種類が多すぎてどれを買えばいいかわからない...
誰か詳しく教えて!
そんな疑問を解決していきます!
【ペットショップ店長厳選】犬用シャンプーおすすめ7選を徹底解説!
「愛犬がお散歩で汚れてしまった...」「ウンチやおしっこが体についてクサい...」なんてことは、よくあります。
そんなとき、お家でシャンプーができればとても楽ですよね!
しかし「いざ、シャンプーをしよう!」と思っても、こんなふうに思う方が多いです。
- シャンプーの種類が多すぎてどれを買えばいいかわからない...
- 結局どのシャンプーがいいのかわからない...
- そもそもシャンプーの方法がよくわからない...
安心してください!
本記事では、シャンプーを選ぶ際に何に気をつけて買えばいいのか、シャンプーのタイプや目的などを詳しく解説していきますので、最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
そもそも犬用シャンプーは必要なの?人用シャンプーじゃダメ?
結論から言うと、犬用シャンプーを使うのがオススメです。
理由としては、こんな感じです。
- 犬の皮膚は人間と比べて1/3程度の薄さしかないのでデリケート
- 洗浄力が高い人用シャンプーを使うと、皮膚トラブルになる可能性がある
- そもそも人用シャンプーは人用に作られているので、犬のことを考えて作ってない
これまで「人用シャンプーを使っても問題なかったよ!」と言う飼い主さんもいらっしゃいましたが、シャンプーによっては刺激が強すぎて皮膚炎を起こしたり、乾燥肌になりフケが過剰に出てしまうこともあります。
犬用シャンプーは犬の体を考えて作られたシャンプーです。
シャンプー代を節約して愛犬が体調を崩してしまうと、治療費が余計にかかり本末転倒ですよね。
犬用シャンプーを使えば、体調を崩すリスクを最小限にできるので、必ず犬用シャンプーを使うようにしましょう!
犬用シャンプーにはどんなタイプがあるの?
犬用シャンプーと一口に言っても、様々なタイプがあります。
愛犬の体質や体調に合わせて使わないと逆効果になることもあるので、シャンプーのタイプは把握しておきましょう!
美容シャンプー
愛犬の皮膚に異常などがなければ、とりあえず美容シャンプーを使用すればオッケーです。
汚れを落とすだけでなく、アロマ成分が配合されて香りがついているものや、毛並みをフワフワ・サラサラにする成分が多く含まれていたりします。
愛犬の目的に合わせて、好みのものを選びましょう。
薬用シャンプー
薬用シャンプーは、主に「細菌」「カビ」などの皮膚トラブルの予防や治療に使われることが多いです。
普通にペット用品売り場に売られていますが、薬用シャンプーの種類は豊富で「抗菌性」「抗真菌性」などがあります。
症状にあったシャンプーを使わないと、効果がなかったり逆効果になることもあります。
薬用シャンプーを使う際は、1度かかりつけの病院に相談してから使うようにしてくださいね。
低刺激シャンプー
低刺激シャンプーは、無添加や刺激性の高い成分を使っていないものが多いです。
肌に対しての刺激を考えて作られているので「子犬」「高齢犬」「敏感肌」など皮膚がデリケートなワンちゃんに安心して使うことができますよ。
子犬や高齢犬だと、刺激性が高いシャンプーは皮膚の負担になるので、愛犬の成長に合わせて使うのもアリですよ。
しっとりタイプのシャンプー
しっとりタイプのシャンプーには、うるおい成分が多く含まれています。
そのため、「乾燥肌」「敏感肌」のワンちゃんにオススメですよ。
人間でもそうですが、乾燥をすると皮膚がカサカサし被毛がパサパサします。
とくに、冬場は湿度が低くなるため影響を受けやすいので、愛犬の状態に合わせながら使いましょう。
さっぱりタイプのシャンプー
さっぱりタイプのシャンプーは、皮脂や汚れをしっかり落とす成分が多く含まれています。
主に「シーズー」「フレンチブルドッグ」「ヨークシャーテリア 」など脂性肌の犬種にオススメです。
湿度が高い梅雨の時期などは、さっぱりタイプのシャンプーを使うと愛犬も快適に過ごせますよ。
ドライシャンプー(水を使わないシャンプー)
あまり聞き慣れないドライシャンプーですが、水を使わずに体を洗うことができるシャンプーです。
「泡タイプ」「粉タイプ」「シートタイプ」などがあり、汚れの程度や愛犬の体調に合わせて使い分けることができます。
主に「水を使ってのシャンプーを嫌がる子」「高齢犬」「病気の治療中で体を洗えない子」に使うことが多いですね。
ちょっとした汚れなら、わざわざ全身をぬらさなくてもドライシャンプーを使ってきれいにできるので、個人的にはオススメです。
【ペットショップ店長厳選】犬用シャンプーおすすめ7選
では、5年以上ペット業界にいる私がオススメする犬用シャンプーを7つご紹介します。
A.P.D.C. 『ティーツリーシャンプー』
20年以上愛されている!使いやすいナチュラル系シャンプー!
私が始めにオススメするのはA.P.D.C.の「ティーツリーシャンプー」です!
A.P.D.C.は、シリーズ累計150万本以上出荷されているブランドなので安心して使用できます。天然のティーツリーオイルを使っているシャンプーで、1999年の誕生以来ずっと愛され続けています。
ちなみに「ティーツリー」とは、原産国であるオーストラリアで、薬事法で使用が認められているほど、抗菌作用や消臭作用に優れ、消炎や免疫促進においても効果が認められている植物です。保湿成分が配合されているので、被毛にうるおいを与え、しっとり、ふわふわにさせたい方にオススメです!
全犬種に対応しているので、どのワンちゃんでも使えるのも嬉しいですね。
内容量 | 250ml・500ml |
成分 | ティーツリーオイル、紅藻エキス、ヒアルロン酸ナトリウム、ユーカリオイル、ローズマリーオイル、ラベンダーオイルなど |
原産国 | オーストラリア |
ハッピーピーター 『オーガニック ホホバとティーツリーのシャンプー』
プロのトリマー愛用!天然成分にこだわったシャンプー!
次に私がオススメするのはハッピーピーターの「オーガニック ホホバとティーツリーのシャンプー」です!
「レモンユーカリ」「ラベンダー」などの虫除け効果や、「エミューオイル」「フコイダン」などの保湿効果が期待できる天然成分が7種類も含まれており、愛犬に負担の少ないシャンプーになっています。
シャンプー中はラベンダーの香りがふんわりただよいリラックスできますが、洗い流し後は香りが残らないのでニオイに敏感な愛犬でも使いやすいです。
着色料無添加、ノンシリコンなのでワンちゃんのことを徹底的に考えられて作られたシャンプーです!
「初めてのシャンプーでどれを使ったらいいか迷っている...」と言う方には、個人的にかなりオススメですよ。
内容量 | 250ml・500ml・2L |
成分 | オーガニックホホバ油、ティーツリー、レモンユーカリ、ラベンダー、オーガニック フコイダン(海藻エキス)など |
原産国 | 日本 |
フジタ製薬 『薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー』
殺菌効果の高い薬用シャンプー!
次にオススメするのは、フジタ製薬の「薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー」です!
その名の通り「酢酸クロルヘキシジン」という成分が入っており、細菌やカビなどを殺菌・予防する効果が期待できるシャンプーです。動物病院でも治療目的で処方されることが多いですが、予防目的で常用で使っている方も多いですよ。
シャンプーだけでなく、コンディショナー成分も配合されているので、仕上がりがまとまりやすいのも使いやすいポイントです。
ただし、薬用シャンプーなので初めて使用する際は、1度かかりつけの獣医師に相談してから使うようにしましょう。使い方によっては、皮膚トラブルになることもあるので注意が必要です。
内容量 | 200g |
成分 | 酢酸クロルヘキシジン0.5%など |
原産国 | 日本 |
PAL&I 『犬用シャンプー オーガニック』
オーガニックにこだわった!愛犬に優しいシャンプー!
次にオススメするのが、PAL&I の「犬用シャンプー オーガニック」です!
9種類の無添加とオーガニック認証成分を配合しておりワンちゃんに優しい低刺激なシャンプーになっています。
さらに、このシャンプーは水で薄めずに使えるので、サッとシャンプーができるのも初心者の方には扱いやすいポイントですね。(大体のシャンプーは水で○倍に薄めてから使うことが多いので、慣れないとちょっと大変です。)
「愛犬の体に優しくてシャンプーの成分にこだわりたい!」という方にオススメです。
内容量 | 300ml |
成分 | 水、セージ葉エキス、ローズマリー葉エキス、ボタンエキス、アルテア根エキス、フユボダイジュ花エキス、アルニカ花エキス、ラベンダー油など |
原産国 | 日本 |
ラ・ファミーユ 『犬用シャンプー』
子犬からシニア犬まで使える!アミノ酸系シャンプー!
5番目にオススメするのが、ラ・ファミーユの「犬用シャンプー」です!
「鉱物」「シリコン」「石油系原料」「着色料」の4つの成分が無添加なので、ワンちゃんの地肌に優しく低刺激なので子犬からシニア犬まで使うことができます。
さらに、ヒトの高級シャンプーに多く使われる「アミノ酸系洗浄成分」が使われているため、リンスなしでも毛質がさらさら・ふわふわに仕上がるのも嬉しいポイントですよ。
「愛犬の肌が敏感で、とにかく優しいシャンプーを使いたい!」という方にオススメです。
内容量 | 250ml |
成分 | チャ葉エキス クマザサ葉エキス カミツレ花エキス ラベンダー花エキス ローズマリー葉エキス ヤシ油 アミノ酸洗浄成分など |
原産国 | 日本 |
キリカン洋行 『ノルバサンシャンプー0.5(動物用医薬部外品)』
低刺激で安心!消臭・殺菌に優れた薬用シャンプー!
次にオススメするのが、キリカン洋行の「ノルバサンシャンプー0.5(動物用医薬部外品)」です!
「細菌」や「真菌」に優れた殺菌効果を示す「クロルヘキシジン酢酸塩」が配合されているシャンプーで、多くの動物病院でも治療目的で使われています。
「クロルヘキシジン酢酸塩」は刺激性が低いので子犬やシニア犬でも使用できます。さらに、コンディショナー入りなので、洗い上がりもフワフワに仕上がるのが嬉しいですね。
体を痒がったり、ベタついたり、体臭がキツくなったワンちゃんにオススメです。
ただし、こちらは薬用シャンプーですので自宅で使用する際は、行きつけの動物病院に相談してから使うようにしてください。使用方法を誤ると逆効果になることもあります。
内容量 | 200ml |
成分 | クロルヘキシジン酢酸塩、ヤシ油脂肪酸アミド、ラウリン酸ジエタノールアミドなど |
原産国 | アメリカ |
LION 『水のいらない リンスインシャンプー 泡 フローラルせっけんの香り 愛犬用』
水を一切使わない!簡単お手入れシャンプー!
最後にオススメするのが、LIONの「水のいらない リンスインシャンプー 泡 フローラルせっけんの香り 愛犬用」です!
洗剤や歯磨きなどで有名な「LION」が販売している水を使わないシャンプーです。
プッシュすると泡がそのまま出てくるので、直接体や汚れた箇所にふきつけて、タオルなどでサッと拭けばシャンプー終了です。
「散歩に行ったら足が汚れた...」「お尻周りに少しウンチがついてる...」などの場合、水のいらないシャンプーを使うと飼い主さんのお手入れの手間とワンちゃんの負担をグッと減らすことができます。
全身シャンプーと水を使わないシャンプーを状況によって上手く使い分けるのがオススメですよ。
内容量 | 200ml×3 |
成分 | 精製水、エタノール、クレンジング剤(食品添加物)、洗浄剤(食品添加物)、被毛保護剤、グリシン、除菌剤(グレープフルーツ種子抽出エキス)など |
原産国 | 日本 |
犬のシャンプー方法はどうやるの?
「犬用のシャンプーはどれを選べばいいかわかったけど、シャンプーのやり方がわからない...」
安心してください、正しいワンちゃんのシャンプー方法を解説していきます。
ポイントはこんな感じです。
- 道具の準備
- ブラッシング
- 予洗い
- シャンプー
- すすぎ
- リンス
- タオルドライ
- ドライヤーで乾かす
けっこう、手順が多いですよね。
しかし、シャンプーは正しい方法でやらないと、ワンちゃんに大きな負担がかかります。
そこで正しいシャンプー方法を下の記事で詳しく解説しているので、よかったら参考にしてください。
シャンプーに必要な用品も解説しています。
【ペットショップ店長厳選】犬用シャンプーおすすめ7選【初めての方向け】まとめ
犬用シャンプーには様々な種類があることがわかっていただけたと思います。
7つのシャンプーをオススメしましたが「絶対にこのシャンプーがいい!」ということは言えません。
あくまで、愛犬の「肌質」や「年齢」「健康状態」に合わせたシャンプー選びが大切です。
愛犬や獣医師さんとしっかり相談した上で、シャンプーを選んであげてくださいね。
他にもシャンプーに必要な用品のオススメも紹介しているのでよかったら参考にしてください。