に行く前に、ソワソワするようになったり、ひどいと吠えるようになることもあります。
毎日必ず散歩に行けるならいいのですが「大雨」や「飼い主の体調」などで散歩に行けないときもありますよね。
しかし、犬にはそんなの関係ありません。
飼い主は、仕方なく散歩に行ったり、犬が吠えるのを我慢しなければいけなくなります。
散歩の解決策
散歩の時間はランダムに行くのがオススメです。
例えば「今日は早く起きたから散歩行こうかな」とか「夕食まで時間あるから軽く行こうかな」とかですね。
散歩に行く時間は、決めすぎない方が習慣化しづらいです。
そうすれば、犬に振り回されることなく、あなたのペースで散歩に行くことができます。
犬が主体ではなく飼い主が主体で散歩に行くように意識してみてくださいね。
きっと、お互いが気持ちよく散歩に行けるようになるはずですよ!
【犬の散歩は必要?】犬が散歩に行くべき理由3選【犬が不幸になります】まとめ
今回のポイントはこちらです。
まとめ
- 散歩は犬と飼い主が共存するのに必要
- 散歩に行かないと犬を不幸にする
- 散歩は犬に必要なしつけ
- 散歩の時間は犬種や年齢によって違う
- 散歩の時間はランダムがいい
散歩は大変なイメージがありますが、犬にとって必要なしつけです。
散歩をすることで、問題行動を予防するなど、犬にも飼い主にもたくさんのメリットがあります。
あなたが犬と快適な生活を送るために、散歩は大きなキッカケにもなります。
ぜひ、この記事をきっかけに「散歩」をポジティブに捉えてもらえると嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせるよう心から応援しています。
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!