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子犬の留守番時間は長くても大丈夫なの?【家を14時間空けても大丈夫です】

2021年4月1日

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犬の留守番時間は長くても問題ないの?【家を14時間空けても大丈夫です】

悩む女性
子犬を飼いたいけど「留守番」がちゃんとできるか心配...

留守番はどんなことに気をつければいいの?

詳しく知りたーい!

 

そんな疑問を解決していきます!

子犬の留守番時間は長くても問題ないのか徹底解説します!

犬を初めて飼う方のほとんどが持っている不安。それは「犬の留守番」です。

 

犬を飼う以上、愛犬を1人で留守番させる場面は必ず出てくるでしょう。確かに、留守番中はワンちゃんが倒れていないか、ケガをしていないか不安になりますよね。

 

私は5年以上ペットショップに勤めていますが、こんなお客様を何百人もみてきました。

  • 犬が1人になる時間が多くなるから飼えない...
  • 犬を家で留守番させておくと不安...
  • 犬の留守番中に何かあったら心配...

 

けど安心してください!

 

確かに、留守番中に気をつけなければいけないポイントはありますが、しっかり環境を整えれば、お迎えしたばかりの子犬でも問題なく留守番ができます。

 

これまで、300頭以上のワンちゃんをお客様にお迎えしてもらった私が断言します。

 

本記事では、具体的な留守番のやり方や対策ポイントを詳しく解説していきますので、最後までご覧になってくださいね!

 

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よっしー(@yosy_blog

こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!

 

目次

 

子犬は留守番中に1人でも大丈夫なの?

犬は留守番中に1人でも大丈夫なの?

そもそも、子犬は留守番中に1人にしても大丈夫なのか心配ですよね。

結論をいうと問題ありません。

 

おそらく、初めてワンちゃんを飼う方は、こんなふうに思われていると思います。

「犬を飼うなら常に誰かが家にいなければいけない!」
「犬がかわいそうだから人がいなきゃダメでしょ!」

 

まったくそんなことはありません。

 

もし、つねに人がいる環境でしかワンちゃんが飼えないなら、犬の飼い主は「仕事を退職した人」「専業主婦」「自宅でつねに仕事ができる人」しか飼えないことになります。

 

あなたの周りで犬を飼っている人は、そんな人しかいないでしょうか?

 

私は5年以上ペットショップに勤務していますが、一人暮らしでも犬を飼っているスタッフやお客さん、家を留守にする時間が多い共働きのカップルを何百人も見てきました。

 

あなたが思っている以上に、子犬は1人でいても問題なく過ごせるので安心してください。

 

ただし、子犬は留守番をさせても問題ないですが、子犬が安心して過ごせる環境は大前提です。

「留守番させるのが心配...」と言う気持ちを持っているあなたなら、ワンちゃんのことを第一に考えられるはずです。

 

子犬が安心して留守番ができるように、どんな環境を作っていけばいいかを順番に解説していきますね!

 

よっしー
子犬の留守番は不安になりますが、飼い方次第でいくらでも対策できます!

 

子犬の留守番の時間は何時間まで大丈夫?

犬の留守番の時間は何時間まで大丈夫?

結論から言うと14時間お家を空けても大丈夫です。

 

大手のペットショップでは、生後2〜3ヶ月の子犬を扱っているところが多いですが、24時間スタッフが常駐しているところはありません。店舗によって異なりますが、朝の8時ごろにスタッフが出勤し夜の21時ごろには帰宅するでしょう。

 

私の知っているショップでは、夜の20時から翌朝の10時までスタッフが来ないところもあります。つまり、ワンちゃんは約14時間1人の時間を過ごしていることになります。けれども、翌日にワンちゃんが倒れていることはありませんし、出勤の度に病院へ連れて行くこともありません。(少なくとも私のペットショップはそうでした。)

 

なので、生後2〜3ヶ月の子犬を飼ったとしても14時間程度お家を空けても問題がないと言えます。

 

ちなみに、私は5年以上ペット業界にいますが、お客様から留守番中に子犬が倒れて亡くなった話は一度も聞いたことがないです。

 

「でも、子犬を1人にしたらかわいそうだよ!」
「そんな飼い方をしたら動物虐待だ!」

こんなことを言う方もいらっしゃるかもしれません。

 

しかし、むしろ留守番をさせないと、こんなデメリットがあります。

留守番をさせないデメリット

  • 留守番ができなくなる
  • 飼い主に依存してしまう
  • 飼い主が甘やかしすぎる

 

上記の3つは、ワンちゃんを生涯飼っていくことを考えると、飼い主さんと愛犬に大きな負担になります。

 

「あのときやっておけばよかった...」と後悔する方を何百人もみてきているので、子犬のうちから留守番させておくことをオススメしますよ。

 

よっしー
子犬でも14時間の留守番ができると思うと、気持ちが楽になると思います!

 

子犬の留守番中の不安3選と対策

犬の留守番中の不安3選と対策

これまで犬の留守番時間に関して解説しましたが「まだ留守番が心配...」と言う方が多いと思います。

留守番は時間だけでなく、他にも様々な心配があります。そこで、子犬を初めて飼う飼い主さんが、特に心配になる不安の原因3つをご紹介します。

不安の原因は下の通りです。

子犬の留守番中の不安3選

・留守番中に体調をくずさないか不安
・留守番中にケガをしないか不安
・留守番中に吠えないか不安

1つづつ解説していきます!

 

留守番中に体調をくずさないか不安

「留守番中に体調をくずさないか」の不安は、お客様から1番質問される不安の原因です。

 

「留守番中に倒れたらどうしよう...」
「帰宅したら倒れてるのが怖い...」

とくに子犬のうちは体が小さいので、こんなふうに思いますよね。

確かに心配な気持ちはわかりますが、対策をすればリスクを最小限にできます。

 

例えばこんな対策があります。

  • 子犬のお迎えの前に健康診断はしてあるか確認をする
  • 子犬のお迎えの前に体調はくずれていないか確認する
  • 外出前はフードを完食したか確認する

 

それぞれ解説していきますね。

 

子犬のお迎えの前に健康診断はしてあるか確認をする

もちろん健康診断をしてあるからといって、お迎えした後に100%体調をくずさないわけではありません。

 

しかし、お迎えする子に疾患や遺伝子病などはないのか、今まで治療歴はないのかは確認ができます。

お迎えした後に気をつけるべき病気があるのかないのかを知るだけでも、飼い主さんの気持ちの負担は大きく減りますよ。

 

お迎えするワンちゃんを守ることにもつながるので、お迎え前に健康診断の確認は必ず行うようにしましょう。

 

子犬のお迎えの前に体調はくずれていないか確認する

子犬は新しい環境の変化やストレスに弱い子が多いです。

 

子犬を新しいお家にお迎えした後すぐに、体調をくずしたり下痢をすることはよくあります。なので、お迎えの前はできるだけ子犬が元気な状態でお迎えすることが望ましいです。

 

お迎え前は、ブリーダーやペットショップに「治療が終わって元気な状態になったらお迎えしたい!」と伝えるようにしましょう。

 

外出前はフードを完食したか確認する

子犬が体調をくずす原因の一つが低血糖です。

 

頭に糖分が足りなくなって倒れてしまう病気で、最悪死に至ることもあります。しかし、フードの給餌量を適量与えれば倒れることはまずないです。

私のペットショップでも食事の時間が夜と朝で14時間空きますが、ワンちゃん達が倒れたりすることはないです。しかし、フードを1食抜くと子犬のうちは低血糖のリスクが高まります。

 

そのため、とくに子犬のうちは外出前はフードを完食したか必ず確認するようにしましょう。

 

よっしー
子犬が体調をくずさないようにできることをしてあげましょう!

 

留守番中にケガをしないか心配

2番目に多い心配が「留守番中にケガをしないか」です。

確かに、子犬が1人で留守番をしていると、いかにもケガをしそうな感じはしますよね。

 

結論から言うと、留守番中はサークルの中に入れておけば大丈夫です。なぜなら、サークルの中に入れておけばケガをする要素がほとんどなくなるからですね。

 

留守番中に子犬がケガをする理由は、主にこんな原因があります。

  • イスやソファーなどの高い場所から落ちてしまう
    →骨折や捻挫
  • 床に落ちているゴミや人の食べ物などを飲み込んでしまう
    →腸閉塞や誤飲事故
  • 電化製品などの配線コードを噛んでしまう
    →感電や誤飲事故

 

これらは、ワンちゃんを部屋の中で自由に留守番させることで起こる原因です。

とくに、子犬は何にでも興味がある子が多いので、高いところに登ろうとしたり、なんでも口の中に入れたがります。

体もできあがっていない子犬ならケガをするのは当然ですよね。

 

しかし、サークルの中なら、高い場所から落ちることはないですし、ゴミなどを食べたりコードを噛むこともなくなります。

留守番中はサークルの中に入れておくだけでケガのリスクをほぼ0にできるので、ケガが心配な方は必ずサークルに入れるようにしましょう。

 

よっしー
サークルの中のお留守番なら、飼い主さんも安心して外出できます!

 

留守番中に吠えないか心配

お迎えしたばかりの子犬が、留守番中に吠えないか心配な方もかなりいらっしゃいます。

留守番中にずっと吠えてると、ご近所さんにも迷惑がかかりますしワンちゃんもかわいそうですよね。

 

では、なぜ子犬が留守番中に吠えるのか?

「飼い主さんにかまって欲しいから」です。

とくに、お迎えしたばかりの子犬は、新しい環境で不安になりがちで、1人の時間を寂しく感じやすいです。そのため、飼い主は子犬がかまいすぎないようにしつけをする必要があります。

例えばこんなしつけがあります。

  • 子犬が1人の時間を作ってあげる
  • 子犬が鳴いてもかまわない

 

それぞれ解説していきます。

 

子犬が1人の時間を作ってあげる

お迎えしたばかりの子犬だと、ずっと一緒に遊んだり抱っこをしたり、とにかく一緒にいたくなります。

 

しかし、ワンちゃんも飼い主さんとつねに一緒だと、一緒にいるのが当たり前になってしまいます。

すると、飼い主と離れるのが寂しく感じやすくなり、留守番中に過剰に鳴いたりしてしまう原因になります。

 

お迎えしたばかりでも、子犬が1人の時間を作ってあげてください。

例えばこんな感じです。

  • 人がいても1時間はサークルの中で1人の時間を作る
  • 犬をサークルに入れたら、その部屋から10分いなくなる
  • つねに誰かが犬にさわるのをやめる

 

1人の時間は習慣をつければ必ず慣れていくので、子犬のうちから実践してあげてくださいね。

 

子犬が鳴いてもかまわない

あなたは子犬が鳴いてもかまわない自信はありますか?

 

ほとんどの方がこう言います。

「絶対無理です(笑)」
「100%かまいます(笑)」

 

気持ちは痛いほどわかるのですが、子犬が鳴いてかまってしまうと「鳴けばかまってくれる!」と思うようになります。

ワンちゃんは賢いので、どんどんエスカレートしていき、始めは静かな鳴き声が「キュンキュン」→「ワンワン」→「ギャンギャン」の順に激しくなっていくんです。

 

1番大切なのは「鳴いても意味がないよ」としつけることです。

例えばこんなしつけがあります。

  • ワンちゃんが鳴いても絶対に無視をする(顔も合わせない)
  • 鳴きやんだら近くに行き褒めてあげる(フードをあげてもオッケー)
  • 1回や2回じゃ覚えないので、1ヶ月〜2ヶ月かかる気持ちでしつける

 

留守番中に鳴くか鳴かないかは、子犬のうちのしつけや習慣に大きく影響します。

 

子犬のうちから鳴いてもかまわないクセをつけておくと、後で必ずラクになりますよ。

 

よっしー
留守番中に子犬が吠えるかどうかは飼い主さんのしつけ次第です!

 

子犬の留守番時間は長くても問題ないの?【家を14時間空けても大丈夫です】まとめ

犬の留守番時間は長くても問題ないの?【家を14時間空けても大丈夫です】

以上が「子犬の留守番時間は長くても問題ないの?【家を14時間空けても大丈夫です】」の内容になります。

 

「子犬の留守番」と聞くと不安に感じると思いますが、環境を整えてあげれば不安の種はほとんど無くすことができます。

それは難しいことではなく、飼い主さんのちょっとした意識や飼い方で解決ができてしまいます。

 

この記事を読んでいただくほど意識が高いあなたなら、きっとできるはずです。

 

ぜひ、この機会にワンちゃんとのペットライフを考えてみてはどうでしょうか?

 

この記事をご覧になって、子犬の留守番に関して少しでもわかってもらえたら嬉しいです。
あなたが、ワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせますように。

他にも個人的にオススメなワンちゃんの用品もご紹介しているので興味があれば参考にしてくださいね!

 

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