でも、イヌとネコってどっちが飼いやすいのかな?
自分にはどっちが合ってるんだろう...
誰か詳しく教えてー!
そんな疑問を解決していきます!
こんな方におすすめの記事
- これからイヌかネコを飼おうと思っている
- イヌとネコどっちが飼いやすいか知りたい
- イヌとネコどっちが自分に合ってるか知りたい
文章が面倒ならYouTubeでどうぞ!
結局イヌとネコどっちが飼いやすいのかを徹底解説!
このテーマ、これまで私がペット業界にいて数えきれないくらい質問されてきました。
この記事を見ているあなたも、ワンちゃんとネコちゃんどっちを飼おうか迷われたことが一度ぐらいはあるんではないでしょうか?
イヌとネコどちらもカワイイですが、実際に自分が飼おうと思うとかなり悩みますよね。
そこで、今回はこれからワンちゃん・ネコちゃんを飼おうと思っている方に向けて、あなたにどちらが合っているのかをわかりやすく解説していきます。
では、この後の内容がわかりやすいように早速結論をお伝えします。
結論
<犬が飼いやすい理由>
- 抜け毛が少ない犬種を選べる
- コミュニケーションが取りやすい
- しつけがしやすい
<犬がオススメな人>
- 相棒のような存在が欲しい人
- 常にペットと一緒にいたい人
- 「かまってちゃん」の人
- 小さいお子さんがいる人
- 積極的に思い出を作りたい人
<ネコが飼いやすい理由>
- 世話をすることが少ない
- 体臭が少ない
- 飼い主との距離感がラク
<ネコがオススメな人>
- 一人暮らしの人
- 自分の生活リズムを乱したくない人
- 一定の距離感を保ちたい人
- 清潔感を大切にしたい人
- しつけに自信がない人
イヌ・ネコ初心者の方に向けて、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
イヌが飼いやすい理由
まず初めに犬が飼いやすい理由から解説していきます。
全部で3つあるので順番に解説していきますね!
抜け毛が少ない犬種を選べる
この「抜け毛問題」は多くの人が気になるところだと思います。
こんな人は少なくないですよね。
- 「家の中に抜け毛があるのは絶対嫌だ!」
- 「抜け毛があるぐらいなら動物は飼わない!」
しかし、ネコちゃんは一部を除いてほとんどの猫種で毛が抜けてしまいます。
なので基本的にネコちゃんを飼ったら抜け毛問題から逃れることが出来ません。
ちなみに、抜け毛があると普段の生活でこんなことが起きます。
抜け毛があると起きる問題
- 抱っこすると抜け毛がビッシリ服に付く
- 常に床が毛だらけになる
- いくら掃除機をかけても抜け毛がなくならない
- 外出時はコロコロが必須
- 食べ物に抜け毛がメッチャつく
抜け毛が気になる人なら、家出をしてしまうかもしれませんね。(笑)
しかし、ワンちゃんなら問題ありません。
なぜならワンちゃんには「毛が抜けにくい犬種」がいるからです。
ちなみに、ペットショップでよく見かける毛が抜けにくい犬種はこんな犬種ですね。
- トイプードル
- シーズー
- マルチーズ
- ヨークシャーテリア
- ミニチュアシュナウザー
- ビションフリーゼ
これらの犬種なら抜け毛が少ないので抜け毛のあるネコちゃんに比べたら、かなり飼いやすく感じると思います。
ただ、ここで注意して欲しいのは「抜け毛が少ない犬種」であって「抜け毛がない犬種」ではありません。
「毛が抜けにくい犬種」でもブラッシングなどをすれば毛は抜けますし、抜け毛が0と言うことはありません。
なので、そこは勘違いしないようにしてくださいね!
コミュニケーションが取りやすい
個人的にワンちゃんは、ペットの中でもダントツでコミュニケーションが取れる動物だと思っています。
ネコちゃんでもコミュニケーションは取れなくはないのですが飼い主さんからのコミュニケーションが一方的だったりすることが多いです。
「言ってることを聞いてるけど聞いてない」みたいな感じですね。
歴史から見ると、元々ネコの祖先は単独で狩りや生活をしていたので、コミュニケーションがそもそも必要なかったことが原因だと考えられています。
逆にワンちゃんは飼い主とのコミュニケーションが「相互的」にとれることが多いですね。
飼い主の反応を見てワンちゃんも反応することが結構あります。
こちらも歴史から見ると、犬の祖先はもともと群れで生活をしており、お互いにコミュニケーションを取りながら狩りなどをしていました。
そのためコミュニケーションを取るのが当たり前にできると言うことですね。
では、コミュニケーションが取りやすいと何が飼いやすいかと言うとこんな感じです。
飼いやすい理由
- 感情が読みやすい
- 伝えたいことを伝えやすい
- 体調の変化などがわかりやすい
ただし、コミュニケーションがしやすい故に、飼い主をうまく操ろうとすることもあります。
例えば「ワガママを言う」「わざと体調が悪いふりをする」「わざとトイレを失敗する」などをすることもありますね。
コミュニケーションが取りやすいからといって、ワンちゃん任せにしてしまうと危険です。
飼い主が「犬の言いなり」になってしまうこともあるので、気をつけてくださいね!
しつけがしやすい
ワンちゃんはネコちゃんに比べるとしつけがしやすいです。
ネコちゃんはどちらかというと「本能的」に行動することが多いです。
例えば、ネコは基本的にトイレの場所をしつけなくても決まった場所でやってくれます。
ネコは敵に居場所を知られないために砂の上で排泄をして、砂を排泄物にかける習性があるからですね。
そのためネコちゃんは「飼い主に言われたからやる」のではなく「自分がしたいからする」の傾向が強いですね。
なので、比較的飼い主のしつけがしづらいのがネコちゃんです。
一方、ワンちゃんは「学習的」に行動することが多いです。
例えば、最初はトイレができなくても飼い主が教えてあげれば、徐々にトイレができるようになります。
他にも「おすわり」「マテ」などの飼い主の指示も聞けるようになります。
ワンちゃんは「飼い主が喜ぶからやる」「飼い主に褒められたいからやる」の傾向が強いです。
つまり「飼い主の影響を強く受けやすい」と言うことですね。
飼い方によっては、飼い主に従順な最高のパートナーになります。
ただ、「飼い主の影響を強く受けやすい」としつけがしやすいのは間違いないのですが、いいことだけではありません。
逆に言うと飼い主が適当なしつけをするとワンちゃんも適当な性格になってしまう可能性があるということです。
ですので「しつけがしやすいから犬は飼いやすい」と安直に思うのは絶対にやめてください。
良くも悪くも飼い主の影響を強く受けるので、そこは勘違いしないようにしてくださいね!
イヌがオススメな人
個人的に、ワンちゃんがおすすめな人はこんな人です。
犬がおすすめな人
- 相棒のような存在が欲しい人
- 常にペットと一緒にいたい人
- 「かまってちゃん」の人
- 小さいお子さんがいる人
- 積極的に思い出を作りたい人
先ほども記載しましたが、ワンちゃんはネコちゃんと比べると、飼い主の言うことを聞きコミュニケーションが取りやすいです。
そのため相棒のような存在が欲しい人はワンちゃんとの相性が抜群です。
また、ワンちゃんは良くも悪くも飼い主との距離感が近いです。
なので「どんな時でもそばにいてほしい!」「私に構って欲しい!」と言う人は、ワンちゃんの存在があなたに元気を与えてくれるはずですよ。
そして、小さいお子さんがいる人は、ネコちゃんよりもワンちゃんの方がオススメです。
なぜなら、ネコちゃんは小さい子供の「突発的な行動」や「急に距離を詰めてくる行動」が苦手な子が結構います。
逆に、ワンちゃんはネコちゃんに比べると、子供の予想できない行動に対して比較的受け入れてくれる子が多いです。
なのでワンちゃんの方がお子さんも楽しく一緒に飼えるチャンスが増えるはずですよ。
あとは、積極的に思い出を作りたい人はワンちゃんがめちゃくちゃオススメです。
「散歩」「ドッグラン」「旅行」「しつけ」「犬友達との交流」など、ネコちゃんと比べると圧倒的に外に出る機会が多くなります。
もちろん大変なこともありますが、逆に言うと普段だったらできない思い出をたくさん作ることができます。
なので、ペットと内容の濃い思い出を作りたいならワンちゃんを検討してみるのもアリです!
ネコが飼いやすい理由
続いてネコが飼いやすい理由を解説していきます。
こちらも全部で3つあるので順番に見ていきましょう!
世話をすることが少ない
個人的には、ネコちゃんが飼いやすい理由の圧倒的ナンバーワンが「世話をすることが少ない」からです。
具体的にどれぐらい世話が少ないのかというとこんな感じです。
ネコの世話が少ない理由
- 基本的にしつけはいらない
- 散歩がいらない
- 基本的に放置でいい
- 必要以上に構うと嫌がる
- 1匹いても2匹いても手間が変わらない
先ほども少し記載しましたが、ワンちゃんは飼い主と積極的にコミュニケーションを取ったり、飼い主と一緒に何かをすることが好きな動物です。
また、飼い主がしつけをしたり、散歩に行ったりと「飼い主からアクションすること」が多いのがワンちゃんです。
そのため、どうしてもワンちゃんは「世話が大変なイメージ」を持ってる方がかなりいらっしゃいます。
一方、ネコちゃんは「飼い主からアクションすること」があまりありません。
しつけや散歩は基本的にいりませんし、放置が通常運転です。
むしろ、飼い主から構いすぎると露骨に嫌そうな態度を取ります。(笑)
そのため飼い主が世話をかける必要がないので、人によってはネコちゃんがかなり飼いやすく感じると思います。
また、ネコちゃんは世話をすることが少ないので、多頭飼いしている飼い主さんも多いです。
あなたの周りにも、ネコちゃんを2~3頭飼っている方が結構いるんじゃないでしょうか?
なぜなら、ワンちゃんの多頭飼いは世話がかかる分大変に感じやすいですが、ネコちゃんは1匹いても2匹いても、増える手間がさほど増えないからです。
なので「将来イヌ、ネコに囲まれた生活をしたい!」と言う方も、ネコちゃんの方が現実的に飼いやすいかもしれませんね!
体臭が少ない
ネコちゃんはワンちゃんと比べて体臭が少ないです。
イヌを飼ってて部屋が「犬クサイ」って言う人は結構聞いたことありますよね。
でも、ネコを飼ってて「猫クサイ」って言う人はあんまり聞いたことないんじゃないでしょうか。
実は、ネコちゃんの体臭が少ない理由は、ネコちゃんが「自分でケアをするから」です。
まずそもそもですが、ネコちゃんもワンちゃんも基本的に汗はかきません。
ただ、全身に「アポクリン腺」という汗腺があります。
人だと腋の下にたくさんある汗腺ですね。
この「アポクリン腺」から脂やタンパク質が出たりして、それが酸化することで「ニオイ」の原因になります。
ワンちゃんの場合は、自分でケアをしないので「犬クサさ」に繋がってしまいます。
しかし、ネコちゃんの場合は自分で「毛づくろい」をして体臭を消したり「日向ぼっこ」をして雑菌の繁殖を予防したりしてます。
そのため、ネコちゃんはワンちゃんに比べて体臭が少ないというわけですね。
ただし、ネコちゃんが自分でケアをするからといって、飼い主がネコちゃんのお手入れを全くしなくていいわけではありません。
「皮膚病」「歯周病」「排泄物の汚れ」などが原因で体臭がクサくなってしまうこともあります。
あくまで、飼い主が普段からネコちゃんの様子を見てあげて、最終的に飼い主がケアしてあげてくださいね。
飼い主との距離感がラク
ネコちゃんは、ワンちゃんに比べると距離感が絶妙な距離にいる子が多いです。
例えばこんな感じですね。
ネコの絶妙な距離感
- 呼んでも来ないけど放っておいたら近くに来る
- 飼い主が作業に熱中してる時に限って邪魔してくる
- 普段近くにいないのにご飯の時だけすごい勢いでくる
- 飼い主が寝てる時に足元で寝る
- 近くに来ないけど同じ空間にいようとする
こうやってみると、猫ちゃんは素直じゃないですよね。(笑)
ワンちゃんは飼い主に「とにかく構って!」の子が多いですが、ネコちゃんは「私の自由にさせて!」っていう感じですかね。
もう少し言うと「飼い主のことは意識しているけど、あくまで最終決定権は自分だよ!」のスタンスです。
ネコちゃんは飼い主に左右されない自分の芯をしっかり持っている子が多いです。
つまり「自立している」と言うことですね。
下手したら、飼い主がいなくても生きていけるんじゃないかって思うぐらい、自分がしっかりしているネコちゃんが多いですね。
ワンちゃんは飼い主にベッタリなりがちなので、その距離感が人によっては「重い」と感じてしまう人もいます。
逆に、ネコちゃんなら必要以上に飼い主が介入しなくていいですし、ネコちゃんも必要以上に飼い主に介入してきません。
なので「自分の時間をしっかり取りたい人」は、ネコちゃんがものすごく飼いやすいと思いますよ。
ネコがオススメな人
個人的にネコちゃんがオススメな人はこんな人です。
ネコがおすすめな人
- 1人暮らしの人
- 自分の生活リズムを乱したくない人
- 一定の距離感を保ちたい人
- 清潔感を大切にしたい人
- しつけに自信がない人
1人暮らしだと、どうしても自分1人で世話ができるのに限界があります。
仕事をしながら、病院に行ったり散歩をしたりなどは結構負担が大きいですよね。
そのため1人暮らしの人はワンちゃんに比べて世話が少ないネコちゃんの方がオススメです。
ちなみに、私のお客さんや知り合いの一人暮らしは、猫ちゃんを飼ってる割合が圧倒的に多いですよ。
また「自分の時間を大切にしたい人」もネコちゃんがいいでしょう。
良くも悪くもワンちゃんは「散歩」や「しつけ」など、ネコちゃんに比べて「時間をとって向き合わなければいけない」ことが多いです。
そのため「自分の生活リズムを大事にしている人」や「自分の距離感を大切にしたい人」は、ネコちゃんだとストレスを感じにくいと思います。
そして、地味にオススメな人が清潔感を大切にしたい人ですね。
基本的にワンちゃんは「トイレ」を覚えさせないと、部屋中でうんちやおしっこをしてしまいます。
しかし、ネコちゃんは砂で「トイレ」をする習性があるので、しつけをしなくても「トイレ」で排泄をしてくれます。
なので「部屋の中をキレイに保ちたい人」はネコちゃんがオススメです。
あとは、しつけに自信がない人もかなりオススメです。
ワンちゃんはしつけを失敗してしまうと「噛みつき」や「無駄吠え」などのトラブルになるリスクがあります。
しかし、ネコちゃんは良くも悪くも本能的な習性が多く「しつけ」がほとんどいりません。
なので「しつけが心配な人」でも比較的安心してネコちゃんをお迎えしやすいと思います。
結局イヌとネコどっちが飼いやすいのかを現役ペットショップ店長が解説!まとめ
今回のまとめはこちらです。
イヌが飼いやすい理由
- 抜け毛が少ない犬種を選べる
- コミュニケーションが取りやすい
- しつけがしやすい
イヌがおすすめな人
- 相棒のような存在が欲しい人
- 常にペットと一緒にいたい人
- 「かまってちゃん」の人
- 小さいお子さんがいる人
- 積極的に思い出を作りたい人
ネコが飼いやすい理由
- 世話をすることが少ない
- 体臭が少ない
- 飼い主との距離感がラク
ネコがおすすめな人
- 一人暮らしの人
- 自分の生活リズムを乱したくない人
- 一定の距離感を保ちたい人
- 清潔感を大切にしたい人
- しつけに自信がない人
私の独断と偏見にまみれていましたが、これからワンちゃんを飼おうと思っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
あなたがワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせることを応援してます!
他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!