いろいろ種類がありすぎてどれを買えばいいか分からない...
誰か詳しく教えて!
そんな疑問を解決していきます!
【ペットショップ店長が教える】犬用コームブラシ(くし)おすすめ4選を徹底解説!
愛犬の毛玉の予防や体についたゴミを取り除くなど、様々な役割を果たしてくれるのがスリッカーブラシです。
ワンちゃんを飼ったら、お手入れのために一本は持っておいて損はないです。
しかし、いざスリッカーブラシを買おうと思ってもこんなふうに思われる方が多いです。
- そもそもスリッカーブラシが必要なのか分からない...
- 種類がありすぎてどれを買えばいいか分からない...
- いろんなタイプのブラシがあって何が1番いいのか分からない...
安心してください!
この記事では、犬初心者のあなたがスリッカーブラシを買うに当たって何に気をつけて買えばいいのかを詳しく解説していきますので、最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
犬用コームブラシって何?使う目的・メリットは?
始めに犬用コームブラシとはどんなものか簡単に解説します。
犬用コームブラシって何?
見た目はこんな感じです。
細い歯が直線状に並んだクシですね。
一般的には毛玉や被毛のもつれをチェックするときに使います。
ちなみに写真のコームは、半分だけ目が粗く、半分は目が細かくなっています。
粗目で「体」「背中」などの体全体、細目で「顔まわり」「しっぽ」などの細かい場所をブラッシングすると効率よくできますよ。
他にも柄が付いているものや体についたノミ取りに特化したコームもあります。
あなたの目的や犬種に合わせて、コームを選んでくださいね。
犬用コームブラシを使う目的メリットは?
ワンちゃんを初めて飼う方に、よくこんなことを言われます。
「コームブラシって必要なさそう」
「コームブラシは買わなくても問題ないよね」
確かに、一見コームブラシは必要なさそうに感じますが、たくさんのメリットがあります。
例えば、こんな感じです。
コームのメリット
- 毛玉ができているか確認できる
- 被毛のもつれを確認できる
- 抜け毛を予防できる
- 被毛についたノミ・ダニを除去できる
- 被毛についた汚れやゴミなどを除去できる
- 皮膚に異常がないか確認しやすくなる
- 愛犬とのスキンシップになる
- 皮膚・被毛が刺激され血行促進につながる
毛玉や被毛のもつれだけでなく、抜け毛の予防や体に付いたちょっとした汚れもとることができるんです!
とくに、長毛種での毛玉の有無や被毛のもつれの確認は、目ではわかりづらい細かいところまでチェックできるので、お手入れに重宝しますよ。
犬用コームブラシが必要な犬種は?
続いて、犬用コームブラシが必要な犬種について解説していきます。
結論から言うと、全犬種に使用をオススメします。
有名な犬種で言うとこんな犬種ですね。
- トイプードル
- チワワ
- ダックスフンド
- ポメラニアン
- マルチーズ
- 柴犬
- ヨークシャーテリア
- ミニチュアシュナウザー
- シーズー
毛が抜けない犬種は、毛玉の有無や毛のほつれの確認に使います。
毛が抜ける犬種は、抜け毛の予防や健康管理に役立ちます。
ですので、ワンちゃんを飼ったら一緒にコームを1本買っておくと安心ですよ。
短毛種の犬種にコームは必要?
こちらも初めて犬を飼う方によく聞かれるのですが「毛が短いワンちゃんにコームは必要?」かどうかという質問です。
結論から言うと、必須ではないですがあった方がいいです。
毛が短い犬種は毛玉ができる心配がないので、コームで毛玉の有無やほつれの確認は必要ありません。
しかし「毛が短いから何もお手入れしなくていいや!」と思ってしまうのは危険です。
皮膚トラブルがあっても気づくのが遅くなったり、毛の根本にノミ・ダニがついていても放置してしまう可能性があります。
お手入れが必要なさそうな毛が短い犬種だからこそ、コームを使ってのお手入れが必要です。
日頃からコームでのお手入れをしておけば、愛犬の小さな変化にも気づきやすくなります。
毛が短い愛犬でもコームのお手入れは欠かさないようにしましょう!
犬用コームブラシの使い方
続いてはコームブラシの使い方を解説していきます。
コームブラシの持ち方
利き手の、親指、人差し指、中指で軽く握りましょう。
力を入れすぎると、毛玉に引っかかったときワンちゃんが痛がるので、クシの重みで毛をとかすようにしてくださいね。
コームによっては、柄がついているものもあるので、自分にあったコームを選びましょう。
コームブラシの使い方
コームブラシの使い方は下の記事で詳しく解説しているので、興味があればどうぞ。
毛玉を予防できるブラッシング方法やスリッカーブラシの使い方なども一緒に解説してあるので、参考になると思います。
【ペットショップ店長が教える】犬用コームブラシ(くし)おすすめ4選
では、犬用コームブラシはどんなものを買えばいいのでしょうか?
ペット業界に5年以上いる私が「犬初心者の方にオススメできる!」と思ったコームブラシを紹介していきますね。
コームブラシおすすめ2選
岡野製作所 『高級両目金櫛 小』
使いやすいコーム!犬初心者の強い味方!
私が始めにオススメするのは岡野製作所の高級両目金櫛の小サイズです!
岡野製作所のコームブラシは使いやすさに定評があり、トリマーさんでも愛用している方が多いです。クシのときやすさもスムーズで、初心者の方でも扱いやすいです。
クシは粗目と細目が一体型になっているので、状況に応じて使い分けられるのも嬉しいですね。サイズも小、中、大があるので愛犬の大きさに合わせて選ぶこともできますよ。ちなみに、小型犬なら小でも十分です。ワンちゃんの体重が10kgを超えたら、中、大がオススメですよ。
ただし、持ち手が柄ではないので慣れるまでは少々てこずるかもしれません。しかし、慣れてしまえば使い勝手はかなり良いのでオススメの1本です。
対象犬種 | 長毛種、短毛種 |
サイズバリエーション | 小、中、大 |
本体のサイズ | 29×154㎜ |
ペティオ 『プレシャンテ 粗め&細めコーム ペット用』
持ち手が嬉しい!初めてのコームにうってつけ!
私が2番目にオススメするのはペティオのプレシャンテ粗め&細めコームです!
コームの目が粗目と細目になっているので、部位によって使い分けられるのも良いですが、持ち手がグリップタイプなので初めての方でも扱いやすい構造になっています。値段もお手頃で手が出しやすく、初めてチャレンジしてみるコームにもってこいですよ!
ただし、サイズがワンサイズしかないので、犬種や体の大きさによって合わせられないのがデメリットです。しかし、小型犬ならこのサイズでも十分対応できるので「とりあえず初めてだからお試しで使ってみたい!」と言う方にはオススメです。
慣れてきたら、先ほど紹介した岡野製作所の両目櫛に変えるのもアリですよ。
対象犬種 | 長毛種、短毛種 |
サイズバリエーション | 1サイズのみ |
本体のサイズ | (幅X奥行X高さ) :1.2×3.5×16.9cm |
ノミ取りコームブラシおすすめ2選
ペティオ 『プレシャンテ のみとりコーム 柄つき ペット用』
柄つきで安心!ノミをしっかり取り除く!
ノミ取りコームでオススメする1つ目は、ペティオのプレシャンテのみとりコーム(柄つき)です!
ピンの部分はステンレスでできているので、錆びにくく丈夫な作りになっています。ノミに抵抗がある方は、柄つきなので手などにノミが付着するリスクを減らすことができるのも嬉しいですね。値段もお手頃価格の割に「ノミがしっかり取れる!」と評判なので、オススメですよ。
ただし、柄がついているぶん強引な力で被毛をとかそうとすると、ピンが曲がったり壊れやすいので、ゆっくり丁寧に扱うようにしましょう。
対象犬種 | 長毛種、短毛種 |
サイズバリエーション | 1サイズのみ |
本体のサイズ | (幅X奥行X高さ) :1.7×7.6×20cm |
岡野製作所 『高級ノミ取り櫛 小』
安心の岡野クオリティー!抜群の使いやすさ!
次にオススメするのが、岡野製作所の高級ノミ取り櫛小サイズです!
安いコームはピンが壊れやすかったりしますが、岡野製作所のコームはピン1本1本がしっかりしており、ちょっとの力じゃ壊れない頑丈な作りになっています。目が細かく丈夫なので、ノミだけでなく「ノミの糞」や「犬の細かいフケ」も取れたりします。
値段は少々高いですが、安いコームを何度も買い換えるぐらいなら、質の高いコームをずっと1本使う方がお得ですよ。「コーム選びで失敗したくない!」と言う方にはオススメです!
ただし、ピンの素材はステンレスではないので、水気が残っていると錆びる原因になりやすいです。使用後は、水気を拭き取りしっかり乾燥させるなどのケアを必ず行いましょう。しっかりケアをすれば、これ1本で数年使うことができますよ。
対象犬種 | 長毛種、短毛種 |
サイズバリエーション | 小、大 |
本体のサイズ | 33×67㎜ |
【ペットショップ店長が教える】犬用コームブラシ(くし)おすすめ4選まとめ
以上が「【ペットショップ店長が教える】犬用コームブラシ(くし)おすすめ4選」の内容になります。
一見必要なさそうなコームブラシですが、愛犬の健康を保つためには必要な用品です。
「毛玉の有無の確認」や「ノミ取り」などはコームブラシなしでやろうと思うと、かなりの労力がかかります。
時間の有効活用や愛犬の負担を考えたときに、コームブラシが1本あると非常に便利なので、これを機に1度コームを使ってみてはいかがでしょうか?
他にもワンちゃんを飼う上で必要な用品のオススメも紹介しているのでよかったら参考にしてみてくださいね。