でも飼いにくい犬種って何がいるんだろう...
初めて犬を飼うから不安だなー...
詳しく教えてー!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- これから犬を初めて飼おうと思っている
- 犬初心者が飼いにくい犬種を知りたい
- どの犬種を飼えばいいか迷っている
文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
犬を初めて飼う人が飼いにくい犬種5選を徹底解説!
いきなりですが、あなたは「飼いやすい犬種」と聞くとどんな犬種を思い浮かべるでしょうか?
おそらく多くの人は「トイプードル」や「チワワ」などの犬種を思い浮かべるんではないでしょうか?
ネットやユーチューブなどでも調べれば、多くの人が「飼いやすい」って言ってますよね。
では、反対に「飼いにくい犬種」と聞くとどんな犬種を思い浮かべるでしょうか?
「飼いにくい犬種」は結構人によってバラバラな意見が出てくると思います。
しかし、私は7年以上ペット業界にいますが、飼い主さんから「飼いにくい」「大変」などの意見が多く上がる犬種に偏りがあることに気づきました。
その犬種を飼ってる飼い主さんの話を聞くとこんなことを言う方が多かったです。
「こんなに大変だとは思ってなかった…」
「まさか、こんなふうになると予想もできなかった…」
そこで今回は、私の経験をもとに「これは、犬を初めて飼う人だったら明らかに大変だろうなー」という犬種を「飼いにくいポイント」や「理由」などを踏まえて解説していきます。
では、この後の内容がわかりやすいように早速結論をお伝えします。
結論
犬初心者が飼いにくい犬種
1位 ジャックラッセルテリア
2位 柴犬
3位 ミニチュアピンシャー
4位 フレンチブルドッグ
5位 ビーグル
犬初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
飼いにくい犬種5位:ビーグル
「スヌーピー」のモデルでお馴染みの犬種ですね。
昔に比べると、飼っている方は減っていますが、あなたも一度は見かけたことがあるんではないでしょうか?
ただ、個人的にはあまり犬初心者が飼うのはオススメしません。
ビーグルの飼いにくいポイントは以下の3つです。
飼いにくいポイント
- 吠えやすい歴史がある
- 大きくなりやすい(太りやすい)
- しつけが初心者向きではない
順番に詳しくみていきましょう。
吠えやすい歴史がある
元々、ビーグルはウサギを狩るための狩猟犬として使役されていた歴史があり、狩の際は集団で吠えることで、ウサギを追い立てていました。
つまり「吠えることが当たり前の犬種」ということですね。
ですので、しつけを失敗するとメチャクチャ吠えやすい子になってしまうので注意が必要です。
大きくなりやすい(太りやすい)
ビーグルは平均体重が約10Kg前後と言われていて、猟犬の中では比較的小さい犬種と言われています。
しかし、私の経験上体重が10Kgを超えているビーグルちゃんがかなり多い印象です。
むしろ、体が小さいビーグルの方が少ないぐらいですね。
なぜならビーグルは肥満になりやすい犬種なので、十分な運動量が取れないと、すぐにおデブちゃんになっちゃいます。
ですので、もしビーグルを飼う際は体重管理は十分気をつけるようにしましょう。
しつけが初心者向きではない
ビーグルは、実は「警察犬」や「検疫探知犬」として使役されるほど嗅覚が優れており賢い一面を持っています。
なので、飼い方次第では飼い主に非常に忠実なワンちゃんになります。
ただ、犬を初めて飼う人が体重10Kg以上のパワフルな猟犬を完璧にしつけをするのは、なかなか難易度が高いです。
ですので、しつけに自信がある方なら良いですが、自信がない方は別の犬種を検討してみても良いかもしれませんね。
飼いにくい犬種4位:フレンチブルドッグ
ブチャカワで代表的なワンちゃんですね。
このユニークな見た目から、フレブル好きのコアなファンが多いです。
では、フレブルの飼いにくいポイントは何があるのかというとこんな感じです。
飼いにくいポイント
- 体調管理が大変
- 皮膚病、アレルギーになりやすい
- 予想以上にお金がかかる
こちらも順番に見ていきましょう。
体調管理が大変
フレブルは「暑さにかなり弱い犬種」です。
夏場は6月から9月ぐらいまでは冷房は必須です。
散歩も暑い時期は、昼間だと熱中症の危険があるので注意が必要ですね。
初めて犬を飼う方は「これぐらいなら大丈夫でしょ!」と体調管理に対して楽観的に考えてしまう傾向があります。
ですので、体調管理がシビアということは覚えておきましょう。
「皮膚病」「アレルギー」になりやすい
フレブルは、とくに「皮膚病」「アレルギー」が多いです。
飼い主さんの話を聞いても「皮膚病」「アレルギー」を持っているフレブルちゃんは本当に多い印象がありますね。
どの犬種でもなりやすい病気はありますが、フレブルを飼うなら他の犬種よりもリスクが高いということは忘れないようにしましょう。
予想以上にお金がかかる
フレブルは他の犬種と比べても様々な面でお金がかかりやすいです。
体が大きいので「維持費が高い」、病気になりやすい傾向があるので他犬種と比べて「保険料が高い」、体が大きいので薬や手術などの「治療費が高い」など、どうしても小型犬と比べるとお金がかかりやすい傾向があります。
フレブルを飼う前に「小型犬」ではなく「中型犬」としての認識をしっかり持つようにしましょう。
飼いにくい犬種3位:ミニチュアピンシャー
見た目的には大型犬の「ドーベルマン」とよく似ていると言われますが、実はまったく関係ない犬種です。
筋肉質でスマートな見た目がかっこいいですよね。
では、ミニチュアピンシャーの飼いにくいポイントは何かというとこんな感じです。
飼いにくいポイント
- メチャクチャ活発
- しつけが犬初心者向きではない
- 飼いやすいと思ってしまう
順番に見ていきましょう。
メチャクチャ活発
ミニピンんの小さな体からは想像できないぐらい「活発」です。
ミニピンを飼ったら「えっこんなに元気なの?」と思うことは間違い無いでしょう。
運動量だけで言ったら「中型犬」にも引けを取りません。
最低でも毎日30分以上の散歩に加え、家の中でも十分な運動量が取れる環境を用意してあげてくださいね。
しつけが犬初心者向きではない
ミニピンは、見た目が「ドーベルマン」に似ていて賢そうに見えるし、「ドーベルマン」より小さいから扱いやすそうと思いがちです。
しかし、しつけはかなり大変です。
ミニピンは小型犬の中ではかなりパワフルな犬種なので、犬初心者がガッツリしつけをやろうと思うと、相当大変に感じると思います。
なので、しつけに自信がある方なら良いですが、自信がない方は別の犬種を検討してみても良いかもしれませんね。
飼いやすいと思ってしまう
ミニチュアピンシャーは、成犬になっても平均体重が5Kg前後でそこまで大きくなく、子犬の頃は華奢で大人しそうに見えるんで飼いやすいと思われがちです。
しかし、決して騙されてはいけません。
それは、ペットショップで抱っこしている時だけで大人しい姿は「仮の姿」です。
ミニピンを飼っている方の話を聞いて「うちの子すごく大人しいんです!」とか「メチャクチャ飼いやすいです!」という方を、私はほとんど聞いたことがありません。
犬初心者の方には決して「飼いやすい!」とは言えないので、お迎えする際はしっかりと飼えるかどうか検討するようにしましょう。
飼いにくい犬種2位:柴犬
日本人なら誰もが知っている「柴犬」ですが、なんとなく飼いやすいイメージがありますよね。
しかし、個人的に初めて犬を飼う人にはあまりオススメしません。
その飼いにくい理由はこんな感じです。
飼いにくいポイント
- 想像以上に毛が抜ける
- 想像以上に体が大きくなる
- 想像以上にしつけが大変
順番に解説していきます。
想像以上に毛が抜ける
これは、あなたが想像しているよりも本当に毛が抜けます。
とくに柴犬を飼ったことがない方は、全然想像できないと思うので、一度「柴犬 抜け毛」で画像検索してみてください。
「抜け毛でもう1匹柴犬ができちゃった」などの画像があるので、参考になると思います。
柴犬は犬種の中でも抜け毛の量はトップクラスなので、覚悟するようにしましょう。
想像以上に体が大きくなる
そのままの意味で、柴犬は想像以上に体が大きくなります。
体が小さい子は体重が8Kg程度の子もいますが、大きいと体重が15Kgになる子もざらにいます。
ペットショップでは、まだ子犬なので想像しづらいのですが、子犬の見た目に騙されて飼うと「あれ、想像よりめっちゃ大きくなるんだけど…」となる可能性が高いです。
なので、もし柴犬を飼うなら「柴犬は体が大きくなるもの」だと理解しておきましょう。
想像以上にしつけが大変
柴犬のしつけの難易度は、初心者にはかなり高いです。
イメージ的に、柴犬は飼い主に忠実でしつけをしやすいと思われがちですが、それは飼い主が「しつけの主導権」をしっかり握れてる場合です。
過保護になりすぎたり、しつけを失敗すると、言うことを聞かなくなり「都合の良い飼い主」に認定されてしまいます。
ですので、柴犬はしつけに自信がない犬初心者の方には、難易度が高いので心得ておきましょう。
飼いにくい犬種1位:ジャックラッセルテリア
テレビCMや映画などで見たことがあるんではないでしょうか?
メディアで使われることが多いので、穏やかで飼いやすいイメージを持たれやすいですが、まったくそんなことはありません。
犬を初めて飼う方なら、個人的には1番オススメしない犬種です。
ジャックラッセルテリアが飼いにくいポイントはこんな感じです。
飼いにくいポイント
- キツネを狩る歴史がある
- 無限の体力を持っている
- 破壊王
詳しく見ていきましょう。
キツネを狩る歴史がある
小型犬の猟犬は、基本的に「ネズミ」や「アナグマ」などの体の小さい小動物を狩るために使役されていましたが、ジャックは違います。
ジャックはキツネを狩るために使役された犬種なので他の狩猟犬と比べてもかなりパワフルです。
体の大きいキツネと渡り合うために必要な「力」「執着心」「根気強さ」を持っているので、慣れていない方はそのエネルギッシュさについていくのがやっとかもしれません。
まずは、ジャックラッセルテリアは小型犬の中でも特殊な歴史があることを覚えておきましょう。
無限の体力を持っている
無限というと「それは言い過ぎでしょ!」と言われるかもしれませんが、私は半分本気で「無限の体力」があると思っています。
もちろん、老犬になってくるにつれて体力は衰えていきますが、それを差し引いても体力がギンギンに溢れかえっている子が多いですね。
飼い主さんがいると延々と遊びたがるので、犬を初めて飼う方はその体力に圧倒されてしまうでしょう。
もし、ジャックを検討するなら「有り余る体力を十分発散できる環境」と「遊びに付き合ってあげられる飼い主の体力」が必要になってくるので、覚悟しておきましょう。
破壊王
その言葉の通り、ジャックは家具や物をなんでも壊す子が多いです。
私の知る限りジャックを飼ってる飼い主で家の物を壊されてない人はいなかったってぐらいのレベルですね。
ジャックを飼ってる飼い主さんに話を聞くと、結構おもしろくていろんな呼び名がありますね。
「破壊王」「小さな悪魔」「暴君」など、明らかに犬につける呼び名じゃないです。
もちろん「しつけ」をしっかりしてあげれば大丈夫なんですが、犬初心者の方が問題なく「しつけ」をできるのは小型犬の中ではトップクラスで大変に感じると思います。
ですので、もしジャックを飼いたいなら「破壊王」ということを理解しつつ、仮にしつけを失敗しても最後まで向き合っていける自信があるかどうかをしっかり考えてくださいね。
【この犬種はやめておけ!】犬を初めて飼う人が飼いにくい犬種5選まとめ
今回のまとめはこちらです。
まとめ
犬初心者が飼いにくい犬種
1位 ジャックラッセルテリア
2位 柴犬
3位 ミニチュアピンシャー
4位 フレンチブルドッグ
5位 ビーグル
もちろん個体差はあるので「この犬種が絶対飼いにくい!」と言うわけではありません。
ただ、上記の犬種は事前に知識を知っておかないと、実際に飼った後に大変な思いをする可能性がかなり高いです。
ですので、自分の環境で本当にその犬種を変えるかどうかを必ず確認するようにしてくださいね。
今回も私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!