家をボロボロにされない方法は何があるのかな?
詳しく知りたーい!
そんな疑問を解決していきます!
子犬を飼った後に家をボロボロにされないための方法5選を徹底解説します!
「ワンちゃんを飼ったらお家の中で放し飼いにして自由に遊ばせたい!」と思う方は多いのではないでしょうか?
愛犬が、家の中で走り回ったり、遊んでいる姿は見ているだけで癒されます。
しかし、ワンちゃんを自由にさせすぎると、家を傷つけられたり、家具を壊されたり、家の中をボロボロにしてしまうこともよくあります。
「新築一年目なのにもう床に傷がついた...」
「買ったばかりの家具がもう壊された...」
精神的ダメージは、かなり大きいですよね。(笑)
私は5年以上ペットショップに勤めていますが、こんなお客様をたくさん見てきました。
- 家を新しく買ったばかりだから犬はまだ飼えない...
- 床や家具は傷つけたくないから飼いたくない...
- 家をボロボロにされずに飼う自信がない...
しかし、ワンちゃんの生活に合わせた環境作りや飼い方をすれば、そんな心配を大幅に減らすことができます。
本記事では、具体的な家をボロボロにされない方法や対策ポイントを詳しく解説していきますので、最後までご覧になってくださいね!
執筆者紹介
よっしー(@yosy_blog)
こんな私が、ペット業界にいるからこそお話しできる視点でわかりやすく解説します!
家をボロボロにされる原因は何があるの?
始めに、犬に家をボロボロにされる原因を見ていきましょう。
主な原因は下の通りです。
それぞれ簡単に解説していきます!
洗濯物などを壊される
洗濯物や小物などはワンちゃんが大好きです。
とくに飼い主さんの匂いがついているものは、ワンちゃんが嬉しくなり噛んだり舐めたりすることが多いです。
飼い主さんの目を盗んで、洗濯物を自分のサークルの中に持って行ったり、スリッパを無我夢中でかじっていることなんてよくあります。
「自分のお気に入りの服がボロボロにされた...」
「さっき買ったばかりの雑貨がもう壊された...」
こんな話は飼い主さんからたくさん聞きます。
地味にやられるとショックなのが、洗濯物や雑貨などを壊されることですね。
壁を汚される
男の子のワンちゃんを飼っている方に多いのが、壁を汚されることがあります。
なぜ男の子かと言うと、男の子は足上げおしっこ(マーキング)をする子が多いからです。(女の子でもする子はいます)
近年、外飼いではなくお家の中でワンちゃんを飼うことが主流になってきました。そのため、家の中でのマーキング問題が昔に比べて増えてきているんです。
「新築の壁におしっこの臭いがついてしまった...」
「おしっこの色が壁に染み付いてしまった...」
胸の痛くなる経験をしている方も結構いらっしゃいます。
壁を汚されるのは、精神的ダメージがトップレベルで大きいです。
床を傷つけられる
ワンちゃんに床を傷つけられることもボロボロにされる原因の1つです。
ワンちゃんがフローリングの床で遊ぶと、走り回ったりしたときに床に爪痕がガッツリ残ります。
床がタタミの場合は、タタミを爪で掘って遊ぶ子もいるので、床がけずれて悲惨な姿になります。
「床が傷だらけになってしまった...」
「床を直したいけどどうしようもできない...」
床の傷で悩む方は結構いらっしゃいます。
床は傷つくと治すのが難しいので、泣き寝入りする飼い主さんが多いんです。
家具を壊される
家具をボロボロにされることもよくあります。
室内飼いが当たり前になっている今では、室内で放し飼いにしているワンちゃんは、イスの足をかじって壊したり、ソファーを爪で掘って穴を開けたりする子が結構います。
主にストレスを発散したり飼い主さんにかまって欲しくて家具を壊すことが多いです。
「買ったばかりの家具が1日でボロボロにされた...」
「あんなに高かった家具が見るに耐えない姿に...」
こんな悲しみの声をよく聞きます。
家具は比較的高いものが多いので、壊されたときのダメージも大きいです。
電化製品のコードを噛まれる
電化製品を壊されるのもショックですが、それ以上に愛犬の命に関わるリスクがあります。
通電している電化製品のコードを噛みちぎると、ワンちゃんに感電する可能性が高いです。それだけでなく、火災の原因にもなりかねないので十分な注意が必要です。
さらに、噛みちぎった電気コードを飲み込んでしまうと、喉や消化器官に詰まって命を落とすケースもあるので、必ずやめさせるようにしましょう。
「あのときしっかり対策をしておけばよかった...」
「こんなことになるなんて思わなかった...」
こんな後悔をしないようにしてください。
電化製品のコードを噛まれることは、愛犬の命の危険に繋がるので気をつけましょう。
家をボロボロにされないための方法5選
続いて、家をボロボロにされないための方法5選をご紹介します。
その方法は下の通りです。
1つづつ解説していきます!
留守番中はサークルの中に入れる
留守番中は、サークルの中にワンちゃんを入れておくと家をボロボロにされません。
なぜなら、ワンちゃんに家をボロボロにされるときは飼い主が見ていないときが圧倒的に多いからです。
とくに、留守番中にワンちゃんを放し飼いにしていたり自由な時間が多いと、飼い主が見ていない時間が多くなり、家をボロボロにされる可能性も高くなります。
逆に、飼い主が見ているときはマーキングや家具などを噛んでいてもすぐにやめさせることができるのでリスクは減ります。
サークルの中に入れておけば、ワンちゃんが部屋の中でイタズラなどをすることがほぼ0になるので安心して外出もできますよ。
もし「愛犬の留守番が心配...」という方は、子犬の留守番に関しての記事を書いているので興味があればどうぞ。
家をボロボロにされても無視をする
家をボロボロにされても無視をすることがかなり効果的です。
愛犬が家をボロボロにするときは、大好きな飼い主さんにかまって欲しくてワザとボロボロにすることがよくあります。
例えばこんな感じです。
- スリッパを噛めば飼い主さんがこっちに来てくれる!
- 家具を壊せば飼い主さんがかまってくれる!
- マーキングを壁にすれば飼い主さんが反応してくれる!
原因はワンちゃんが家をボロボロにしたときに飼い主さんが過剰に反応してしまっているからです。すると、愛犬は反応してもらえたことが嬉しくなり、もっと家を壊すようになります。
そのため、愛犬が家をボロボロにする行動をとったら必ず無視をしてください。もしくは、すぐにサークルの中に戻して落ち着くまで一切かまわないようにしましょう。
ボロボロにする行動がクセになっていると直すのが大変です。ワンちゃんをお迎えしたらクセにならないように、飼い始めから無視を心がけてくださいね。
マーキング対策のペット用品を使う
しつけがどうしても上手くいかない場合は、マーキング対策のペット用品を使うのも1つの手です。
<犬用マナーベルト>
犬用のマナーベルトを使えばマーキングをほとんど予防できます。
「家の中でマーキングをして困っている...」「しつけをしても効果がなかった...」方にオススメです。
マナーベルトはたくさんありますが、個人的にはTeamoyのマナーベルトを推しています。オススメポイントはこんな感じです。
おすすめポイント!
- マジックテープで体に取り付けられるので愛犬に適切なサイズに調整できる!
- 伸縮性があるのでわんちゃんの動きにもピッタリフィットしてマーキング漏れを防げる!
- 洗って使いまわせるので使い捨てのベルトよりコスパもいい!
- ベルトのサイズが6種類と豊富なので愛犬の体にあったベルトを使える!
マーキングはクセになってしまうと、基本的にずっと続きます。毎日使うものなら、愛犬の負担とお財布に優しいベルトを使うに越したことはないですよね。
<L型トレー>
マーキングは足を上げてするので、地面より高い場所におしっこがかかります。それを解決するのがL型トレーです。
「いつも同じ場所でマーキングをして困っている...」「しつけをしてマーキングを直したい!」方にオススメです。
L型のトレーならなんでもいいですが、リッチェルのトレーは愛用者が多いです。
おすすめポイント!
- サイズがレギュラーとワイドで選べるので愛犬に合わせられる!
- メッシュトレーがついているので用途に合わせて使い分けられる!
- 折り畳める構造なので使わないときは収納が楽!
無理をしてしつけでマーキングを直すよりも、L型トレーを使ったほうが飼い主さんの負担が相当ラクになるので、「どうしても無理!」と思ったら使ってみてはどうでしょうか。
<ペット用壁シート>
ペット用壁シートを使えば、マーキングで壁に臭いやシミがつくことを根本から防ぎます。
「壁にマーキングするのが習慣になっている...」「壁だけでもマーキングから守りたい!」方にオススメです。
紹介しているのはリンテックコマースのペット壁保護シートです。ネコの爪とぎ予防に使われますが、犬のマーキング予防にも使えます。
おすすめポイント!
- 弱粘性なので使用後も剥がしやすく賃貸マンションや社宅でも使いやすい!
- 強粘性タイプもあるので環境によって使い分けられる!
- 46×100cmで862円とコスパが良いので気軽に使える!(2021年4月現在)
壁シートは壁自体を守るので、絶対に壁を汚されたくないなら1番効果的です。ただし、シートに吸水性はないので、おしっこは壁の下に溜まってしまいます。壁の下に、ペット用のマットやトイレシートなどを敷く必要があるので合わせて使ってみてくださいね。
ペット用のマットを敷く
ペット用のマットを敷けば床を傷つけられたり汚される心配がグッと減ります。
「床に傷がつくのがイヤだ...」「床におしっこのシミや臭いがつくのがイヤだ...」という方にはオススメです。
個人的に強くオススメするのはSANKOの撥水タイルマットです。
おすすめポイント!
- 撥水加工されているのでおしっこが染み込みづらい!
- 30cm×30cmの大きさなので部分的に使いやすい!
- 裏面に吸着加工されてあるのではがれづらい!
- 汚れたら洗濯機で丸洗いできる!
- 床暖房に対応している!
- カラーが11色もあるので家の雰囲気に合わせて選べる!
ペット用マットは床の傷や汚れだけでなく、愛犬の滑り止めにもなるのでケガの予防にもつながります。ワンちゃんを飼うなら敷いておいて損はないので、ぜひ試してみてくださいね。
ペット用のしつけスプレーを使う
ワンちゃんによってはしつけスプレーがかなり効果的な子もいます。
「家具をなんでも噛んで困っている...」「しつけをしても噛むのをやめない...」という方にオススメです。
ぜひ使ってみて欲しいのがビターアップルです。ペットショップやしつけ教室でも使っているところが結構あります。
おすすめポイント!
- 1960年の発売以来、世界で50年以上愛用されている!
- 天然成分のみを使用しているので安心!
- 236mlの大容量なのでコスパがいい!
- スプレータイプなので叱らずにトレーニングできる!
ビターアップルは吹きかけて使うだけなので、初めての方でも簡単に扱えるのが特徴です。
家の中や家具をボロボロにされて余計なお金や時間がかかるぐらいなら、ビターアップルを1本使った方がよっぽどコスパがいいですよ。
犬に家をボロボロにされるのは飼い主の責任です
ここまで家をボロボにされる原因や対策を解説してきましたが、確実に言えることは犬に家をボロボロにされるのは飼い主の責任だということです。
よくこんなことを言う方がいらっしゃいます。
「犬は家をボロボロにするから飼えない!」
「犬は家を汚すからイヤだ!」
本当にそうでしょうか?
犬を飼ったら、家の中を走り回ったりおしっこをすることは当然のことです。それを予防するためのペット用品や知識は、今の時代探せばいくらでもあります。
それなのに「家をボロボロにするのは犬の責任だ!」というのは少し違うのかなと思います。
愛犬が住みやすい環境や家をボロボロにされないしつけをしてあげることは、飼い主の最低限の役割です。
あなたが、ワンちゃんが家をボロボロにして切ない思いをする前に、まずは環境づくりから始めてみてはいかがでしょうか。
【あとで後悔しない】子犬を飼った後に家をボロボロにされないための方法5選まとめ
以上が「【あとで後悔しない】子犬を飼った後に家をボロボロにされないための方法5選」の内容になります。
自分の愛犬でも家をボロボロにされてしまったら、少なからず残念な気持ちになりますよね。しかし、ワンちゃんの責任にしたところで何も解決しません。
飼い主さん自身が自ら動き、しつけをしたり環境を作ってあげなければいけないんです。
大変なイメージがあると思いますが大丈夫です。
始めは誰でも初心者なので、まずはできることから1つずつチャレンジしてみてくださいね。
この記事をご覧になって、少しでもあなたの力になれたら幸いです。
あなたが、ワンちゃんとの幸せなペットライフを過ごせますように。